新型コロナのあいまに
コーヒー豆からの抽出にこだわります。
豆の産地・豆の焙煎度・淹れ方・抽出方法・飲み方と色々ありますが
まずは、コーヒーの淹れ方・抽出方法
覚えるべきはハンドドリップ、特に「ペーパードリップ」です。
家庭でも本格的なスペシャルティコーヒーが淹れられるように楽しみます。
※は、大事なところ。
【事前準備】
持ち合わせている「ミル」「フィルター」「ドリッパー」「フィルター」「サーバー」「カフェケトル」で作ってみましょ。
〔コーヒー豆〕
・ ミルで中細挽き
・ 抽出量150mlに対してコーヒーの粉10gの割合 ※
・ 新鮮(焙煎してから日が浅い)な豆を使います
・ 淹れる直前に挽く
・ 焙煎してから日が浅い新鮮な豆を使うと、抽出する時にきれいに膨らみ、成分をうまく抽出できます。
・ 焙煎してから2日~2週間くらいがオススメです。
注:コーヒー豆は焙煎直後から炭酸ガスと一緒に風味が抜けるので、直前に挽くほうが◯。
一杯飲むごとに貯金箱にチリンと。
喫茶眺望、味も喫茶なみ。
〔水(お湯)〕
・ 新鮮(沸かしたてのお湯)な軟水(水道水は軟水です。ミネラルウォーターは避けましょう。)
・ 83℃程度がおススメ(~ 88℃)※
湯温が低いと苦味が抑えられ(酸味が目立ち)、高いと酸味が抑えられる(苦味が目立つ)傾向があります。
83℃をベースに定め、酸味を抑えたい時に湯温を上げていく調整が良いと思います。
湯温によって、明確に味が変わるので、しっかりと温度計で測りたいところです。
サードウェーブ系の極浅煎り豆は、湯温が低いと酸味が強すぎるため、93~94℃ぐらいで出すのが良いと思います。
逆に、中深煎り以上のコーヒー豆を高温で抽出すると、苦味ばかりが目立ちます。
豆の焙煎度によって、湯温調整はとても重要です。
【抽 出】
① フィルターの準備
フィルターの強度を保つために、側面と底を互い違いに折ります。
② ドリッパーへのセット
粉を入れる前にフィルターを湿らせ
ドリッパーに貼り付け、コーヒーの粉を入れます。
ドリッパーを左右に軽く揺すって、粉の面を平らにします。
③ 蒸らし※
〔コーヒーの蒸らし A〕※
お湯を低い位置から少量ずつ、そっとのせるように染みわたらせます。
高い位置から勢い良く注いでしまうと、コーヒーの粉の層が壊れてしまい、抽出が失敗します。
じわっと、偏りなく染みわたらせます。
この時に、お湯が通った道が非常に大事です。
このあとの抽出過程で注ぐお湯は、この時にできた通り道を通ってコーヒーの成分を抽出します。
普通のヤカンを使うと、ここで失敗します。
〔コーヒーの蒸らし B〕※
60秒程蒸らします。
新鮮なコーヒー豆だと粉がよく膨らみ、キラキラと細かい泡がでます。
じっくりコーヒーの粉を温めることで、コーヒーの成分が抽出します。
ここで横に振って混ぜ合わせます、このやり方がいいのです。
④ 抽出
膨らんだ粉の中心から「の」の字を描くように、そっと、細く、お湯を注ぎます。
粉の高さを保ちつつ、ドリッパー内のお湯が無くなりきらないように、何回かに分けて注ぎます。
注:やってはいけないのが、粉とフィルターの境目にお湯を注ぐことです。
境目にお湯を注ぐと、お湯が粉の層を通らずに、ドリッパーと粉の間を通って直接サーバーに落ちてしまいます。
間の抜けたコーヒーが出来上がります。
注:目的の抽出量になったら、ドリッパー内のお湯が落ちきる前に、ドリッパーをサーバーから外します。
ドリッパー内の泡には、雑味(アク)が吸着されているので、サーバーに落ちるのを避けます。
これで完成です!
【まとめ】
・ 豆の量を計る◇( 抽出量150ml:粉10g )
・ お湯の温度を測る◇( 83℃ )
・ 蒸らす、混ぜる◇
・ 粉とフィルターの境目にお湯を当てない◇
・3回に分けて注ぎます◇
長~~い 自粛のあいまに住宅街を歩いていると
黄色の外壁が目立つ家を発見
なんと なんと
「焙煎工房&珈琲豆」 を扱っているお店です
「Blackhole Coffee Roaster(ブラックホール コーヒー ロースター)」
こんな本格的な専門店があるなんて
ご主人の作り方をお手本にして、家チャレンジしてみましょ。
散歩のあいまに頼んだのは、「スペシャルティコーヒーHOT(エチオピア産豆)」と「はちみつコーヒー牛乳」
スペシャルティなコーヒーを作るため
コロナのあいまに ベランダで 優雅な一日 すごしましょ。