蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

梅雨寒

2023-06-08 22:52:00 | 日記




























       雨粒の 宝石めきて 青葉冷
























       花榊 揺れて真白き 灯しかな




















       梅雨寒や 花壇に蔓延る 外来種






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夕端居

2023-06-08 01:30:00 | 日記















       紫陽花の 色さだまりし 庭夕べ























       夕端居 ぼぉっと生きて 七十年















       星涼し 夜を徹して 鳴く蛙





紫陽花以外は、俳句とは全く関係ない写真。
獅子唐の白い花と、ストケシア。
元々、「写真俳句」は難しすぎて、手は出せない。
私のは、スマホで撮った写真をほぼそのまんま、五七五にしたり、その日の思いを、俳句仕立てにするためのイメージとして使う。

それにしても、今日のは、あまりに無関係💦
写真と俳句は、一句目を除き、無関係であります。

火曜日の朝、義母の入院する病院の主治医から連絡があり、「容態がかなり悪い。肺に水が溜まり、処置はするものの、いつ急変するかわからない。
ご家族は、今のうちに面会をしてください。」

日曜に、夫と面会した時の義母は、一週間前の時と比べると、少し意識レベルは下がった感じはしていたけれど。

面会は、予約は取らなくてよいですとのこと。
一日、二人だけ、10分間の面会だけど、いつでも面会してください、とのことだった。

義弟二人は、それぞれ、妻あるいは子どもと、面会をしたようだ。

私は、本日、洗濯物を届け、その時に、面会できるか尋ねた。
ナースステーションで、看護師さんたちが相談しているよう。
よいですよ。と面会カードに、署名、続柄、体温などを記入して、看護師さんに案内され、義母の部屋へ。
今までの部屋の、向かいの病室へ移された義母。
顔がまた小さくなった気がする。
「おかあさん。」と何度か呼ぶ。最初の時のように、はい、と言ってくれない。
目も閉じたまま。
それでも、私の喋りに、二、三度頷く。
あくびを3回。
眠いの?には答えず、小さな寝息を立て始めた。
熱もなく、血圧も正常。
ただ、昨日一昨日は、脈も弱く呼吸も浅かった為、緊急に連絡をしたそうだ。

少し持ち直した感じで、少し安堵する。
帰りがけ、土曜日、娘と二人で面会をしたいのですが。とナースステーションで聞いてみた。
13時45分しか、空いてないので、そこで予約とりますね、とおっしゃる。

(昨日の、夫の話では、もう予約なしで、時間もいつでも結構です。だったはず…。)

帰宅して、夫に告げると、「そりゃ、おかしいね、いつでも会ってください、って主治医が言ったのに。」
ただ、今日の義母の様子、私のお喋りに頷いた、には、驚いた様子で、
「昨日は、全く反応がなくて、目は閉じたまま、口は開けたままだった。いよいよ時間の問題かな…と思ったけど。」

良かったり悪かったり、こんなふうな日々が続くのだろう。

頭の隅、心の何処かにいつも不安が住み付いて、鬱々と過ごす毎日。

(私の実の弟は、母と伯母をたった一人で、看取った。
数ヶ月、さぞかし不安であったろう。その労苦は計り知れない。
今更ながら、どれだけ辛かったか。)

私はその点、夫に任せられる事も多々ある。
いつもの生活も、出来る限りして、趣味の俳句も少しはして…。

時々無性に悲しくなったり、不安に押しつぶされそうになったりするのだが。

夫は、それでも、地区の区長としてのスタンスは最優先。
飲み会も欠かさない。ちょっと達観してるなぁと感じるけど。

案外それが、お互い、平常心を保っていられる要因なのかもしれない。



コメント (4)
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