連続大河ブログ 原付旅
レイラインポイントコンプリートの旅
恐怖!オロチループの一撃の巻
さて、前回は出雲坂根駅での貴重なスイッチバックの現場に立ち会えました。なんと1日3往復!超ラッキー!
そして、延命水を補給ライフゲージ満タン!
このゲージ満タンでなければ危なかったです。
恐怖!オロチループの一撃の巻
さてさて、延命水の出雲板根駅を後にトンネルを抜けると大きな赤い橋!その下をくぐると道がグルグルととぐろを巻いています!
区間長2,360m、区間標高差105m、最小半径100m(1重目)、200m(2重目)の二重ループである。二重ループ区間は、標高の低いほうから順に坂根トンネル、新紅葉橋、冷泉橋、雲龍橋、平家トンネル、雲上橋、新三国橋、新平家橋、三井野大橋の7つの橋と2つのトンネルで構成されているとの事!
トンネルの壁面には大蛇の様な絵が描かれています。きっと上の方が頭なんだろうな〜
左回りの上り坂!橋とトンネルで徐々に登る感じ
出雲大社を出てからここまでほぼ車とも出会っていません!勿論誰とも出会わず。この世は私だけになってしまったんじゃ無いかと思うほど…
一つ目の橋を渡ったところに髪の長い白い服を着た女性…。過ぎ去ってからおもいました!えッ!こんな山の中!雨の中!何にもない道の途中!すると次のトンネルの手前にさっきと同じような人が!あれ?おんなじ人?
そんな馬鹿な!無理!無理!途中に階段があってもここは、さっきのところの反対側くらい!通り過ぎよう!そう思ってちょっと歩道から離れて通過!ズシッ!原付の後部に何か重いものが乗った感覚!ミラーには何も写っていません!さっきの女の人のいた場所にも何も写っていません!私の両肩に伸びる白い手!耳元で声が!
てなことを想像してると超怖いですね。我ながら、超怖かった!
本当は何もなく頂上の道の駅、やっぱり誰もいません。まだ、ゾクゾクします。鉄の美術館も閉館中。展望台まで登ってこれから渡る三井野大橋を眺める。後はカーブも無く直線に伸びる橋。展望台の上にまだ道が伸びてる!ちょっと行ってみる。雨の山道。舗装された道路?まだ、ゾクゾクします。引き返そう!そう思ったら雨の中人の足音!さっきの白い女の人?
そんな馬鹿な!変な冒険心と恐怖心と想像力が私を襲う!しばらくたたずむ…。結局気のせい?変な気持ちです。
道の駅を出発!三井野大橋はカーブも無く直線に伸びる橋、100メートルくらい進んだところで急にハンドルが左右に降り始め最終的に30センチ位ぐらぐら!積んでいた荷物が落下!大きく右に向かって転倒!私は放り出されてバイクも二転三転と転がって停止!
これはマジな現実です!
しばらく動けませんでした。いろんなことを考えました。自宅から1番遠いこんな山の中で事故して!原付動かなかったらどうしよう?足がたたなかったらどうしよう?
何とか体は動く右足に激痛!荷物を拾いに!すると後から軽トラックがしぶきを上げて私は避けて取りすぎます!原付のところまで行ってエンジンが止まっています。バイク起こして荷物を固定!エンジンがかかりません!まずいなぁって思いながら少しバイクを押してから押しがけ!やっぱりかかりません!激痛が走る右足を引きずりながらもう一度押しがけ!3度目の正直頼むかかってくれ!何とかエンジンがかかりました。なんだか調子がおかしいパワーが上がらない!でもここで止まるわけにはいかない!せめて町まで行ってから!一応燃料チェックやばいまだしばらく走れますが給油の時必ずエンジンを切らねばならない!その時に再度かかるかどうか!パワーが上がらないないまま時速20キロでしばらく走行!
怖い想像するからだ!怖い怖い!
さっきの白い女の人が右足にまとわりついているみたいだ…
雨脚が強くなってきた…
どうなる原付旅!
次回 コインランドリーで仮眠、俺東京ゴリ!の巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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