火曜日、長岡市立劇場での
標記公演へ行って来ました。
僕もいくつか合唱団に関わっているので、
あちらこちらに広報隊が出没していたのは知ってましたが、
ビックリしました。大ホール1200人近く入ってました。
曲目は下記です。
第1ステージ
イギリス民謡集(編曲:Robin Doveton)
指揮:藤井信人
第2ステージ
混声合唱とピアノのための組曲「万象」(作曲:山本純ノ介)
指揮:藤井信人 ピアノ:久邇之宜
第3ステージ 長岡混声合唱団ステージ
混声合唱組曲「水のいのち」(作曲:高田三郎)
指揮:福島章泰 ピアノ:小山恵
第4ステージ
寺山修司の詩による6つのうた「思い出すために」 (作曲:信長貴富)
指揮:浅井敬壹 ピアノ:久邇之宜
第一ステージ、大ホールの後ろのブロックで聴いていましたが、
非常に音の鳴りが悪い。。。
このホールが響かないことは、
昨年11月の公演でよく知っています(苦笑)。
聴衆の多さや1ステージ目ということもあったと思います。
曲目については、これ、100人で歌うとどうなんだろう。。。と。
もう少し少ない人数を想定したアレンジのような気がしたので、
よくブレンドしていましたが、輪郭が見えにくかったかと。
第2ステージで移動。
真ん中のブロックで聴いていました。
やっぱりこっちの方が鳴りは良い。
曲目は、、、うーん、非常にシンフォニックな造りというか、
現代の作曲家がこういうサウンドを志向するのも
分かる気がするのですが、
声楽(合唱)でやる意味がどこまであるかというのが、
常に付きまとう課題ですね。
合唱でやる以上は、それ相応の効果が欲しいなと。
だから、こういうサウンドに向かず、
合唱固有の響かせ方を志向するのも分かる。
どちらも分かるのですけどね(笑)。これはここまで。
久邇先生は、非常にその辺を理解して
そういう音で弾いておられた気がします。
3ステの長岡混声は、
重ねた年齢にふさわしいサウンドで、名曲を歌い上げました。
これ、全部聴けてちょっと良かったです。
ただ、特に男声の不足はあらゆる合唱団の課題ですね。
4ステは、
これがさっきの2ステと対照的な作品。
なるべく平易な書法を用いていますが、
合唱という枠組みで聴くと、非常に効果的な使い方をしています。
テキストの乗り方が良いんですよね。やっぱり。
何を念頭に置くかによって、
随分とサウンドが変わってくるものだと思います。
どちらが良いという話ではありませんよ、念のため。
ただ、今回は、信長さんの曲の方が
出来は良かった気はします。共感度もあるのかもしれません。
アンコールについては略します。
もう少し良いホールで歌わせたかったなという気もします。
でも、95年の新潟テルサでの公演を思い出しながら聴いていました。
あの時、合唱団ユートライで、僕は賛助出演していました。
法政の指揮者として、関屋晋さんがいらしていて、
リハの時、ユートライを聴いていたんですよね。
で、僕はソロが少しあって、ものすごく意識していたことを覚えています。
で、レセプションの時、
楽譜を持ち込んで、関屋晋さんと前回もピアノでいらしていた
久邇先生からサインをもらいました(笑)。
いやー、ミーハー(爆)。
まだ持ってます。良い思い出です。