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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

博多の街は よかところ 回顧

今日も快晴

寒い日

つれあいが、「歳末抽選会」へ行ってくると

「ガラポン抽選器」をグルグル廻してたら、ぼてっと「金色の玉」

お部屋中に「カネ」の音が響きます。


「金賞、金賞、金賞で~~す」


なんと商品は、「福岡の旅(グランド ハイアット 福岡ホテル宿泊ペア)」


つれあいは「金賞のし袋」を どうよと 此れ見よがしに顔の前に見せます。


すごい~ 博多 よくやった よくやったと 労をねぎらいます。

 

さて、日付けを確認すると


あちゃ~ この日は、職場の静岡 沼津1泊旅行の最終日とかち合います


どうしましょ 福岡にも行きたいし


みんなに詫びて2日目の朝、旅先から分かれて羽田空港に向かいます。


沼津から三島、新幹線で東京までもどり、羽田空港でつれあいと待ち合せます。


どうにか、集合時間に間に合いました。


当選した人が、「第2ターミナル」にパラパラと集まってきます。 


乗るのは、「ボーイング747 ジャンボジェット機」


110分の空の旅

沼津の上空から「今 上空飛んでます」のごめんメールして

楕円の窓から手をふります。


一路、福岡空港へ


空港には、貸し切りバスが待っています。


まずは、「大宰府天満宮」の見学


参道をぶらぶら、あの名物「梅が枝餅」にキョロキョロ


「飛梅」も咲きほころび、ポッカポカ


「梅が枝餅」を買うなら記憶していた

天満宮の奥にある「お石茶屋」に寄ってみます。

※このお石茶屋は、1899(明治32)年生まれの女主人「江崎イシ」に由来しています。


「おイシしゃん」は筑前三美人の1人といわれ

彼女目当てに多くの人びとが店に立ち寄ったそうです。

立ち寄った人は〔高松宮殿下、野口雨情、吉井勇、犬養毅、緒方竹虎、松岡洋右、佐藤栄作首相、どれだけの男を虜にしてるの!という感じです。

ここのもう一品のおすすめは、出汁にこだわった「名物 肉うどん!」


 

子供のころから「梅が枝餅」は、食べてきましたが「お石茶屋」が雰囲気もあり美味しいですね。

 

今日の泊りは、「グランド ハイアット 福岡」


施設内には、ショッピングモール、映画館、劇場、アミューズメント施設などからなるエンターテインメント複合施設の「キャナルシティ博多」もあります。


ホテル4階には、フィットネスクラブ「クラブ オリンパス」

滞在中に利用できるリラクゼーションスペースやジム、プールがあります。

 

夕食は、博多ならここ「博多料亭 稚加榮(ちかえい)」に行ってみます。


東京も大型いけす店がありますが、玄界灘にもまれた魚は

こちらの方が旨いかもと尋ねてみます。

 


こちらの建物は、昭和36年に「福岡の炭鉱王 中島徳松氏」の持ち家を改装し

鳥料理店として創業、小倉店、八幡店を開業し

昭和41年には、全店を統合して「稚加榮」として設立。

福岡店の縦12m、横3m、深さ1.2mの生簀には、常時30種類以上泳いでいます。


【稚加榮の由来は】

福岡の易姓学者 大里先生により命名、字画の数え方で32画となり

「稚」すなわち幼く小さなこと「加」え重ねて「榮」えるという意味を持っています。

他人から愛され、引き立てられ、子々孫々まで繁栄させるという思いから考えられ

3文字とも濁り音がなく、また発音しても響きが良く、覚えられやすい名称であるのが特徴です。


「いか活造り」や寿司を頼み堪能します。


帰りには、料亭の味付けで美味しい稚加榮いちおしの「辛子明太子」おみやにし帰ります。

 

ホテルに帰る途中、「那珂川」沿いに屋台が立ち並び、「中洲」ならではの光景が広がります。


「中州 屋台」は、夜になるとカラフルなのれんを掲げた屋台

約100軒があちこちに並んでいます。

ラーメン、おでん、餃子や焼き鳥、天ぷらなどオリジナルメニューが豊富に楽しめますが


おなか一杯なので、我慢してホテルの中を堪能します。

 

翌日に向かったのは、「水郷柳川 川下り」


柳川の川下りは「お堀めぐり」です。


柳川市は市全体に「堀」が巡る「水郷のまち」です。

「堀割」を船頭さんのさす竿に任せて巡っていく、ひとときの舟旅はよかもんです。

 

お昼は、柳川名物の「うなぎのせいろむし」

本吉屋(天和元年1681年創業)」でいただきます。

 

初代秘伝のタレと蒸しの加減、肉厚のウナギには蒸すことで旨さが増しますね。

 

あっという間の一泊旅、「九州縦貫道」を1時間弱はしり空港に向かいます。

 


福岡空港に行くと立ち寄りたくなる「第1玉や寿司」

ここの寿司は絶対おすすめ、新鮮な旬なネタで驚きます。

頼むなら「博多地物づくし」のにぎりセット。

空港で食べる寿司とは思えない美味しさです。頼むならもう一品「ごま鯖」も!

 

お土産(通りもん・鶏卵素麺・稚加榮辛子明太子などなど)買って

2011年2月20日 暮れの卒業に向かっていい旅になりました。

 

 

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