ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

珈琲 失敗しないペーパードリップの淹れ方④

 

新型コロナのあいまに
 
コーヒー豆からの抽出にこだわります。

豆の産地・豆の焙煎度・淹れ方・抽出方法・飲み方と色々ありますが


まずは、コーヒーの淹れ方・抽出方法

覚えるべきはハンドドリップ、特に「ペーパードリップ」です。

 

家庭でも本格的なスペシャルティコーヒーが淹れられるように楽しみます。
 

 

 ※は、大事なところ。


【事前準備】
 
持ち合わせている「ミル」「フィルター」「ドリッパー」「フィルター」「サーバー」「カフェケトル」で作ってみましょ。

 


〔コーヒー豆〕

・ ミルで中細挽き

抽出量150mlに対してコーヒーの粉10gの割合 

・ 新鮮(焙煎してから日が浅い)な豆を使います

・ 淹れる直前に挽く

・ 焙煎してから日が浅い新鮮な豆を使うと、抽出する時にきれいに膨らみ、成分をうまく抽出できます。

・ 焙煎してから2日~2週間くらいがオススメです。

注:コーヒー豆は焙煎直後から炭酸ガスと一緒に風味が抜けるので、直前に挽くほうが◯。

 

一杯飲むごとに貯金箱にチリンと。

喫茶眺望、味も喫茶なみ。

 

 

〔水(お湯)〕

・ 新鮮(沸かしたてのお湯)な軟水(水道水は軟水です。ミネラルウォーターは避けましょう。)

83℃程度がおススメ(~ 88℃)


湯温が低いと苦味が抑えられ(酸味が目立ち)、高いと酸味が抑えられる(苦味が目立つ)傾向があります。

83℃をベースに定め、酸味を抑えたい時に湯温を上げていく調整が良いと思います。

湯温によって、明確に味が変わるので、しっかりと温度計で測りたいところです。


サードウェーブ系の極浅煎り豆は、湯温が低いと酸味が強すぎるため、93~94℃ぐらいで出すのが良いと思います。

逆に、中深煎り以上のコーヒー豆を高温で抽出すると、苦味ばかりが目立ちます。

豆の焙煎度によって、湯温調整はとても重要です。

 

 

【抽 出】

① フィルターの準備

フィルターの強度を保つために、側面と底を互い違いに折ります。


② ドリッパーへのセット

粉を入れる前にフィルターを湿らせ

ドリッパーに貼り付けコーヒーの粉を入れます。

ドリッパーを左右に軽く揺すって、粉の面を平らにします。

 


③ 蒸らし

〔コーヒーの蒸らし A〕

お湯を低い位置から少量ずつ、そっとのせるように染みわたらせます。

高い位置から勢い良く注いでしまうと、コーヒーの粉の層が壊れてしまい、抽出が失敗します。

じわっと、偏りなく染みわたらせます。

この時に、お湯が通った道が非常に大事です。

このあとの抽出過程で注ぐお湯は、この時にできた通り道を通ってコーヒーの成分を抽出します。

普通のヤカンを使うと、ここで失敗します。

 


〔コーヒーの蒸らし B〕

60秒程蒸らします。

新鮮なコーヒー豆だと粉がよく膨らみ、キラキラと細かい泡がでます。

じっくりコーヒーの粉を温めることで、コーヒーの成分が抽出します。

ここで横に振って混ぜ合わせます、このやり方がいいのです。

 

 

④ 抽出

膨らんだ粉の中心から「の」の字を描くように、そっと、細く、お湯を注ぎます。

粉の高さを保ちつつ、ドリッパー内のお湯が無くなりきらないように、何回かに分けて注ぎます。


注:やってはいけないのが、粉とフィルターの境目にお湯を注ぐことです。

境目にお湯を注ぐと、お湯が粉の層を通らずに、ドリッパーと粉の間を通って直接サーバーに落ちてしまいます。

間の抜けたコーヒーが出来上がります。

 

注:目的の抽出量になったら、ドリッパー内のお湯が落ちきる前に、ドリッパーをサーバーから外します。

ドリッパー内の泡には、雑味(アク)が吸着されているので、サーバーに落ちるのを避けます。

これで完成です!


 

【まとめ】
 
・ 豆の量を計る◇( 抽出量150ml:粉10g )

・ お湯の温度を測る◇( 83℃ )

・ 蒸らす、混ぜる◇

・ 粉とフィルターの境目にお湯を当てない◇

・3回に分けて注ぎます◇

 


長~~い 自粛のあいまに住宅街を歩いていると 

黄色の外壁が目立つ家を発見

なんと なんと 

「焙煎工房&珈琲豆」 を扱っているお店です


「Blackhole Coffee Roaster(ブラックホール コーヒー ロースター)」

 


こんな本格的な専門店があるなんて


ご主人の作り方をお手本にして、家チャレンジしてみましょ。

 

散歩のあいまに頼んだのは、「スペシャルティコーヒーHOT(エチオピア産豆)」「はちみつコーヒー牛乳」

 


スペシャルティなコーヒーを作るため


コロナのあいまに ベランダで 優雅な一日 すごしましょ。

 

 



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