己が樹の下に嵩積む黄葉かな
踏めば靴つつみ込むかな銀杏落葉
晩学に足らぬのびしろ冬の雲
太原(たいばる)の銀杏を、友達と観に来た!と娘から、LINEが入った。
この辺りは、銀杏の木が少ない、と決めつけていた私。知らなかった。
全国3位、福岡県1位の銀杏の名所がある事を。
並木ではなく林、だそう。
この時期は、まさに黄金色の絨毯が敷き詰められたような美しさ、だとか。
休暇を取り、銀杏の名所に行く事を子に(中一の孫娘)に朝伝え、いっぱい写真撮ってくるね!と言ったら、ずるい!私も行きたい!と拗ねたらしい。
孫娘は、楓の紅葉より、銀杏黄葉、黄色い落葉が大好き。
近くの高校の銀杏落葉では、黄金色の絨毯とまでは、到底いかない。
「見たいなぁ、銀杏の黄色いフカフカの落葉の絨毯。」
幾度となく、聞いた言葉。
こんなに近場にあるなら、是非連れて行ってあげてよ。と娘に頼んだ。
本日も暖かな一日だった。
昨日の寒い雨が嘘のような、今朝の青空。
話は変わるけど、昨日、BSのNHKで放映されてた、「プロフェッショナル 17音、言葉の力を信じて〜俳人・夏井いつき〜」
録画を昨夜と今夜にかけて観た。
(途中で目が無理〜となったので(笑))
夏井先生の素の顔も、そして俳句への情熱、これまでの人生、今の暮らしぶりなど、飾りっ気のない人柄など、こんなに満載の放送は初めて観る。
本当に凄い人、凄い俳人なんだと改めて思う。
多忙を極めながらも、ものすごい量の全国から送られてくる投句を余す事なく読む、そして添削。
ネットでの俳句教室の仕事、その日は6700句余りの俳句添削されていた。
全国を駆け回る講演。
人気テレビ番組への出演、etc。
そして勿論自身の句集も作る。
自身の俳句を実際に詠む、書いている場面は、多分初めて見た。
句帳はきちんとは映さないものの、ぐちゃぐちゃに見えた。
(ここに妙に嬉しくなる。一緒にするなんてとんでもないことではあるけど、あっいいんだ!句帳はグチャグチャでも!いやいや私のは句帳なんてシロモノではない、ただのノート。所々に買い物メモ書いたり(笑)でもなんだか嬉しくなった。)でもここから(ここから、じゃなくてここの前も!🥶)が違う。短冊に、筆ペンでサラサラと書いていく。
何枚も何枚も。
俳人てやっぱり凄いなぁ。素晴らしい。プロフェッショナルだねぇ。なんてうっとり。私の文章力では伝わり切れないのがもどかしいけど。🥲💧
何故、俳人の道を選んだのか、などの経緯は…
長くなるので、本日はここまで。
とします。
晩学の伸び代。私にはどうやら、あまりあるとは言えないと自覚の今日この頃。
俳句に限らず。
悲観的な感じではあるけど、そこまでは実は悲観してない。
まぁこんなもんでしょ、くらいかな。
銀杏の俳句、情景が浮かぶようですね。
そうそう、歩くとこう…ふっかふかとね!!
分かるわかるー😆と思いながら読みました。
俳人の方…プロともなるとそういう生活なのですね…。
多くに応えて、
そして自分ともぎりぎりに向き合う、
そんな毎日をお過ごしなのでしょうね。
たんぽぽさんのご紹介でプロの世界を垣間見て、
気持ちがしゃっきりしました。
自分の、こんな程度で頑張ってるつもりになってちゃいけないと思いました。🙏
最後の句、好きです。
上手いっ😄って思いました。
短いなかに、情報量がぎゅぎゅっと詰まっていて、
これは上手いです。
晩節ののびしろ、と冬の雲、と
一見関係ないものを組み合わせるのが、
心の寒さや虚しさ…を思わせて、
すごく、良い❣️と思います❣️
伸び代…、そうですねー。
これ言って良いのか分かりませんが、
そこでね、まあこんなもんでしょ、とか
悲観してない、とか
格好つけちゃう(大したことないしー、
別に気にしてないしー、と言ってみせること)
のは、向上を妨げる、と感じます。
ドロドロにね、努力すること、あがくことが、
カッコ悪いとか思ったりします?
いえね、別にプロになるわけじゃないし、
俳句…とか何か他のが向上なんかしないでも、人生やっていけるし。
プロになれるわけでもないのに、
そんなにぎりぎりを追い求めるって馬鹿みたい…。
まあそうですよね。
でも、もっと先に行きたい!
もっと先の表現をしたい!!という気持ちがなくて、
伸び代もくそもない、と思います。
書いてるうちに何言いたいか分からなくなってきました😅
たんぽぽさんには、この先の表現世界なんて要らないのかもしれない。
だからこんな説明は、ただ怖がらせているだけかもしれない。
そうだとしたら、申し訳ないし、ごめんなさいと思います。
でも、伸び代がない、と少しでも残念に思う気持ちに、
今わたしは話しかけています。
出来なくて、こんちくしょう!!で良いんです。
私には、もっと書けるはずだろぉぉぉおおおお!!!
で良いんです。
その気持ちがなくて、どうして先に行けるでしょう。
身の程を私は知っていますよ、なんて
気取りはおやめなさい。
ただし、その気持ちは、人間関係を変えてしまいます。
あなたは、良い人ではいられません。
いつでも周りを考慮して、
周りにとって都合の良いあなた、ではいられません。
あなたは「身の程」の先に行こうとするからです。
いま、たんぽぽさんの周りがたんぽぽさんを都合よく扱っている、ということではありません。
お話を聞く限り、とても思いやりに満ちた人間関係のなかにいると思います。
でもその人たちを怒らせまい、悲しませまい、と
無意識に恐れて、
私は先など望んでいません、身の程をしっていますから、
と「勝手に」「忖度」しておいでのように思います。
まあそれだけの良い人たちの中でも、
創作を極めようとすると、やっぱりどこかはみ出してしまいかねない、ということはあります。
でもそれはそろりそろりと進んでいけば
大きな衝突にはならないと思います。
説明しきれないので、この辺りで止めておきますが、
創作を極めようとすると、周りの都合に合わせてばかりはいられません。
それは時間の問題だけでなく、
物の見方が変わってくるからです。
そこまでは要らないわ、と思うなら、それも人生です。
でも、大衝突する必要はないんです。
そのメカニズムがわかっていれば、
そろそろと進むことはできると思います。
ともあれ、
まあ気にしてないしー?こんなもんでしょ、
は、自分の伸び代を自らゴミ箱に捨てる行為です。
簡単に言うと、スポーツをやっていて、
トレーニングをしっかりやらないと伸びないのに、
まあこんなもんでしょと手を抜くようなものです。
伸びしろ以前の問題です。
たんぽぽさん、もう少しだけ、わがままになってみませんか。
もう少しだけ。
おそらくあなたのご家族は、もう少しだけあなたが先に進むことを
受け入れられないほどギチギチの人たちではないはずです。
きっとそれだけの人間関係は作ってきただろう、と
ブログで読んで思います。
もちろんどれを優先させるかは人それぞれの選択ですけど…。
わたしもプロに至れてないので、
説得力に欠けているかもしれませんが、思うところを書いてみました。
参考になれば幸いに存じます。
良いお日和をお過ごしください🙏
そんなに親身になって考えてくださるとは。
きちんと読んで、私を取り巻く環境を、理解
してしまった!
驚きです。どきっとするほど言い当ててる。
喧嘩や人を攻撃するのは、避けたい性格。
他人から見たら、善人、あるいは都合のいい人
家族からも、少なからずそういう存在。
それでも随分、変わってきて自己主張するようになってきたのですよ。
最近、夫は「そんな性格だった?前はそんなじゃなかった!」と言う場面が多くなりました。
従順で、何事も逆らわす、家族を最優先した生活。
いつかそこから抜け出したい!ともがいた時期もありました。
でもね、人それぞれ。生まれ持った能力、とか
身の丈ってあるなぁ。それならあまり背伸びしないで
分相応でやるってのは、悪くない。
それが一番良い、とも結論付けたわけじゃないけど。
まかろんさんは、私の欠点を指摘してくださる、唯一の方かも。
家族以外で、ですよ。
友達もたまのお茶友達も、親戚も、そんなふうに叱って、もっと向上心を持ちなさいなんて言ってくれませんから。
まかろんさんは、やはり「もの書き」のプロなんだなぁとしみじみ感じました。
先生に、叱られた感じ、あっ発破かけられた、が適切かな。
そうですね、向上心もだけど、マイナス思考は我が性格の駄目なところ、治したいけどこれがなかなか厄介でして。言い訳も…(;_;)良くするなぁ。
俳句は、自分なりに勉強してます。
伸び代もすこしはある(笑)と自惚れてもいます。
ただ家事、家族はやはりそちらが優先は仕方ない。
俳句はあくまで趣味ですから。
あれれ、これ、まかろんさんへのお返事になってますか?
長い文章が苦手、途中で、はて何書いたっけってなっちゃう💦
まかろんさんとは、決定的に違うところ。
説得力も大で、描写力の長けた文章をお書きになる言わばプロ、ですよね。
まかろんさんの次の作品、楽しみにしてますね。
良い(自分にとって)本を読むのも勉強ですから。
いつも、俳句を読み解き、感想を寄せてくださり感謝です。
ありがとうございます。(*^o^*)
(言葉足らずのコメント返しかも、ですがm(_ _)m)