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夕べ閉じる花たわわに寒露かな
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後の月蕎麦屋のデザート食べ終えて
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抱き枕まだ要るよと子十三夜
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生き方の違う友居て名残月
旧暦九月十三日夜の月を、後の月、あるいは十三夜、豆名月、栗名月、名残りの月(秋最後の名月。)と言う。
孫娘は、本日、こちらの小学校時代の仲良しグループと、学校で催される秋祭りに行ってきた。
楽しかったようである。
そして、なにやら沢山お菓子を食べたようで、夕飯はあまり要らないと言う。
それなら、じいじはまた飲み会だから、二人でお蕎麦でも食べに行かない?と提案。(ご飯作りたくないからが、ほんとのところ。(笑))
良いねっ!武蔵そばでしょ?
行きたーい!
と即決定。玄関へ先に出た孫。大声で、「凄く綺麗なお月様!今日満月なの?」と聞く。
昨日よりさらにまんまるに近い、美しい月があがっていた。
今日のはね、満月じゃないけど、十三夜の月、豆名月とか栗名月って言うの。秋最後の名月って事。
講釈はあまり聞きたくなさそうだから、お蕎麦屋へと急ぐ。
お腹空いてないと言いながら、おでんも注文。(笑)鴨南蛮とキツネうどん!
蕎麦屋でうどん!
まぁうどん好きだから、そうでしょう。
こちらのソフトクリームが絶品。お腹空いてないけど、やっぱり食べたい。で、二人で美味しくいただく。
外へ出ると、空気がひんやり。
昨夜より冷え込んできたようだ。
近くのセリアで、ノートやらなんやら買い、コンビニで新製品の、カフェ・オ・レピノを買い(笑)帰宅する。
帰ってからは、友だちの事を、いろいろ喋べって、秋の夜長が更けてゆく
仲良しだと思ってた子との、勉強の事、学校生活、プライベートの価値観の違いなど、徐々に変化が見えてきたようで、仲良しの中でも、考えの相違がはっきりしてきて、同じ考えの子同士二人、とか三人とか、なんだかバラバラ…という。
それでも仲間だし、楽しいことは共有できて、共感もできるんだ。
で、今の中学の友だちはちょっと苦手。今話してた子がいなくなると途端に悪口始める。そういうの嫌だなぁ。仕方ないから固まって聞いてるんだけど。
まぁ仲良しの子は優しい子と思うけど…と話しは尽きない。
(難しい年頃に突入したな、と密かに思うばあば。)
そして、今日は「寒露」
二十四節気のひとつ、夜が長くなり、露が冷たく感じられ、朝晩の冷え込みが厳しくなるけれど、空気が澄み、いよいよ秋晴れの過ごしやすい日が多くなる…。秋本番。
暦通りに、なった今夜は、暑がりの孫娘、さすがに、しっかりとお風呂に浸かり、布団も夏布団は卒業、冷感抱き枕も、用済みかと思いきや、抱き枕はいる!ときかない。
そして、沢山歩き遊んで疲れたのだろう、あっという間に寝息を立て夢の世界へ。