婦人服売り場を歩いていると母(義)の好みそうなものがいくつか目に付く
デイサービスに行くのにいつも同じでは恥ずかしいから、と時々洋服を買いに出かける
母(義)が望むのはおしゃれではなく、だらしない年寄にならないようにという心遣い
いつもそんな心遣いでいるのは十分伝わります
母(義)の好みはなかなかうるさい
店の中で、母(義)の好みそうなものを何点か見繕って母(義)に見せてもいろいろ難癖をつけて、欠点を見つけて却下
自分が気に入ったものを探します
私が選んだものだってなかなかいいセンスしてると思うけどなぁ
母(義)は目立たない地味目のものを選びます
私は少し明るめの色合いを勧めますが、90年培われてきた好みは固い
「サイズが大きかったから貴方着ない?」
と言うのだけはやめてね
そして、母を思い出す
母と一緒に(母の)洋服を買いに行ったことはない
母の好みがどんなものか知らない
好みはなかったんじゃないかと思う
誰かに薦められたらとても気に入ってしまうし、プレゼントされたら喜んで身に着ける
一緒に買い物に行って選んであげたら、全部買ってしまったかもしれない
単純でかわいい?人だったなぁ
ハワイアンの小物入れ レッスン本を参考に作りました
2015.7.15