黄昏のかりんとう

日々黄昏ていく自分と向き合う日記

北のカナリアたち

2018年05月30日 | 映画

梅雨のはしりだろうか

雨がしっかり降っている

遠くの田んぼのカエルの鳴き声が微かに聞こえてくる

 

病院の待ち時間に買った文庫本『往復書簡』

その中の1編、『二十年後の宿題』

本の帯を読むと吉永小百合さん主演の映画『北のカナリアたち』の原作だという

面白い小説だった

映画の公開前にはテレビでたくさんコマーシャルを見たので何となく覚えていた

映画館に足を運んで観ようとは思わなかったけど、アマゾンプライムで観られるなら観てみよう

と思い、探したらすぐに見つかった

勿論無料で

映画も面白かった

原作とは違うシチュエーションで表現され、映画は映画としてとても楽しめる作品だった

冬の北海道・離島の風景、さぞかし寒かったことでしょう

      

先生は知っていた

刑事から話を聞いて、行き先を変更したのではなかった

草津温泉のガイドブックは刑事の気を逸らすためのトリックだったのだ

    

それにしても吉永小百合さん、若くて美しい

 


砂の器

2018年05月14日 | 映画

パッチワークをしながら流しておくテレビ

・・・にしても

地上波放送はあまりに面白くなく、BSもイマイチで

たまには映画をみましょうか、ということでアマゾンプライムビデオから映画を探す

手作業をしながらの“ながら見”なので字幕を追いかける洋画はムリ

邦画を探して、二つに絞って、

『砂の器』か『人間の証明』か

古い~~~

原作の小説はしっかり記憶されているし、映画も観たことがあったはず(テレビで)

何となく観るにはちょうどいいかな

すごく迷って『砂の器』に

そしたら、映画に夢中になってしまいパッチワークはそっちのけで見入ってしまった

十代、二十代の頃に読んだ小説の記憶は、遠くなるけれど忘れはしない

これが老いの域に達した証拠

次は『人間の証明』を観るわ

  1974年

懐かしい俳優さんが大勢登場しました

 


グレイテストショーマン

2018年02月27日 | 映画

朝はどんよりとした空模様

天気予報では、「気温が上がらず寒い一日」と言ってた

でも今日は映画を観に行こうと昨日から決めていた

『グレイテスト・ショーマン』を観るために

 

映画『グレイテスト・ショーマン』予告D

 

 

理屈抜きに面白かった

これぞ、エンターテイメント!!

日頃テレビから流される力の入らない歌と踊りを見慣れていると『グレイテストショーマン』が放つパフォーマンスには圧倒される

次元の違うものを比べてはいけないわね

 

映画を観終わった後謎が残って、もう一度観たいと思った映画はいくつかあったけど、

きょうの映画はもう一度観て、もう一度感動したい!と思った映画でした

 

 

 


充実した一日

2018年02月19日 | 映画

引きこもりなのに充実感があった今日一日

最近パッチワークを再開してボチボチと進めていました

今日は、アイドリングからローに入った感じで進み始めました

・・・自分の気持ちが前向きになっただけで結果はもう少し先、一旦停止しちゃうかもしれないし

スピードアップしないとね

午前中はYouTubeで“作業中に聞くハワイアン”ミュージックを聴きながら針をチクチク

 

お昼はピザトーストとコンソメスープ

  

写真を撮り忘れたので画像をお借りしてきました

 

昼食後は映画を観ながら(聴きながら?)また針をチクチク

時々画面を観ながらの作業なのでもちろん邦画

『すべては君に逢えたから』

  

私の好きなジャンル、穏やかで淡々と描かれた愛のオムニバスストーリー

盛り上がりに欠け強く訴えかけるものは感じないけど、私はこれで十分楽しい

でもちょっとあっさりしすぎかな

画面は半分ぐらいしか観てないからもったいなかったね

 

 

オリンピックをつい見てしまうので、また今日も日付が変わる時間になってしまった

カーリング女子日本代表  強豪、世界ランク1位のスウェーデンに勝つ!

 


映画『愛する人』

2017年11月15日 | 映画

映画『愛する人』(原題:MOTHER AND CHILD)

アマゾンプライムで観ました

心に残る作品でした

観終わって何日か過ぎても、ふと思い出す

静かに感動しているのです

TSUTAYAでDVDをレンタルしていた時もよくあったことだけれど、思いがけず(私にとって)いい作品に出合うことがある

 

映画配給会社の宣伝力(お金の力)で収益もずいぶん違うことでしょう

どういう映画に力を入れて(お金をかけて)売っていくのか仕組みやからくりがいろいろあるんでしょうね

だから宣伝に乗せられてつい観に行ってしまう・・・でもイマイチだったなぁ

なんてこともたまにはあります

“映画館まで出かけてお金を払って観たんだもの、面白かったのは当然よ”

と思い込み、残念な気持ちを隠そうとする防御の姿勢(笑)もある

 

『愛する人』という映画は予備知識まったくなしでなんとなく観たのです

2010年の作品らしいですが、TVコマーシャルも見た記憶がない

アマゾンプライムを検索していてふと足を止めてみた映画でした

 

14歳の少女が妊娠、出産

少女の母親は出産後すぐに赤ちゃんを養女に出してしまいます

14歳の少女は何十年経ってもそのことを忘れず、また少女の母親も決して言葉にはしませんが後悔の気持ちを持ち続けている

14歳の少女は母親の介護を続ける“愛のない”中年女性に

赤ちゃんは立派な女性に成長しますが、一人で生きる孤独な人

その中に絡む他の親子の愛や男女の愛が組み込まれて、映画の中に引き込まれていく

 

疑問が残っている

エリザベス(成長した赤ちゃん・ナオミワッツ)は彼(サミエル・L・ジャクソン)を本当に愛していたのだろうか

利用するために誘惑したと思えたけど

そして最後までとても気になっていたこと・・・エリザベスが産もうとする赤ちゃんの父親は誰なのか・・・なるほど納得でした

 

すべてがハッピーではないところが、後味を良くしているのかもしれない