


目当て失い 徘徊めく 踏青



背な押して 吹き抜ける風 麦青む


竹の秋 妖精のごと 散りくる葉

紅茶の午後 視界八キロ 霾れり

晴れていて 山影見えぬ 春愁い
いつもより、ほんの少し早起きをした。
おかげで、午前少しだけ時間ができた。
少し前、車から見た藤の花。
鮮やかな紫色。写真に撮りたい、と思っていたけど、歩いたらまあまあの距離。
なかなか時間が取れず、半ば諦めていたが、今日なら行ける!
雨は大したこともなく、朝には上がり、薄い雲があるだけ。
ウォーキングにも最適。
勇んで出かけた…
ところが、すでにほぼ散ってしまっていた。残念…考えたら一週間、いや10日は経っている。
仕方ない。
竹林の道を通り、舞い落ちる葉っぱを撮り。
小さな草花を撮ったり、麦がそよぐ畦道を歩く。
風が心地よい。
11時過ぎに家に帰れば、ちょうど、小学校の入学式に来賓として参列していた夫が帰宅。
お昼のニュースで、九州は、午後から黄砂の飛来に注意するようにと言っている。
それぞれの地域ごとの視界なども発表された。
花粉がそろそろ少なくなり、外干しを考えていたけど、やっぱり今日も無理みたい。
買い物に出ると、ほんとだ!
四方の山が、全く見えない。
まっ、買い物ついでの、ささやかな一人ティータイムは、なんだかいつもより時間が取れた気がする。
ミスドだからかなぁ。(笑)
ちょびっとだけ、早起きしたせいかも。
(藤の花の写真は、一昨年撮影したもの。)