自慢の料理をどんな器にどれ位の量をどのように盛り付けるか。これがなかなか難しい。計算し過ぎても駄目でさり気なくやることが重要である。 食欲の落ちてくる夏場は特に器にはこだわりたいものだ。ガラス食器を使って涼しさを演出するとごく普通の料理でも美味しく見えるから不思議だ。器という着物をまとった料理をまず目で味わい酒を飲む楽しみを忘れたくないものである。