


ちいかわと タッパの届く 夏の朝

厨口 白靴揃え 午前さま


手のひらの 思い出いくつ 蛍の夜

灯りては 闇を深める 蛍かな
金曜は、皆が解放されるようだ。
私は朝から一日中。(笑)
娘や孫たちは
学校と仕事を終えたら、二日間の休み。
きっと一番安堵の夜だろう。
孫娘たちは、父親とホタル鑑賞に出かけたらしい。
夕飯は、くら寿司へ行ったとか。
カメラを忘れて、スマホで撮ったからあまり見えなくて残念だけど…
とLINEを送ってくれた。
確かに…よく見えない💦
でも、凄く綺麗だよ。びっくりしちゃった。いっぱい居る!
明日詳しく話してくれる事だろう。
夕飯弁当のタッパーは、大抵、朝娘が、出勤の際、玄関に置いて行く。
最近は、忙しくて持って来ない日が多かったが。
無理に持って来なくても良い。夕方私が回収するから、と言っている。
今朝は、下の孫が、ばあばにと、ちいかわの折り紙のおまけ付きでタッパーが玄関に置かれていた。
置かれていた…つまり私は、まだ起きていなかった、という。
夫は昨晩、区長の送別会。
帰宅は、12時過ぎ。
飲み会が増えた。
「飲み過ぎないように。年を考え明日の事を踏まえ、12時は過ぎない事。」
神妙に、はいと素直に言うようにはなったが…。
そして12時過ぎるのは、実は随分久しぶり。
夜型、夜更かし族の私だけど、いつ帰るかわからない酔っぱらいを、待つのは精神衛生上良くない。
以前から、12時過ぎたら、先に寝ます!と宣言してるので、さっさと寝る。
12時半頃だろうか、静かに帰って来た夫。
勝手口の鍵を開け、夫にしては静かな所作で、割と短時間で就寝した。
朝は私より、早く起きて、多分娘が来た頃は、玄関を開けていたのだろう。
そして、勝手口には、きちんと揃えた夫の靴!
「昨日はつい遅くなってねぇ…」
(昨日じゃない、今日でしょ!と内心突っ込む。)
言い訳だけで、謝りはしない夫。でもまぁいいでしょう。
勝手口のちんまりと揃えた靴が、反省を物語っていたから。