前回のブログでは、安倍元総理殿(以下、「安倍さん」)の暗殺事件(以下、「本件」)について、その背後に「反アベ団体」や「極左系テロ組織」などが関与しているのでは、と記述しました。
また、警察当局が「犯人の山上徹也による宗教上のトラブルによる単独犯行だった」と当初から断定したのは、山上の犯行動機が「政治的テロ」では困るからだった、と。
しかしそれでも、心の片隅にある僅かな疑念を払拭することはできませんでした。
本件は「反アベ団体」や「極左系テロ組織」を扇動し背後で操っている「専制主義国家の工作員」による「国際的テロ行為」だったのではないか、と懸念していたのです。
でも、仮にそうだとしたら、本件の真相が発覚した場合、国際問題に発展し最終的には戦争になってしまう。だから絶対、それはあり得ない。
そう思っていました。
しかし先般、私の疑念は真実に近いことが証明された報道がありましたので、さっそく紹介しましょう。
「台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事だ」
この安倍さんの言葉が、どうやら本件の引き金となったようです。
以下、Zakzak by 夕刊フジ(2022・8・2付)記事より一部引用。
ジャーナリストの加賀孝英氏が日米情報当局から入手した情報によると、安倍さんは、敬愛する李登輝元総統の命日である「7月30日」に訪台する予定でした。
今年5月、安倍さんの訪台が一部台湾メディアで報じられ、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(駐日大使に相当)から招聘(しょうへい)を受けた安倍さんは快諾しました(これは本件発生の1週間前の話です)。
これに猛反発した中国は、
「安倍氏を台湾に行かせるな。強行するなら報復する」
日本を水面下で脅迫していたようです。
そして中国やロシア、北朝鮮の工作員までが動きだしたとのこと。
この事は安倍さんや官邸、警察当局も把握していたそうです。
また、これとは別に加賀氏が公安関係者から入手した情報によれば、中国が今回の「ペロシ氏の訪台」以上に警戒し、「絶対に潰せ!」と極秘指令を出していた重大案件が、実は、安倍さんの訪台でした。
やはりというか、当然のことですが、米国や英国など各国の情報機関は、安倍さん暗殺事件について「山上容疑者の単独犯行」で終わらせようとする日本の警察当局に、以下4点の重大疑念を持っているそうです。
(1)山上容疑者に協力者がいた可能性がある。
(2)安倍氏の死因について、救急救命医と奈良県警の発表に食い違いがある。
(3)致命傷を与えた銃弾1発が安倍氏の体内で消え、捜査当局は説明をしていない。
(4)危機管理上問題がある場所で、街頭演説が行われた理由。
どうでしょうか。
反日メディアを中心に連日、統一教会関連の偏向(洗脳)報道が続いてますが、まともな人々には、正直「ウンザリモード」ですね。
一方で、「ペロシ氏の訪台」に、中国は軍事的報復をとる構えを見せています。
8月2日から軍事演習を開始し、実弾射撃訓練も実施しました。
4日になると、台湾を取り囲むように6カ所で演習を行い、弾道ミサイルも発射しました。
さらに、日本の排他的経済水域(EEZ)にも5発の弾道ミサイルを撃ち込んできました。
それでなくてもロシアによるウクライナ侵攻が勃発してからは、「台湾有事⇒尖閣・沖縄有事」と危惧されていたところですが、この時期に安倍さん暗殺事件が発生したわけです。
あまりにもタイミングがよすぎると思いませんか。
山上容疑者の「想定どおりの模範解答」のような供述など、私は当初から信用していません。
旧統一教会を恨んでいたことと、安倍さん殺害の動機はあまりにも飛躍しすぎています。
安倍さんを躊躇なく射殺した彼の一連の言動は明らかに洗脳された者であると感じ取れるし、また被洗脳者に特徴的な「無機質な表情」が何よりも印象的でした。
安倍さんは総理在任中にかかわらず「日本国の安全保障の守護神」であり、また「日米同盟に必要不可欠な最重要人物」でした。
だからこそ、中国からしてみれば、安倍さんは「目の上のたん瘤」のような存在であり、台湾侵攻上最も邪魔な存在だったのです。
今、与党自民党と旧統一教会との癒着問題がいっきに表面化し、工作員や反日メディアの画策したとおりに政治が混乱しています。安倍さん亡き日本は危うい状況に陥っています。
全てが中国の謀略に乗ってしまったような気がするのですが。
私の憶測でなく、本件の背後に「中国」が関与していたとしたら「政治的テロ」であり、安倍さんの死は国家のための殉職に値します。そうであれば安倍さんを「国葬」にする必要があり、また岸田政権は徹底的に本件を調査すべきです。
安倍さんを擁護するつもりは毛頭ありませんが、「モリかけ問題」や「サクラを見る会・前夜祭」、「赤木ファイル事件」などで追いつめられた安倍さんは体調を崩してしまい、在任中に目指していた憲法改正も実現できずに総理を辞任しました。
これで日本は本当によくなったのでしょうか……。