市町の集団接種会場へ時々出向いて、医療支援(予診業務)を行っています。
那須烏山市の会場は木の香りのする武道館です。
とても清々しい気の流れを感じます。
曇りや雨の日にしか行ったことがないのですが、晴れた日には高い天井横の窓からさんさんと陽射しが入るので、ビーチパラソルが必要なくらいだそうです(笑)
道場は正面入り口をはさんで左右の二棟にわかれていて、柔道場が待合室、剣道場が問診・接種と経過観察用エリアというぐあいにセッティングされています。
受付の始まる1時間前から、地元クリニックから集まってきた看護師さんたちが、注射の準備をしていました。
新型コロナウィルスワクチンは冷凍しておかなければならず、保存や運搬にはとても気を使います。
国から配分されるワクチンはご存じの通り、まだ十分とはいえない状況ですから、解凍後の薬液の希釈と分注作業にはとても緊張を強いられます。
開場前の準備時間中にチェロを弾かせてもらえないかと、市の担当責任者の方にうかがったところ、お許しをいただいたので、この日はチェロを携えて出かけていきました。
武道館でソロライブだ~!
ヒュー・ヒュー♪♪
道場のあちこちには、大小の扇風機や冷風機が置かれていて、それらがブンブンとうなり声を発しているので、それらにチェロの音がかき消されてしまうのでは?と思いつつも、病院内で弾いたときよりもゆったりのびのびと弾くように心がけました。
時間にして45分間くらい。
その間、ほとんど切れ目なく弾き続けました。
ずいぶんとレパートリーを増やしましたからねえ・・・
剣道場の一角、経過観察エリアで弾いていたのですが、隣の柔道場にも、また道場の外にも音が響いていたそうで、私が弾いているとは知らず、「CDでも流しているのかと思った」と言う人もいましたが、「おかげで緊張が解けました」「今度もまた聞きたいです」と声をかけてくださる看護師さんもいました。
高い天井を見上げると、そこには神棚がありました。
流れる空気の清々しさの理由は、神棚のせいだけではないと思いました。
予診業務中はなかなか弾く暇がなかったのですが、それでも2回ほど、スキをみつけて2-3曲弾きました。
次回もまたやります!