佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

テレビの話2つ。

2019年12月28日 01時38分22秒 | 日記
 今日帰宅して食事しながら
アナザースカイを見てました。
芸人のヒロシさんが出演していましたね。
 
 とても面白かったし
興味深かったですね。
何が良いって、愚痴ってるヒロシさんもネタのヒロシさんも
良いですけど、
心から楽しそうなのが良かったですね。
 
 無人島でソロキャンプしながら
色々な話をしていましたが
思慮深い人なんだなと思いました。
2つほど気になった話。
 
1、矛盾を抱えながら

 芸人としてやっていきたい気持ちと
人見知りや業界に向いていないという気持ち。
キャンプで増えた仕事
しかし今増えた仕事の姿は芸人としては?
 
 ダブるとまではおこがましく言えませんが
自分と重ね合わせながら見ていました。
両方とも本音ですよね。
それで良いと言って頂いた気もしますし
そもそも解決してどちらかに振れるべき問題なのか
ということも思いつつ拝見しました。

2、不自由を楽しむこと
 
 これが出来たら最高ですよね。
別のことになるかもですが
「出来ないことを楽しむこと」
とかも言えるのかな。
ちょっと違いますが
「制約があるから生まれるもの」
とか。
自由とか、出来ることとかに慣れていくと
それが失われた時に、不自由さを感じますよね。
どういう心持ちでいたら楽しめるようになるのか。
それは難しいことなのかもしれませんけど
例えば、不自由だから自然自体を変えるのか、とか。
まあ人間はそうやって自然を壊して
自由や快適さとかを得てきたんでしょうけど、
自由や快適さだけに目を向けてもキリがないということは
あるのかなと思います。
 
 もう一つの番組。
イブに放送されて録画してあった「アローン会」の番組。
 
 結婚をされて、お相手に先立たれた女性の方の取材の中で、
結婚について、先の話と同じ
「不自由な中にこそある幸せ」
みたいなことをその方が仰ってました。
 
 たまたま共通することを
同じ日に2つの番組で見ましたが

 前向きな人だからそう考えられるのか?

 そうではないんじゃないかなと感じました。
幸せや楽しみは、ポジティブな中からばかり
生まれるわけではないんじゃないかなということ。
結果的にポジティブに見えたとしても 
どういう心持ちでそう思えているのか、
その辺に共通するものがあるのかなと
見ながら考えておりました。
 
 アローン会の話は
他も色々面白かったですね。
身につまされるが正しいのかな(笑)
あと、ヒロシさんは
昔、NHKFMで土曜の午後にやっていた番組を
私が聴いておりまして
ブームが落ち着いた後の仕事だったと思うんですけど
とても楽しそうだったんですよね。
バービーボーイズの杏子とAKINAの3人での組み合わせで
良い関係性をなんとなく感じて、楽しく聴いておりました。
 
 人間は多面的な生き物ですよね。
書かれたものとか、映ったものだけが全てではないでしょうし。
 
 テレビのはなしでした。