その病院には10日間いた。
家族に退院は2、3日前に聞いていた。
毎日、言葉のリハビリの「ぱたから」とタオルの日々でした。
その頃の自分は肩から先、足も全てに力が入らず、ダランダランでした。
口も相変わらず、ロレツが回らずしゃべり難い状態です。
皮膚は感覚があり、どの部分触られても1から10で表すと10のレベルでしたね。
治療は毎日点滴ばかり・・・
退院間際になってやっと取れましたけど・・・
後で聞いたけど、とりあえず命の危険がなくなって治療を止める頃だったみたい。
退院の日、5時ころ見ざめて起きていると、気付いた看護師さんが早めにカーテンを開けてくれて
「朝日がきれいよ」
と、話しかけてきた。
ほんと きれいだった。
生きてることに感謝・・・
出てくる涙が止まらないよ
退院は10時ころ。
朝食を済ませベッドで待ってると看護士さんやリハビリの先生たちがお別れにやってきた。
そこでも涙。
これも後でわかったけど、性格変わるのもこの病気に見られる症状なんだって。
私の場合、短気で怒りっぽいのが気長で温和に。
そして、いままでは泣いたり笑ったりしなかったことでもこらえきれずに出てくるようになってきた。
その性格は今も変わってない。
今のリハ担当の先生いわく、
「そのうち慣れて戻ってくるよ」
だって。
退院のとき、車椅子に乗せられ廊下で待っていると自然と泣いてる自分に気づく。
涙を止めようと頑張ってみたけどダメだった。
その涙は車椅子のまま介護タクシーに乗せられ次のリハビリ病院に着くまで止まりませんでした。
これからのリハビリや病気のことなど、書いていこうかと思ってブログ初めました。
ブログ初心者なのでいろいろアドバイス頂けると嬉しいです。