貧乏社畜サラリーマンの海外旅行記

長期休暇に有給休暇をくっつけて、
仕事と家族を日本に置き去り、海外旅行へ
貧乏社畜リーマンによる海外旅行記。

【ウズベク・タジク】スカンジナビア航空のユーロボーナスでウズベキスタンまでの特典航空券【準備編1】

2015-10-18 | 2016年04月_ウズベキスタン・タジキスタン
ウズベキスタン・タジキスタン一人旅の準備編1です。

結婚後は年一回の海外一人旅となってしまいましたが、一家の大黒柱として家計への影響を最小限に抑えつつ海外旅行に行くために、来年2016年の旅行については、2014年のクック諸島、2015年のモンゴルに続き、2016年もマイレージでの特典航空券で旅行に行くことにしました。

貧乏性の自分としては、できる限りコストパフォーマンスの良いお得なところを目的地としたいところ。

今回のマイルの原資は、初年度年会費無料に惹かれて作成したAMEXゴールド入会キャンペーン乞食で貯めたポイント。もちろん高い年会費を払うわけにもいかず、初年度で退会。

入会キャンペーンでゲットした20000ポイントと1年間の利用ポイント13000ポイントで33000ポイントほどあります。

AMEXのポイントからマイルへ移行可能な航空会社は、以下の通り(2015年10月現在)。
ANA、中華航空、デルタ航空、ヴァージンアトランティック航空、タイ国際航空、キャセイパシフィック航空、シンガポール航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、スカンジナビア航空、アリタリア-イタリア航空、フィンランド航空、エティハド航空、エミレーツ航空、カタール航空、エールフランス/KLM航空

1ポイント=1マイルで移行するためには、メンバーシップ・リワード・プラス(3,150円/年)の参加が必要です。

どこに移行すべきかということですが、マイル移行時にメンバーシップ・リワード・プラスに加え、さらに年間5,250円を支払う必要があるANAは却下。また、日本語窓口がなくなったヴァージンアトランティック航空、アライアンスに入っていないエティハド航空、エミレーツ航空も却下とし、これらの航空会社以外で移行先を検討します。

ポイント移行先のマイレージプログラムの選定にあたっては、以下の条件を満たす国への日本国内からの往復特典航空券が発券可能なことを観点にしました。今回は、昨今の原油安や長距離ではないことを踏まえ燃油サーチャージの有無については考慮しないこととします。
・条件1:33,000マイル以内で往復可能。
・条件2:これまで訪問したことがない。
・条件3:日本からLCCが飛んでいない。


まずは各マイレージプログラムで条件1を満たせる国を調べてみました(※距離制の場合は33,000マイル以内で行ける最大距離)。
中華航空:なし(最低35,000マイル必要)
デルタ航空:なし(マイルチャート非公開。最低35,000マイル必要)
タイ国際航空:なし(最低35,000マイル必要)
キャセイパシフィック航空:キャセイ利用;距離制:片道2500マイル以内、提携航空会社利用:片道距離制:1500マイル以内(30,000マイル)
シンガポール航空:香港、マカオ、台湾、中国、グアム、ミクロネシア、パラオ、極東ロシア、韓国(25,000マイル)
ブリティッシュ・エアウェイズ距離制:片道3000マイル以内(25,000マイル)
スカンジナビア航空:香港、マカオ、中国、カザフスタン、キルギス、モンゴル、韓国、台湾、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン(25,000マイル)
アリタリア-イタリア航空:なし(最低35,000マイル必要)
フィンランド航空:なし(最低45,000マイル必要)
カタール航空:距離制:往復2000マイル以内(25,000マイル)
エールフランス/KLM航空:韓国、中国(マイルチャート非公開。30,000マイル)

赤字条件2、3を踏まえた候補国。ロシアは訪問済みですが、極東ロシア地区ということで候補に挙げることにしました。
距離制の場合だと、片道3000マイル以内に候補となるパラオ、極東ロシアは入りますが、ウズベキスタン等の中央アジアは範囲外になります。

この中で一番行ってみたい国は、中央アジアの北朝鮮ことトルクメニスタン
一応、特典航空券発券元のスカンジナビア航空が所属するスターアライアンス加盟のルフトハンザ航空とターキッシュエアラインズが就航しているようです。ただし、スカンジナビア航空のサイトを見てみると、残念ながらこのケースはトルコやドイツで乗換が必要なのでだめそうです。ついでに個人での観光VISAの取得も難しそう。

VISAの問題で言うと、極東ロシアも面倒なので今回はパス。

残りはトルクメニスタン以外の中央アジアの国々か、ミクロネシア、パラオ、グアム島の南の島々。

クック諸島旅行で南の島は、ひとりで滞在するよりも家族で滞在した方がいいと思ったので、今回はパス。

というわけで選択肢としては中央アジアの国々になります。
このうち、スカンジナビア航空のマイレージプログラム、ユーロボーナスのルールで行ける国は、アシアナ航空が就航しているカザフスタンかウズベキスタン。
今回はサマルカンドやブハラといった観光資源に恵まれたウズベキスタンと、ついでに陸路で隣国のタジキスタンに行くことにしました。

まずやユーロボーナスへ入会。入会はネット上でできます。入会時に1300マイルもらえました。
また、プラスチックカードも送ってきてもらえます。


ユーロボーナスへの入会が済んだら、早速ウズベキスタンまでの特典航空券を予約。
ただし、ユーロボーナスでは提携航空会社利用の特典航空券は電話でしか予約・発券できません。

そこで、役に立つのが同じスターアライアンス所属のユナイテッド航空の特典航空券の予約サイト

事前にユナイテッド航空のサイトで特典航空券の空き状況を確認しておきます。今回は仕事の都合で関西に引っ越したこともあり、関空発で検索。ウズベキスタンの首都タシュケントまでの特典航空券の空席はあるようです。

空席があることが確認できたので、スカンジナビア航空のコールセンターに電話をします。
電話は日本語でOK。日本人のオペレータの方と話せます。

特典航空券の予約・発券は、
・電話で予約→Eチケットの受信(メール)
→旅程、旅行者氏名等の確認
→翌日12:00までに発券の電話
→電話で発券処理(要クレジットカード)
→発券
という流れです。

とうわけで、無事に発券完了。

25000マイルと諸税、燃油サーチャージで17,190円。

ユーロボーナスには24000ポイント移行したので、残りの9000ポイントはとりあえずデルタ航空のスカイマイルに移行しておきました。

ちなみにコールセンターの電話番号は03と東京になっていますが、コールセンター自体は中国にある模様。
というのも、こちらの都合で途中電話が切れてしまった際に、相手からかけなおしてもらえたのですが、発信元が86から始まる中国の電話番号になっていました。

準備編2に続く。


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