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科学館の科学の子供達!弁当編の巻
さて、前回は個人的名古屋のパワースポットの一つ名古屋市科学館の外観や外の展示物の凄さを紹介しました。中の展示物の凄さも語りたいですが!また今回も外の話です♪
科学館の科学の子供達!弁当編の巻
さてさて、今回は科学館のある白川公園での子供たちの話。名古屋市科学館は前回でも申し上げた通り子供は無料なのです。なので小学校の遠足に組み込まれることが多く、コロナ前は平日ともなると、小学生の団体が4〜5組くらい公園でお弁当食べたり遊んだりしています。プラネタリウム面白かったかな?その中に混じって白川公園のベンチに座って食パンをちぎって鳩にあげている私ですが、元気に遊んでいる子供たちを観察したりとかしています。そんな子供たちや公園で起こった出来事のお話です。
白いシャツに青いジャージの短パンおそらく小学生5年生!その真っ只中に私はいます。囲まれた!お弁当は学校から同じものを配給された感じ、透明なパックにおにぎりと唐揚げと惣菜的な何か…
体の小さい子や女子は足りるでしょう!でも育ち盛りの食いしん坊には受け取った時点ですでに物足りない!「なんかちょうだい!なんかちょうだい!」変なダンスを踊りながら、みんなが食べてしまう前にちょっとずつ食料を分けてもらうようです。どうやらいつもの事で仲間達も慣れたものです。貢物を箸で持ち上げ、回収を待っています。「ありがとう!ありがとう!」メチャクチャテンションあげあげで両手いっぱいのパックの蓋の上は山盛りです!
凄いいい笑顔で、さあ食べよう!と箸を持つ右手を弁当箱から外した途端!フニャフニャの透明のパックの蓋はその重量に耐えきれずに回収したての食料が重力に引かれ、重力加速度9.8/sでも加速しながら地球の中心に向かって移動していきました。そこに居る全員全く同じ表情で「あぁぁぁァァァ!!」ってスロウモーション!ですが、なす素手なし!一切体は対応できず、対応できたのは表情と声のみ!全員硬直!その中で一番早く硬直を解いたのは食料を落とした食いしん坊の彼!すかさず、転がった食物をパックの蓋に乗せて全て回収!しかしそれは落下の勢いとその重量ゆえ、二転三転と地面の上を転がってきれいに砂まみれ…踏み固められた硬いグランドの上に花崗岩を細かく砕いた白い砂がまんべんなく散りばめられ清潔に保たれていますが、きれいに砂まみれ…
その彼は何とも言えない顔で悲しいのか、悔しいのか情けないのか歪んだ眉と半開きの口で、その砂まみれのそれを微妙な表情を浮かべ、戸惑いの中口に運ぼうかどうか迷っています。何度か口に運ぼうとして躊躇いを繰り返している、全員さっきとは違う硬直!その中一人の男の子が正気に戻り「そんなの食べんなよ!」その言葉で全員正気に戻り「そうだよ!捨てといでよ!」「そうだよ!」全員一致!当人は、さっきのテンションはどこへやら!蚊の鳴くような声で「わかった…捨ててくるよ…。」と言ってトボトボ公衆トイレの方へ歩いていきました。そんなこんなでみんな食事も終わりみんなでしゃべっていると例の彼が戻ってきました。みんな慰めます。「大丈夫?」「お腹空いてない?」「うん…大丈夫…」「はははっ!お前!まさか!あれ食べてないよな?」聞いてはいけないことを聞いてしまったようです。変な沈黙の後、蚊の鳴くような声で「食べて…ないよ…食べるわけ…ないじゃん…はは…」全員沈黙です。食べたんだね…。
あの最初の「なんかちょうだい!」のパフォーマンスからの「ありがとう!」のテンションあげあげ!そして、天国から地獄!葛藤と救い…そして、バレバレの嘘をつき、変な空気。おそらく、この出来事は、彼らの中でほぼ永遠に語り継がれるでしょう!彼らがこの出来事を笑い飛ばして強く生きて行ってくれていることを強く願います。がんばれ!科学の子供達!頑張れ!食いしん坊!
次回 未来の恐竜博士!ディープインパクトの巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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