見出し画像

書道 直庵(筆耕所)



   茅葺きの屋根に刻める壽の文字ニコニコと空眺めをり 丹人


  予 けふの午後 本間玄啄の生家を訪ぬ
  茅葺きの曲がり家なりて 野の樹木草花に溶け込みてあり
  屋根の上見れば文字のありて これ「壽」をくずしたるもの(草書)なり
  家のいやさか祈りて書き入れたる壽の文字いたく慶びてあるを見るもをかし


  本間玄啄(1755~1824)常陸小川下馬場の生まれなり 
     水戸藩医の原南陽に学び医学を極め 
     常陸小川の地に医学研修施設「稽医館」を創立す 
     彼の後継者は水戸弘道館医学館教授となりたる

コメント一覧

あかひと
不思議なる出会い
◇山桜姫 遅きに失する返信お詫び申し上げ候
姫仰せなるとおり 予 武路愚始めて四ヶ月なるも 全国の御方々との貴重なる出会いの数々に感激極まりなし 扉開かれたるを嬉しとおもひて 今後なお一層の精進を誓ひをりぬ 今後とも御交誼お引き回しの程宜敷願い申し上げ候

*竪穴式住居!!とはいとをかし されど この画像が角度にては さやふに見えたるも 仕方なしとおもほゆ いと申し訳なし 深謝!!
山桜
ご縁の広がり
http://yamasakuran.seesaa.net/
 ネットの中のお父さん→山桜→酒徒善人さん、山口ももりさん、幽黙さん…
本当にご縁は不思議ですね^^ 同じように扉が開いていても、そこを
開ける方、開けない方で運命は変わっていく様子を垣間見るようです。

 ところでこのお写真、最初、草原の丘に建つ竪穴式住居かと
思ったのは私だけでしょうか…(^▽^;)
あかひと
無事到着す
◇ももり媛 お晩にござる
媛がメール 無事届きたる いと有難し
あかひと
それはそれは^^
◆善人氏 お晩にござる
高名なる大西良慶大僧正猊下の書なる壽が字あるとは驚きなり 大僧正が御名に この月の予が主題なる「慶」字あるもいとうれしかな
 五月十日武露倶 後日 たっぷりと堪能させていただく所存 謝
山口ももり
メールしました
http://www.geocities.jp/wgwxw444/
どれにしようかなあって楽しく迷います。
酒徒善人
清水寺より
http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/
我が家に「壽」の書があります。
清水寺の大西良慶氏より頂いたものです。
暇なときに私のブログ5月10日を見てください。
あかひと
驚喜乱舞
◇ももり媛 予は驚喜乱舞なり
武路愚にてかやふなる出会いありしこと誰が予想したる哉
いといといといと・・・・嬉しく有難し

下記にメールいただければ幸甚に存候
 tan23@nifty.com

御手数お掛けする事申訳なく忝なく存候
山口ももり
小坂奇石先生の帖幅お手本一杯持っています。
http://www.geocities.jp/wgwxw444/
少しずつ人にせがまれて減っていますがまだ、いっぱいあります。1枚くらいならお分けします。(無料)ももりが死んだら息子たちは紙くず扱いしそうですから。勿論、彰子書とか、桃里書とかは入っていますよ。桃里の名前は小坂先生からいただいたもの。彰子から桃里に代わったのは、さああ、30年以上前です。江口大象先生は、教室が京都だった関係で、あまり知りませんし、好きでも嫌いでもありません。1月1回、京都、錦のお天神様で揮毫してくださるのですが、普通は「墨場必携」から引くんですが、桃里は「赤壁の譜」とか、項羽の詩とかをお願いしましら、先生はいつも、「お、これは赤壁の譜やな」とか「項羽やな」とかおっしゃって大いにうれしかったものです。小坂先生は漢学が深く、谷邊先生は万葉集の生き字引でした。あの巨大な両先生にほんの初期に仕込まれたことはなにごとにも替えがたい財産です。
あかひと
驚嘆なり
◇ももり媛 お晩にござる
媛 かつて谷邊橘南及び小坂奇石に師事したるとは驚きなり・・・
御二方はわが國書道界におきて知らぬ者なきの名手なり 知らぬ者あれば 其 もぐり なり
いやいや 現在の書道界 展覧会の入賞のみを目標として師匠が手本を丸写しするのみを修行とおもひたる極めてあはれにして次元低き世界なり
予もこれに飽き飽きして 野にて唯一人 悠然と過ごしたる
小坂奇石先生 予の最も尊敬する御方の一人なる 芸術院賞恩賜賞受賞作 瞼に浮かびをれり
奇石先生の高弟に江口大象氏ありて 現在日展にて活躍せるも 奇石先生には遠く及ばず 大象氏が作は線にたるみあるがわろし されど章法は流石一流とみる
予 かつて「書源」にも入会したる時期のありき

最近 奇石先生の色紙「浩然之気」を入手せるはうれしきことなる

とにもかくにも 媛 書に深くかかはりたること知りていとうれし いと有難し
あかひと
藁葺美
◆善人氏 お晩にござる
氏が家は代々御地の大尽にして豪壮なる茅葺美の家なると想像せる
建て替へて茅葺きなくなるといへども 其 後世に誇り得る平成の建築なるとおぼゆる
あかひと
辺離寓の意味深し
◆辺離寓氏 お晩にござる
 俗世より離れたる辺境の地に身寄せ置きて世がことどもおもひめぐらし綴りたる」の意沸々と伝わり来たれり 
 予が武路愚 李白西行芭蕉兼好打ち揃いてをりたる如しとは畏れ多きことなるも いと有難くいと嬉し
 辺離寓氏の益々の御健筆を祈ること切なり 
あかひと
野と本の違ひ
◆幽黙氏 お晩にござる
野間玄琢・・・かつて日本史にて学びたるやふな・・・
野と本の一字の違いとはいとをかし
これ 赤人と丹人の如しとおもふは予のみにあり哉
山口ももり
うれしいコメント、どうぞ、喉から手を出してお好きに
http://www.geocities.jp/wgwxw444/
どうぞ、お好きにお使いくださいませ。なんとうれしいことでしょう。書道界から別れて、もう10年以上でしょか。結局、師匠と別れてからのほうが、辞書も引くし、原帖もよく観察し考えます。ももりの自慢は師匠です。谷邊橘南、小坂奇石の超大物の2人に師事したことはこれ以上は無い幸せでした。ももりの父、田中香雲は谷邊橘南の弟子で、日展なんかには入選していましたが、57歳で、ガンでなくなりました。ももりは、すぐ父の師匠の谷邊橘南の門下になり、大変可愛がってもらいました。先生がご病気になられて、回復を待つ間に「どうしても、仮名だけでは書はわからない」と、漢字の小坂奇石先生のところへ。大きな、硯が2つ。たっぷりと墨を磨るのがももりのお仕事で、目近く、先生の揮毫とお話を聞けたのは最高の環境でした。両先生亡き後、兄弟子たちに師事し、書道界に籍を置きましたが挫折。というより、書が展覧会で競うようなものと思えなくなり、お金もなくて退会。若き日、明治の両偉人に親しく触れえたことは無常の幸せだったと思っています。今では、自由に書いています。最近、面白いのが、法帖の読み下し。以前は文字ばっかり、見てましたが、解説書と釈文をつき合わせて何が書いてあったんやろ?と少しずつ読んでいます。十七帖、争座位稿、書譜と読み終え、今、聖教序を読んでいます。でも、なんのことやらワッカラナーイッ!!
酒徒善人
藁葺屋根
http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/
10年前に建て替えた我が家ですが、以前の家は藁葺屋根でした。
今となっては懐かしく思い出すときがあります。
特に親父の兄弟は、建て替えを残念がっていました。
辺離寓(ベリグー)
漢字名
丹人さんの影響を早速受けて、ブログのHNを漢字にしてみました。
「辺離寓」如何でしょうか?
都会暮らしの俗世を離れ、辺境の地に身を寄せて、世の中のことをあれこれと考え綴るという意味を 
込めました。
こちらには、李白も西行も芭蕉も兼好も打ち揃いて
いるような、いにしえの世界を感じます。
友部丹人師はそれら先達の申し子でしょうか?
幽黙
玄琢
本間玄琢という名は初めて知りました
たった一字違いの野間玄琢とは縁がありました
京都鷹峯の玄琢の墓のあるあたりに父親の
煎茶の師匠の大きなセンターのような教場があり
よく出かけておりました
本間玄琢という人もなかなかの偉人の模様
それにしても屋根に壽の字を置くとは面白い
ありきたりに水や宝があるのとは趣が違いますね
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「書」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2025年
2024年
人気記事