ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★「東光山」(秋田・由利本荘市)に登る(その2)

2020年11月02日 | 山・麓歩き

<5合目の古い御堂>

●出かけた日:2020年9月29日(火)

●歩いた足跡(ログ)(道のり:6.2km)

(以上の地図:国土地理院)

 ここ(📷001)から少し進むと、今度ははっきりと読める標柱が建つ。

📷002:「東光山」登山口

 標柱には「東光山登り口」とある。下にあった「登山口まで800m」の登山口はここのようだ。

 標柱のすぐ下はやや広くなっており、数台の車が止められるようになっており、また、林道の終点を示す標柱も建つ。道の崩落がなければ、ここまで車の乗り入れができるようだ。

 奥の登山道を進む。緩い坂道だが、石ころの多い道で歩きにくい。しばらくいくと、まだ新しい鳥居が建つ。

📷003:2合目の鳥居

 鳥居の奥に杉並木の参道のような道が延びる。

 鳥居のすぐ奥左手に小さな石柱が見える。それには「二合目 鳥居ノ台」とある。

 鳥居をくぐって進む。ここは石ころがなく歩きやすい。左には並行して石がごろごろしている広い道がある。どうも作業用の重機を走らせた道跡のようだ。

 谷筋から少し離れた道をさらに行くと4合目の石柱がある。

📷004:4合目の石柱

 石柱には、4合目の字の下に「薬師」と刻まれている。「東光山」は各合毎に名前が付けられているようだ。

 石柱の右手に石が積み上げられている。崩れた石祠と地蔵と思われる。そのそばでしばし休憩。

 この先、写真に写る道と左手に延びるガレ場のような幅広い道に分かれている。歩きやすい方をと思って写真の道を進むと、石が崩れている急な斜面にぶつかり先に進めない。仕方なくここまで引き返して、石ころだらけの広い道を登っていく。登ってすぐのところにまた石柱。

📷005:「山籠の跡」の石柱

 石柱に彫られた文字は「一、是山山籠の跡」と読める。「是山」は前述したように「長谷寺」の創建者のことである。「一、」とあるのは「是山」ゆかりの場所がほかにもあるということだろうか。

 すぐ上の平らなところに古い建物がある。

(5合目の御堂)

 県道脇の案内板にあった「古い御堂」はこの建物のようだ。案内の通り御堂を左側から回り込んで行くと、その奥に道が続いている。

 案内板にはここにもう一つ社が描かれていたはずだが、と思いながら登り続ける。

 帰りにこのすぐ上で下を望むと、写真左手の高台に社を見つける。高い所にあるので気付かなかったのだ。その社である。

(5合目の「毘沙門堂」)

 こちらは比較的新しい。案内板では屋根が赤く描かれていたが、実際は緑っぽい屋根である。

 5合目からはかなり急な道である。少し登ると道脇の大きな石のそばに6合目の石柱が立つ。

 さらに登ると、ロープ代わりに鉄パイプの手すりが据え付けられている。鉄パイプには頼らず、手持ちのポールで踏ん張りながら登り続けると、尾根道との分岐にでる。

(その3に続く)


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