連続大河ブログ 原付旅
レイラインポイントコンプリートの旅
古都奈良編
日の本の最古の道!山辺の道の巻
さて、前回まで数回にわたって日本最古の神社の一つ「石上神宮(いそのかみじんぐう)と主祭神フツヌシノオオカミと古事記や日本書紀の中で登場するリアル伝説の武器!布都御魂の剣と天乃羽々斬の剣などを書いてきました。国宝「七支刀」についてはまたの機会に!今回はこの石上神宮の境内を通り抜けている日本最古の道についてのお話です。
日の本の最古の道!山辺の道の巻
さてさて、今回はこの山辺の道(やまのべのみち)についてのお話です。なんと言っても記録に残っている最古の道の一つ!どこから始まってどこに辿り着いているんでしょう?
まずはゴールから!あれ?なんか矛盾してますよね。ゴールからって!まるで昔のWindowsみたい!終了する時はスタートボタンって!笑。それはさておき、ゴールは春日大社!さらに言うと大和の中心にして大仏殿のある東大寺のさらににたにある正倉院です!と言ってもいいんじゃないですかね!正倉院とは小学校の歴史でも習った校倉造り(あぜくらづくり)の宝物庫です!シルクロードの終着点ですね。遣唐使や遣隋使、異国からの使者や贈り物がこの道を通ったかもしれません。ゴールって書きましたがある意味では遣唐使たちにとってスタート地点でもありますね。
その昔、山辺の道は、奈良盆地が沼や湿地帯でこの春日断層の縁に沿ってぬかるみに足を取られない場所に道ができたのだそうです。瀬戸内海を抜けて堺の港から大和川の水運で奈良盆地の東の縁に位置する海石榴(つばいち)に到着!こここそ山辺の道の起点となるところです。不思議ですよね。山奥の奈良盆地の地名に「海」ってついています。
三輪山から石上神宮を経て春日大社!本来ここが終着点だと思われますが、春日大社の中に東大寺に続く道!その向こうにある正倉院!もはや日本最古の道にしてシルク・ド・ソレイユじゃなくてシルクロードのゴールと言ってもいいんじゃないでしょうか!厳密には違うって言われそうですが!個人的にはそうしておきます!
やがて、人々が行き交うこととなり大地が踏み固められ「道」となり、人が人と出会い恋が生まれたそうです。万葉集の中にもこの道での恋の歌がたくさんあるそうです♪
次回 恋の呪文は布留で袖振る、振袖の乙女の巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
レイラインポイントコンプリートの旅
お教え 頂き 深謝