梵鐘を前に 六地蔵はじめ石仏が程よく並ぶ 気にいりの場所だ・・・・が、
鐘は近年の物 先代の鐘は 今次大戦の激化に伴い軍に徴用され音声を断ったとか
この時、全国の梵鐘の80%が供出されたという
一般に鐘楼はバランスを保つため多くの寺院では 石・コンクリート等で作られた
代替梵鐘 を吊り下げられたと聞く
当山が どのようにこれを凌いだか 聞き洩らしたが 今は代替品ではない鐘が。
帰りみち 路上で 見かける
オーナーらしき 女性に声をかける (これ渋柿?)
「甘いと思うよ みんな持って行って 袋もあるよ」(袋は遠慮するよ)
「袋なしじゃ どこかで盗ったと思われるでしょ」 (二つ、三つ 頂きます)
今日の青空のように ご婦人の さわやかな言葉に こころ軽く 帰途に
おっと 清河寺の話を忘れるところだった
永く、戦火や 苦難の道をたどった ようだ 再三の盗難、火難に遭遇したが
620年の法燈を掲げ世代も 今や32世を数えるに至った大変な古刹のよう
ここで一句 『柿食えば 鐘がなるなり 法隆寺』 イカン正岡子規そままだ
そこで 『柿食いて 鐘をおもうや 清河寺』 パクリだなこりゃ
そういえば 今日は《柿の日》子規が その歌を詠んだといわれる日とか
せいがんじ 埼玉県さいたま市西区清河寺
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