伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

「松川遊歩道」を歩く

2010年09月21日 | ウオーク
9月21日(火)

最近は買い物に遠出することはほとんどなくなった。東京まで出掛けることがなくなっただけでなく、伊東の街中にも滅多にいかなくなっている。

たいていの買い物は伊豆高原界隈のスーパーかホームセンターで済ましてしまう。ちょっとややこしい買い物もインターネットで注文するほうが手早いので商店街までわざわざ出かける必要もなくなった。

しかし、今日は珍しく伊東の街中にあるスーパー「アオキ」まで出掛けた。このスーパーの品揃えは一応都会並みなので、たまには行く価値がある。

スーパーで家内が買い物をしている間を利用し、久し振りに温泉街の中心を流れる松川沿いの遊歩道を30分ほど歩く。

松川の流れとその対岸の古風な木造温泉旅館(東海館)を見ながらゆっくり歩く。敷石できれいに整備されたこの遊歩道は柳と桜がやさしい木陰を作っており、この時期の短時間の散歩には最適である。


松川の流れにシロサギと鴨、それに鯉の三点セット。









遊歩道のすぐ裏の閑静な小道に木造平屋建ての簡素な建物「東郷平八郎別邸」がある。

昭和3年建造とあるが、昭和13年にJR伊東線が開通するまでの伊東は、中伊豆を通って来るしかなく大変辺鄙な温泉地だったのに、東郷元帥はどうやってこの別荘まできたのだろうか、とふと疑問に思った。

そうだ、元帥とは大将の上位の階級で、生涯現役であることに思い至った。死ぬまで現役待遇ならば軍艦など自由に使えたのであろう。伯爵・元帥の静養なのだから侍従武官2名までが付き添って小型軍艦で来たに違いないと考えたのだが、どうだろうか……。

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1 コメント

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東郷平八郎 (kikumasa)
2010-09-23 17:42:06
 東郷平八郎の別邸ですか。あのころのお人のやることはスケールが大きいですね。生涯現役制ですと、乗組員の訓練を兼ねて伊豆半島へ出かけるなどしたんでしょうか。楽しいですね。
 
 最近の特捜検事の話、これはひどいですね。供述調書の作り方は一定の型があるようで、一種独特の抗い難い雰囲気の中で作られます。参考人として供述を採られたことがありますが、検事が勝手に文言を作り上げ挿入するというすさまじさを体験しました。検事の高慢、逆上せ上がりの招来したことでしょう。
 それにしてもあの元厚生省局長の女性は頑張りましたね。検事何人分かの働きで、やはりキャリア組だけのことはあると感心もしました。
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