見るだけで運気アップパワースポット巡り

科学オタクです。
今は、原付で旅したパワースポットをめぐりを書いてます

原付旅 未来の恐竜博士!ディープインパクトの巻

2023-08-01 09:41:00 | 笑える話

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タイム原付旅 名古屋編


未来の恐竜博士!ディープインパクトの巻


さて、前回は科学館の目の前の白川公園で遠足の子供達のお弁当を巡る人生のターニングポイントの話でした。彼らがこの経験を経て強くたくましく生きていって欲しいものです。


未来の恐竜博士!ディープインパクトの巻


さてさて、今回も白川公園での話です。土曜日なので遠足の団体はいません。この日は特別展示、恐竜博!地下の特別展示室にて恐竜の骨格標本や化石の数々、アニマトロニクスによる、動く恐竜達、今回も超面白かったです!

特設グッツ販売コーナーにガチャガチャ!俗に言うカプセルトイが3台ありました。3台とも恐竜のフィギュア入りのスーパーボールでした。すごい人気で列ができていました。

一旦、外に出ていつもの定位置で、鳩に食パンを与えています。すると男の子が4人なりきり恐竜ごっこ多分ティーレックス!保護者のママ達はパラソルの下でティータイム。




あぁぁァァ!多分トリケラトプス役の子がティーレックス3頭にメチャクチャ食われてる!でもトリケラトプスメチャクチャ強い!死なないし、頭突きで2頭倒した!残りの1頭を必要以上に追い回している!とうとう2人とも力尽きたようです。公園の端っこの芝生で倒れ込んでいます。

その頃、先に倒された2頭はさっきのガチャガチャのスーパーボールで遊んでいます。地面を転がして、また取りに行き、また転がす。面白いのか?それ?倒れていた2人も文句を言いながら戻ってきました。そして4人でスーパーボールを転がしています。おっ面白いのか?各々が別々に転がして、自ら取りに行く……自ら、取りケラトプスついに進化の時が来ました!トリケラトプスが上に向かってスーパーボールを投げてキャッチする事を思いついたのです!ティーレックス達も上に向かって投げ始めます!まぁ、案の定、キャッチしそびれて、ボールが勢いよく跳ね上がる、それをキャッチ!さらに新しい進化です!地面に向けて投げると思いのほか高く飛ぶ!トリケラトプスは考えました!土の地面よりコンクリートの地面の方が真っ直ぐ高く上がる!と!キラリ〜ん!多分トリケラトプスは私がずっと観察しているのを気にしていたのでしょう!何か変化を起こすたびに、私の方をチラ見していましたから!今度の進化は革新的!革命的進化!と思ったのでしょう!わざわざ私の目の前まで走ってきて、コンクリートの床の所で高々と振りかぶり床に向かって全力投球!




「世界中のみんな!オラに力を貸してくれ!砕けろ地球!舞い上がれオラの魂!この地上を全て焼き払い新たな進化を!ギガメテオストライク!!!」

彼の手から放たれたスーパーボールはコンクリートの床にあたり、大地を超超高熱で溶かして一瞬でマグマを気化させ衝撃波はわずか10秒で地球を一周、山脈を天空に吹き飛ばし、雷の柱を雨のように降らせ、海は煮えたぎる血と変わり、人々の街は水では消せない炎で包まれ、舞い上がった有毒なガスは太陽を隠し長い氷河期が訪れました。ってな訳もなく、コンクリートの床に弾かれたスーパーボールは凄い勢いで、彼の顔面を襲いました!全力投球での硬直と反動で、彼は跳ね上がるスーパーボールに負けず、スーパーボールを床に弾き返し!床もまた弾き返す!一瞬で3往復くらいしてスーパーボールは明後日の方向に飛んで行きました。彼は声も上げることもできず、膝から崩れ落ち顔を両手で押さえてもがいている。




私は気づいたら立ち上がっていた。周りを見渡す!彼のスーパーボールはあそこ!友人達は!気付いてない!保護者のママ達は、なんか別の事で盛り上がっている!どうやら歴史の証人は私だけのようだ凄かったよ!トリケラトプス!強かったけど、やっぱり隕石の衝突には敵わなかったようだね!私は決して忘れないよ!恐竜絶滅秘話を!


次回 ビックリ松ぼっくりと鳩王様の巻


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原付旅 科学館の科学の子供達!弁当編の巻

2023-07-29 22:32:00 | 笑える話

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タイム原付旅 名古屋編


科学館の科学の子供達!弁当編の巻

さて、前回は個人的名古屋のパワースポットの一つ名古屋市科学館の外観や外の展示物の凄さを紹介しました。中の展示物の凄さも語りたいですが!また今回も外の話です♪


科学館の科学の子供達!弁当編の巻


さてさて、今回は科学館のある白川公園での子供たちの話。名古屋市科学館は前回でも申し上げた通り子供は無料なのです。なので小学校の遠足に組み込まれることが多く、コロナ前は平日ともなると、小学生の団体が45組くらい公園でお弁当食べたり遊んだりしています。プラネタリウム面白かったかな?その中に混じって白川公園のベンチに座って食パンをちぎって鳩にあげている私ですが、元気に遊んでいる子供たちを観察したりとかしています。そんな子供たちや公園で起こった出来事のお話です。

白いシャツに青いジャージの短パンおそらく小学生5年生!その真っ只中に私はいます。囲まれた!お弁当は学校から同じものを配給された感じ、透明なパックにおにぎりと唐揚げと惣菜的な何か



体の小さい子や女子は足りるでしょう!でも育ち盛りの食いしん坊には受け取った時点ですでに物足りない!「なんかちょうだい!なんかちょうだい!」変なダンスを踊りながら、みんなが食べてしまう前にちょっとずつ食料を分けてもらうようです。どうやらいつもの事で仲間達も慣れたものです。貢物を箸で持ち上げ、回収を待っています。「ありがとう!ありがとう!」メチャクチャテンションあげあげで両手いっぱいのパックの蓋の上は山盛りです!



凄いいい笑顔で、さあ食べよう!と箸を持つ右手を弁当箱から外した途端!フニャフニャの透明のパックの蓋はその重量に耐えきれずに回収したての食料が重力に引かれ、重力加速度9.8/sでも加速しながら地球の中心に向かって移動していきました。そこに居る全員全く同じ表情で「あぁぁぁァァァ!!」ってスロウモーション!ですが、なす素手なし!一切体は対応できず、対応できたのは表情と声のみ!全員硬直!その中で一番早く硬直を解いたのは食料を落とした食いしん坊の彼!すかさず、転がった食物をパックの蓋に乗せて全て回収!しかしそれは落下の勢いとその重量ゆえ、二転三転と地面の上を転がってきれいに砂まみれ踏み固められた硬いグランドの上に花崗岩を細かく砕いた白い砂がまんべんなく散りばめられ清潔に保たれていますが、きれいに砂まみれ



その彼は何とも言えない顔で悲しいのか、悔しいのか情けないのか歪んだ眉と半開きの口で、その砂まみれのそれを微妙な表情を浮かべ、戸惑いの中口に運ぼうかどうか迷っています。何度か口に運ぼうとして躊躇いを繰り返している、全員さっきとは違う硬直!その中一人の男の子が正気に戻り「そんなの食べんなよ!」その言葉で全員正気に戻り「そうだよ!捨てといでよ!」「そうだよ!」全員一致!当人は、さっきのテンションはどこへやら!蚊の鳴くような声で「わかった捨ててくるよ。」と言ってトボトボ公衆トイレの方へ歩いていきました。そんなこんなでみんな食事も終わりみんなでしゃべっていると例の彼が戻ってきました。みんな慰めます。「大丈夫?」「お腹空いてない?」「うん大丈夫」「はははっ!お前!まさか!あれ食べてないよな?」聞いてはいけないことを聞いてしまったようです。変な沈黙の後、蚊の鳴くような声で「食べてないよ食べるわけないじゃん…はは…」全員沈黙です。食べたんだね

あの最初の「なんかちょうだい!」のパフォーマンスからの「ありがとう!」のテンションあげあげ!そして、天国から地獄!葛藤と救いそして、バレバレの嘘をつき、変な空気。おそらく、この出来事は、彼らの中でほぼ永遠に語り継がれるでしょう!彼らがこの出来事を笑い飛ばして強く生きて行ってくれていることを強く願います。がんばれ!科学の子供達!頑張れ!食いしん坊!


次回 未来の恐竜博士!ディープインパクトの巻


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原付旅 琵琶湖フェリーで航海して後悔しないの巻

2022-11-23 10:07:00 | 笑える話

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タイム原付旅 琵琶湖編

琵琶湖フェリーで航海して後悔しないの巻

さて、前回は私の幼少の時の母との思い出「いちごジャムご飯事件」と琵琶湖家族旅行の思い出「マンゴーご飯と刺身コーヒー事件」の話でした。やはり血は争ませんね。


琵琶湖フェリーで航海して後悔しないの巻

さてさて、今回は琵琶湖のフェリーに乗る話ではありますが、その前に父のマンゴー好きのお話をしておきたいと思います。

前回、白いご飯にマンゴーをかけて食べる位マンゴーが好きな変態ですが、伊勢のど田舎でマンゴーが手に入るようになったのはつい最近の話。どうして、ど田舎のおじいちゃんがマンゴー好きになったかと言うと。私のせいなのです。事あるごとにイラッとする親父ではありますが、私を育ててくれた恩義を感じているわけで感謝しているわけでイラッとはしますが嫌いではありません。いや嫌いではありますが、憎んではいません。名古屋でバーテンダーだった頃、正月に実家に帰った時に、今では珍しくもないフィリピンマンゴー3つデパートで買って帰ったんです。そして剥き方を伝授して父と母にお土産として食べてもらったんです。その時においしかったんでしょうね。マンゴーにはまってしまったらしいんです。


それから、しばらくして親父もまたマンゴーが食べたいと言うことでスーパーとかに探しに行ったらしいんです。そして買ってきた果物!黒い皮!鶯色の果肉!大きな丸い種!油っぽいバターのような味!そうです間違ってアボカドを買ってきたんです。親父は間違ったことを気づかず。私があげたのはマンゴーだと言うことも知らず!適当にアボガド買ってきたので、「おい!これ腐っとるぞ!」いいえそれは普通のアボカドですよ。

そんなこんなでマンゴー丼につながったわけです!よかったねたらふくマンゴー食べられて

さてさてさて、いよいよフェリー乗り場です。前日の雪!平日!と言うこともあり!ほぼ貸し切りです!私たち含めて全部で15人くらい。どこもかしこもガラガラです。琵琶湖周遊といっても琵琶湖大橋の手前で折り返してくる感じで琵琶湖3分の1位しか回ってきません。それでも中でいろんなイベントをしてくれて楽しい公開でした。出航の時にドラを鳴らすのですが、その大役を孫が娘がやらせてもらいました。思いっきり叩いてあまりにも大きい音に自分でびびってました。()

とても良い航海でした。飛んでくるカモメに手渡しでお菓子をあげたり、船内で足湯(貸切)、船内でのショーに娘たちが参加!琵琶湖の真ん中から360度!雪の積もった山を見る!なかなかの絶景!あー!しまった船首でタイタニックやれよかった!


この旅が終わって、しばらくして母は入院。いろいろあって、永眠。この家族旅行で、無理をさせたのかもって思いましたが、すごくいい思い出が出来て良かったです♪

航海に後悔なし!


次回 安土の城跡と信長の野望の巻

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原付旅 ウェルカム!ガム噛む!豆スルメ!の巻

2022-11-14 10:51:00 | 笑える話
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タイム原付旅 琵琶湖編

ウェルカム!ガム噛む!豆スルメ!の巻

さて、前回は迷いに迷って滋賀県に抜けることができてそこは大津港!今は亡き両親と最後に旅行した思い出の話でした。今回はその旅行の時起きた事件をいくつか紹介していきます。


ウェルカム!ガム噛む!豆スルメ!の巻


さてさて今回は私の行った最後の親孝行の話。当時私を含め両親ともに甲状腺癌を患っていて、特に母は重症で肺に転移していました。親子3人合計7回もガンって…。酸素ボンベを抱えて毎日その酸素ボンベを繋がないと生活できないので家から出られない旅行は無理だ」なんて言ってましたいろいろ調べたところホテルに酸素ボンベを手配したり携帯用の酸素や行く先々で用意してくれるシステムがあること突き止めました。便利な世の中ですね困ったことがあったら何でもオッケーGoogleって言えば大抵の事はわかります。そこで泊まるホテルにボンベの手配をして名古屋から家族4人でじいじとばあばを迎えに行きます。伊勢に到着!するとどうでしょう昨日まで晴れ間立てた空がどんより!しかも高速道路に乗った途端びっくりマーク雪がちらついてきました。琵琶湖にたどり着いたときには除雪車が前の道路を掃除する位雪が積もっています。ホテルに着いていつもこんなんですかって聞いたら、今年初めてですよなんて!まぁえらい日に。まぁいつものことですけどね!




さて除雪車が前にいるのでスピードも出せずゆっくりとホテルに向かっています琵琶湖の景色も煙っていてあんまりよろしくない。私が運転し助手席は親父喧嘩にならないかドキドキです。親父が喋り出すといらっとするので、食物を与えておきます。親父はスルメや豆が好きなのでに好きに食べられる様に助手席の足元におやつをドッサリ。私は眠気防止のためにガムを噛みます。親父が「それうまそうやな。ワシにもくれ」「いいよ何個、食べる?」「3個」「3個も口にほおばったら顎痛くなるよ。」うちの親父は欲張りで、息子の言うことはききません!




しばらく雪景色を見ながらドライブしていると、突然!助手席の親父が叫びます。「ありゃ!ガム噛んどんのに豆入れてしもた!!!!」「もう何やったんだー!」車内は大爆笑です。その豆とガムが一体化した食べ物がどうなったかは私には分かりませんが。しばらくしてまた親父が叫びます「ありゃ!ガム噛んどんのにスルメ入れてしもた!!!!」またしても大爆笑!わざとなのか?

いえいえ、うちの親父は昔からこうなのです。大事な話をしている時も何かしてると思ったら折り曲げ厳禁の書類をカチカチのコヨリにくるくる巻きにしてます。他にもやってはいけないことを無意識のうちにやっています!名古屋の私の家に遊びに来て火のついたタバコをそーっと網戸に近づけてジュジュー!「ありゃ!穴開いてしもた!!」そりゃそうでしょ!ひとんちで、何してくれんだよ!次に来た時に「おい!ここ穴空いとるぞ」って!おい!

とにかく!こんな天然な父なので私はイラッとして家族は大爆笑!母は悟りの境地です。

そして現地に着いたらめちゃくちゃ晴れてます!いつものことですよ!私が旅行へ行くと道中はいつも雨!現地につくと晴れ!下手すると帰ってくると、どっかが水没します。

うちの家族は皆、「私が竜神様に加護を受けてるのよ」って言いますが、私は私だと思っています。原付旅が、そうだったように! ()

琵琶湖家族旅行編!続きます!

次回 近江の国の肉の国

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原付旅 猫の怨念、猫の魂、猫の亡霊、狼男、狼女の巻

2022-10-25 09:50:00 | 笑える話

連続大河ブログ 原付旅 外伝

レイラインポイントコンプリートの旅

猫の怨念、猫の魂、猫の亡霊、狼男、狼女の巻


さて、前回はソルティードックとウイスキーキャットの紹介と猫が他の家畜やペットと違って、自らの意思で人間と共に暮らすことを選んだおそらく唯一の生物であるって話しでした。ツンデレがたまらなく可愛いですよね❤️


猫の怨念、猫の魂、猫の亡霊、狼男、狼女の巻


さてさて、前回は猫神様って話でしたけれども、猫の怪異と言えばやっぱり化け猫が最も有名ですよね。犬や狐は神様の眷属だったりするのに猫は怪異の眷属ですよね。昔から使っている怪異譚ですが笑っていただければ幸いかと。はじまり!はじまり〜!


猫の怨念

昔、とあるところにおばあさんと1匹の猫が暮らしていました。猫はおばあさんのことが大好きでいつもアトをついて、ずっと一緒にいました。ご飯の時も散歩の時も、もちろん寝る時もずっと一緒です。おばあさんが朝目覚めると猫の姿が見えません!玄関にも居間にも台所にも!とうとう夜になっても帰って来ませんでした。おばあさんは諦めて寝ることにしました。その夜とっても怖い夢を見ました。おばあさんの枕元にすごい形相の女の人が立っておばあさんの顔を覗き込んでいるのです!そして胸が急に苦しくなってもうダメだ!って思って目を覚ましたら、胸の上に猫がゴロゴロ言いながら寝ていました。おばあさんは思わずこう言いました。「なんで猫がおんねん!」猫の怨念!にゃおーん!




猫の魂

やっぱり猫はおばあさんに、べったりです。足元に擦り寄ってきて、おばあさんの行く所、行く所ついて行きます。電話が鳴りました。おばあさんが電話に出ると、若い頃付き合ってた元カレから電話です。おばあさんは若い頃に戻ったように話をします。お爺さんにも先立たれて、息子も娘も独り立ちして、今一緒にいてくれるのはこの猫だけ!そんな中昔の彼氏からの電話!でもその元カレは喉がしわがれて、あまり大きな声が出せないようです。そしておばあさんは歳のせいでずいぶん耳が遠くなっています。なかなか電話が聞き取れないで苦労しているところに猫が足元で、かまって欲しいと「にゃーお!にゃーお!」と大きな声で鳴き始めました。おばあさんは電話に耳をひっつけて一生懸命です。猫は怒りました!「にゃんにゃーお!」大きな声で耳元で泣きます!おばあさんの足にかじりついたり猫キックです。痛い痛い痛いあまりにも痛かったので、つい!おばあさんは声を荒らげこう言いました。「静かにしなさい電話が聞こえないじゃない!しーしー!玉!静かにして!」「猫の玉!シー!!」猫の魂!にゃおーん!




猫の亡霊

そんなある日おばあさんの家の庭にあるサルスベリの木にきれいなピンク色の花が咲きました。そこに小鳥がやってきて毎日止まっています。猫がその鳥を狙ってサルスベリを登ろうとするのですが、その名の通り猿も滑ると言うツルツルの幹に猫もなかなかのぼれず、鳥がそれをあざ笑うかのようにチチチチってそれでも一生懸命猫は木に登ろうとします!何度も何度も!思わずそれを見ていたおばあさんも応援したくなります!「がんばれ玉!がんばれのぼれ!がんばれあがれ!猫あがれ!登れ!のぼれ!猫のぼれ!」「猫のぼーれい!」猫の亡霊!にゃおーん!


どうです?猫三代怪異譚!

続いて、狼です!狼はオオカミ「大神」とも神聖視され、高貴な獣でもあり、また恐れ敬う対象でした。そんな中海外では、強力なクリーチャーとして描かれています。




狼男

とある森の中、ニツカワヌ格好の男が一人。黒いタキシード、ロングヘアを後ろで束ねオールバックにビシッと決めた紳士、森のすこし開けた場所に出たとき!突然の突風が吹き!雲間から満月が顔を出します!そして、草は風にあおられ!木々はざわめき!男の後ろで髪を結んでいた紐が切れブワワワーっと髪の毛がまるで別の生き物のように風に舞い!なんとも恐ろしい姿に!近くにいた小動物たちは恐怖で身をひそめ!鹿や狐たちはその場を立ち去りました。そして風がやんだ時!男は胸の内ポケットから手櫛を1本出してこう言いました。「おお!髪をとこう!」狼男!あおーん!


狼女

同じ夜、その森の反対側からまたしてもニツカワナイ女が1人!真っ赤なドレスに透き通るような肌!月にきらめくサラサラの黒髪!森の動物たちはその美しさに恐怖すら覚え、あるものはひれふし!あるものは遠巻きに眺め!そしてまたあるものは恐怖すら覚えその場を立ち去りました。すると女の正面から巨大な狼が1。ゆっくりと女に向かっていきます。女もひるむことなくその場に悠然と立っています。狼は女の目の前に立ちふさがり敵意をあらわにします。女は微塵も表情変えず、時が流れます。突然の突風が吹き雲間から満月が姿を現します。そして狼が大きな口を開け女の右腕に噛みつきますガブっ!しかし女は少しも怯むもこと無く、キッと狼の目を見据えてこう言いました。「おお!噛みおんなぁ!!」狼女!あおーん!


いかがでしたでしょう?狼怪異譚2部作!私が昔から使ってる怪異譚5本立て!ブログにすると言うことでだいぶアレンジしました!惜しげもなく1話で披露してしまいました。5回に分ければよかったかな?なんつって!愉快い譚です!

次回 サントリーを支える水、水無瀬神宮と椎尾神社の巻


ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に


レイラインポイントコンプリートの旅