ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★春真っ盛りの「西山」を往く(その2)

2017年05月07日 | 山・麓歩き

●出かけた日:201752日(火)

●歩いた足跡(ログ)(道のり:4.6km

(以上の地図:国土地理院)

 展望台から道はいったん下りになり、その後、距離は短いがかなり急な坂を登って行く。この辺の登山道脇に(脇ばかりでなく道にも)「カタクリ」(「片栗」)が咲いている。花期はやや過ぎたようで、色の褪せた花や花弁が落ちたものがあるが、踏みつけないよう登る。

 途中、いかにも初々しい黄金の新葉が日を浴びて輝いているので、カメラに収める。

 やがて、小さなピークを巻くような平坦な道になり、そこを少し進むと、もう一つの登山口からの道との合流点に着く。そこからまた階段状の急な登りになり、そこを登り切るとまた展望が開ける。

📷003:「東山」と彩る「西山」

 📷001と同様、ほぼ真東を望んだ写真で、正面が「和賀岳」である。左端に「駒ヶ岳」、その右に「岩手山」が写る。

 足元の山の木々は、今まさに新葉を出したばかりの柔らかい色合いを見せている。新葉の色は薄緑色、茶や黄色っぽい色、淡い紫色など様々で、木に詳しいひとであれば、色で木の種類がが判ると思われる。下に「コブシ」(辛夷)の白い花が見える。

 この先は、深い沢が上り詰めたところを横切るような道になっており、沢一帯に「ニリンソウ」(「二輪草」)が咲いている。

 一見すると、一輪しか咲いていないように見えるが、よく見ると脇にもう一輪の蕾がある。二輪が同時に開花しないことを初めて知る。

 ここで、長靴で下って来た中年の男性に出会う。こちらから「ニリンソウ」の話をすると、「上の方に紫色の花がいっぱいあるがあれは何の花だべ」とのこと。近くに「カタクリ」の花を見つけ、この花かと訊くとそうだというので、花の名前を教える。「やあ、花っこは全然わがらなくて」と言いながらまた下って行った。

(その3に続く)


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