見るだけで運気アップパワースポット巡り

科学オタクです。
今は、原付で旅したパワースポットをめぐりを書いてます

原付旅 筆ペンテロ!修学旅行の黒歴史の巻

2024-10-31 04:27:00 | 旅行

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レイラインポイントコンプリートの旅

古都奈良編


筆ペンテロ!修学旅行の黒歴史の巻


さて、前回は小学6年の修学旅行でのハプニング!楽しみにしていた枕投げよりも友情を選択!濡れ衣の冤罪で女子の乱入!そして、ノックダウンしていた彼の寝言!目の覚めるような衝撃的な一言!安心して全員熟睡です。


筆ペンテロ!修学旅行の黒歴史の巻


さてさて、安心して全員熟睡のはずですが!お馬鹿男子!みんなが寝静まった後に、動き出す奴らがいます。それは隣の班に潜むお馬鹿男子筆ペン工作員!もうお分かりでしょう!寝ている同級生達の顔に筆ペンで落書きをしていくのだ!

それを私達が知ることになるのは、翌朝の洗面所でした。私たちの班が朝起きて顔を洗っていると、洗面所の前の部屋(テロが行われた班の部屋)から叫び声が聞こえてきました。

「ワハハ!なんや!お前らその顔!ワハハ!」「何言うとんのや!お前もじゃ!アハハ!」ゾロゾロと顔に落書きをされたお馬鹿男子達が洗面所に出てきました。ヒゲ親父!極太眉毛!ほっぺにぐるぐる!目の周りにメガネ!額に肉!ここからが酷い!縦縞のスイカ!お経的文字がびっしりの耳なし芳一!ドクロ!デビルマン!そして、ベタ塗り!こいつが一番面白い!




洗面所の前は笑いでいっぱいです!この頃はカメラとか持ってる奴は誰もいないから写真は残ってないんですけど、なかなかの芸術的笑いの渦!全員で顔を洗って、痕跡を落とします。メガネの奴だけが中々落ちません!元々、色白なので、薄らメガネの跡が消えません!しょうがなくその上からメガネ!二重メガネ!(笑)他のみんなも若干残っていますがメガネほどでは……ベタ塗り、スイカ、芳一はもはや綺麗になったのか不明!

でも、この班の中の誰かが犯人!班犯人!名探偵コナンであれば、黒塗りが犯人!しかし!一番の被害者?いや!笑いを掻っ攫っていった張本人!芳一とキン肉マンは鏡文字であれだけ正確に文字を書くのは不可能!スイカ、ドクロ、デビルマンも同様!暗闇の中自らペイントするのは至難の業!では眉毛、メガネ、ヒゲ、ほっぺぐるぐるの内の誰か!




私の推理はその日の夕方の自由行動の時間まで続きました。先の4人中、眉毛とヒゲが容疑者から除外されました。理由は次のとおり。一見汚れを綺麗に落としたかに見えた彼らですが、完全な見落とし!盲点がありました。耳の後ろです!耳の後ろが真っ黒に塗られていたのを京都の商店街で、偶然お土産を選んでいる彼らに出会いある事実を発見しました!彼らは京で今日一日中、耳黒芳一だったんです!あ!なんか外国人に後ろ姿を写真撮られてる!彼らがそのことに気づくのは、旅館の大浴場でのことでした。消去法!ぐるぐるか黒塗りが怪しい!特に黒塗りが限りなく黒ですね!


次回 馬鹿と馬と鹿とカバと鯨の巻


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原付旅 馬鹿と枕と寝言は寝て言えの巻

2024-10-07 10:31:00 | 旅行

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古都奈良編


馬鹿と枕と寝言は寝て言えの巻


さて、前回は若草山での小学6年生の修学旅行でのハプニング!晴れ渡る空!広がる若草山!初めての修学旅行!突然訪れる、おぞましい生き物!逃げ惑う修学旅行生達!立ち向かう勇敢な担任!着替える友人!あゝなんと恐ろしいことか?!


馬鹿と枕と寝言は寝て言えの巻


さてさて、そんなお馬鹿な小学6年生達の修学旅行!奈良の思い出は、ほぼ無く、豹男と大仏様のデカさ!後は修学旅行での1番の醍醐味!枕投げです!旅館について大食堂で夕食!何食べたかな〜?覚えてませんね〜。大浴場で大暴れ!そして!いよいよ!就寝タイム!お馬鹿一同、枕投げを楽しみにしていました。部屋に帰ると、思い出しました。私たちの班の一人がバスに酷い酔い方をしてしまい、旅館到着と同時に、食事も風呂も何にもなしに、部屋で一人ノックダウン!そんな仲間が一人いました。




みんなで相談です。修学旅行道中に彼の苦しみ方を全員そばで目の当たりにしていましたから、ものすごく楽しみにしていた枕投げよりも、彼の明日の元気な姿、全員で行った楽しい修学旅行の思い出を選んだのです。

両側の部屋はおっぱじまっているようです。「わ〜!」「きゃー!」「食らえ〜!」私達は彼が寝ている場所の対角線の部屋の隅に全員集まり、静かにトランプです。大富豪!7並べ!ババ抜き!静かに盛り上がり、白熱のベッドヒート!大声や大きな音を出せない緊張感!こっそりやってる背徳感!静かな興奮のルツボ!

そんな中!突然!ドアが開き!女子の声!「あんたら!静かにして!」下の階の部屋の女子が殴り込みです!私達は一斉にそっちの方を向き、「しーっ!」全くの濡れ衣です!(怒)




そんなこんなで、夜もふけ眠くなってきました。全員床に着き寝ようとしたその時!今まで静かに寝ていた彼が!とても苦しそうに唸り始めました!天を掴むようにもがき!苦しそうな表情で!掛け布団を足で蹴り飛ばし!「うう〜ん…。うう〜ん!」苦しそうです。自然と彼の周りに全員集まり顔を覗き込んでいます。「どうする?先生呼ぶ?」誰かが言ったその時!彼が言いました。ハッキリとした声で!「ううん!眠い!」

全員で突っ込みました!「お前が一番、寝とるやろ!」

よっぽど眠れない夢を見ていたのでしょうね(笑)


次回 筆ペンテロ!修学旅行の黒歴史の巻


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原付旅 馬鹿な!若草山に豹男現る!逃げ惑う修学旅行生!の巻

2024-09-08 02:54:00 | 旅行

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古都奈良編


馬鹿な!若草山に豹男現る!逃げ惑う修学旅行生!の巻


さて、前回は春日大社に祀られている藤原家の氏神様「天児屋命」についてでした。藤原家の繁栄!鬼滅の刃の産屋敷に通づる、奈良時代の鬼と武士!鬼舞辻無惨と鬼殺隊!はじまりの舞台かも?ってお話でした。


馬鹿な!若草山に豹男現る!逃げ惑う修学旅行生!の巻


さてさて、今回は春日大社をさらに北に向かって進みます。春日大社の北側に抜ける通路から敷地の外に出て道路を渡り階段を登るとそこは「若草山」!小学6年生の秋!修学旅行での思い出のエピソード!お久しぶり!タイム原付旅!はじまり!はじまり〜!


私は当時、三重県伊勢市の普通の小学6年生でした。多分普通。ちょっと自信ないけど…。三重県の小学校の修学旅行といえば、奈良京都が定番でした。そんなド普通の小学6年生のド定番の修学旅行で起きた恐怖のエピソードです。

小学校の修学旅行は基本私服!いじめっ子と言うわけでもガキ大将と言うわけでもないですが、あのジャイアンの黄色いシャツを着てきた同じクラスのT!「ジャイアンじゃいあーん!」とか「おい!のび太野球しようぜ!」出発早々に大はしゃぎでスタート!


そんな、お馬鹿男子を満載したバスは、奈良といえば東大寺の大仏様に向かいます!沢山の修学旅行のバスが渋滞です。トイレ休憩を兼ねて若草山にしばらく停車です。エネルギーが溢れ出ているお馬鹿男子達を数時間拘束していたわけですから、目の前に広々とした空間!走り出さない理由など何もありませんでした。

私達は全速力で若草山を駆け上がります。本当はダンボールをお尻に引いて滑り降りたいところですが、綺麗に清掃整備された奈良公園!ゴミ一つ見当たりません!下りは慎重に!ところが!Tが無謀にも走り出します!ドタドタドタドタ!お腹の皮下脂肪を揺らしながら駆け降りていきます!ご存知の方も多いと思いますが、若草山は緩やかな傾斜ではありますが、ずっと坂ですよね!Tはその巨体と傾斜角と地球の重力によりドンドン加速!このままでは麓の商店街を破壊してしまいます!が、重力加速度に足を前に出すスピードが追いつけなくなり案の定!すっ転んでしまいました。最初前転して次第に横転!ゴロゴロゴロ!麓付近でつま先を軸に回転し、大きく円を描いて上昇!ゆっくり逆回転!やっと停止しました。しばらくTは動けず、じっとしていました。


「ははは!おーい!大丈夫か〜?」みんなで駆け寄りました。その時、奴が現れました!そうです!タイトルにもあった、あの恐ろしい奴です!私達は、そのおぞましい姿を見て「きゃー!」悲鳴をあげ、各々が点々バラバラに奴から逃げ惑いました。「マテ〜!待ってくれ〜」奴も私達を追いかけてきます!そこで担任の先生が止めに入ってくれました!「ふー!助かった〜」

先生は言いました「もう!T君!無茶して〜!これから大仏様に会いにいくのにそんなに汚して〜!くっさ!」そうです。人の姿にジャガーの模様!豹男の正体は、同級生T君です。黄色いシャツが見事に鹿のフンによる黒い斑点!豹男!(獣臭付き)


彼は、先生にこっぴどくお説教を喰らい、修学旅行初日、奈良到着と同時に着替えをして、ジャイアン→豹男→またジャイアンとお色直しを行うのでした。なんでまた、「黄色いシャツなんだよ!」


次回 馬鹿と枕と寝言は寝て言えの巻


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原付旅 藤原家の氏神、天児屋命の巻

2024-08-24 23:52:00 | 旅行

藤原家の氏神、天児屋命の巻


さて、前回は山辺の道の終点で。春日大社のお話でした。春日大社に行ったのは、原付旅では無いのですが、東大寺、二月堂でのお水取り(修二会)の時に私だけ参拝しています。何で一緒に来て別行動?そのお話はまた別の機会に…。


藤原家の氏神、天児屋命の巻




さてさて、藤原家の氏神「天児屋命(あまのこやねのみこと)のお話です♪

古事記の天岩戸のお話、覚えていますか?アマテラスの弟のスサノウが高天原で大暴れ、その責任を自分の事と思って岩戸の奥にお隠れになり、世の中が闇に包まれてしまった。困った神様が相談をして、再びアマテラスに出てきていただく作戦を立てました。


その1!ナガナキドリを鳴せ朝が来たことを知らせる作戦

その2!ドンチャン騒ぎ!ウズメが神楽を踊り、コヤネは祝詞を捧げました。「アマテラス様よりも美しい神様が現れた!めでたい!めでたい!」岩戸の前に鏡と勾玉を用意し、外の様子が気になったアマテラスが外を覗こうとした瞬間!力自慢のタヂカラオが岩戸をこじ開け、フトタマが注連縄(しめなわ)で穴を封印!こうして地上に太陽が戻りましたとさ。

そうです♪この時に祝詞を読み上げた神様こそ、天児屋命(あまのこやねのみこと)!



彼の血筋か後に蘇我入鹿暗殺し、藤原京、平城京、平安京と繁栄させていく中臣鎌足(なかとみのかまたり)!藤原家のご先祖さまなのです♪

藤原家にとって、ご先祖さまをお祀りする春日大社はとても大切な神社ってわけですね。

同時に天皇を護衛する武士の始まりとも言えるんじゃないですかね。当時の敵は、人だけじゃなく、目に見えない疫病や気候変動などによる飢饉などもあったでしょう。そんなよくわからない者たちを「いない」と言う意味の「おぬ」から転じ都を脅かす「鬼」の存在!それらから都を守る戦闘集団「藤原氏」

漫画「鬼滅の刃」で鬼を殺せるのは日輪刀での首の切断、日光を浴びせる、そして藤の毒!きっとここにつながっているんでしょうね。




祝詞を唱えたって事で言霊の神様、作戦を立てたって事で知恵の神様、藤原家の繁栄から出世の神様、色々ご利益ありそうですね!


次回は久しぶりのタイム原付旅!幼き頃の笑える話3部作!


次回 馬鹿な!若草山に豹男現る!逃げ惑う修学旅行生!の巻


原付旅 さすが!春日大社!の巻

2024-08-07 00:51:00 | 旅行

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古都奈良編


さすが!春日大社!の巻


さて、前回までの記事はフツヌシを祀る石上神宮で伝説の剣のお話から始まり、日本最古の道山辺の道のお話、オオモノヌシを祀る大神神社のお酒の話や三輪山の話、伊勢神宮の始まりの地である元祖元伊勢の檜原神社、三輪そうめんのお話でした。実際の時系列ではココで帰路に着いたのですが、またしても過去の奈良のお話に突入です。この記事も結構前の出来事ですが(笑)


さすが!春日大社!の巻


さてさて、日本最古の道の一つである山辺の道(やまのべのみち)を仏教伝来の地「海柘榴市(つばいち)」から一路北へ!三輪山!檜原神社!箸墓古墳!そして、崇神天皇陵!最初に立ち寄った石上神宮(いそのかみじんぐう)をさらに北上します。大抵の観光案内や山辺の道の地図などには石上神宮までしか書いてありませんが、本来まだ続いています。山辺の道の終点春日大社です!




奈良時代の政治の中心地「平城京」からみて、日出る方向に位置しています。

御祭神は四柱の神様。

鹿島神宮の武甕槌命(タケミカヅチノミコト)、

香取神宮の布都主大神(フツヌシノオオカミ)

天岩戸(アマノイワド)で祝詞(のりと)を読み上げたと言われる天児屋命(アマノコヤネノミコト)とその妻である比売神様の四柱!

御蓋山(みかさやま)の麓に鎮座する藤原氏の氏神を祀っていて、全国の約3000社の春日神社の総本山でもあります。

創建は1250年ほど前!平城京を守護し国民の繁栄を祈るため、現在地に本殿が建てられたのが、春日大社のはじまりです。




茨城の鹿島神宮より武甕槌が鹿に乗ってこの地にやってきたそうです。奈良の鹿はこの時にもたらされたとか、今もずっと大切にされています。ちなみに現在、鹿島神宮にいる鹿たちは奈良から来た子達みたいですね。里帰りですね!

春日大社はとにかく灯籠(とうろう)が沢山あります。年に3日だけ全ての灯籠に火が灯される「万灯籠(まんとうろう)」が有名です。2月の節分とお盆8/14、8/15!機会があれば行ってみたいものですね!

社殿の奥の一角に万灯籠が擬似的に体験できるスペースがあります。中に入ると昼間でも真っ暗で沢山の灯りを灯した灯籠が迎えてくれます。そして、壁が全て鏡になっていてどこまでも続く闇と何万もの灯籠が広がっています。是非体験してください。




そして、今、大河ドラマでも活躍している、平安時代の権力者であり、ここ春日大社の天児屋命を氏神とする藤原家!都を平安京に移しても、「春日詣」を行っていたそうです。しかも、政治に関わる役職者を200名も連ねた行列で40kmの道のりを歩いて往復!実はコレは藤原家の同志の権力争いで、「俺の行列に参加するの?それとも敵対するの?」と言う、無言のプレッシャーだったらしいんですよ!

さすが春日大社!

次回 藤原家の氏神、天児屋命の巻


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