南千住にお店を構える「カフェ・バッハ」は1968年に開業した老舗喫茶店です。
開店から40年以上たった今も
珈琲の書籍には必ずと言ってよいほど「カフェ・バッハ」が記載されているほどの名店です。
店内は広々としていて、居心地の良い雰囲気で感染対策も安心です。
どことなく昭和の古き良き時代を残した、落ち着いた空間で
キビキビと動く店員さんの接客も好印象です。
カウンターの前には、棚一杯にずらっと並ぶコーヒー豆。
お店の右奥にはボイラー技士だったご主人手製の焙煎機が並びます。
焙煎が安定しているので、柔らかい香味を引き出してくれるんですね~
今日も開店の10時過ぎに伺いましたが、すでに軒先に列をなしています。
コロナ禍で、4人ボックス席もひとりのみ座らせています。
都心から少し距離がありますが、遠方からのお客様も
「カフェ・バッハが提供するサービスと最高の一杯」を求めて来店しています。
カフェ・バッハが提唱する美味しいコーヒーの条件とは
①新鮮であること
②煎りたてであること
③正しく焙煎されていることである。
他店の豆を挽くと挽き部に豆の皮かすがつきますが
「バッハ」の豆は、豆粉はつかず綺麗に落ちています。
これは何でしょう?
これが、えぐみや胸焼けの原因なのかもしれません。
同じ銘柄で同じ産地の豆にもかかわらず
それまでとは全く異なるなめらかで香りがよく
喉越しが良いコーヒーが出来上がるのかもしれません。
「バッハ」は、欠点豆を手作業で取り除く「ハンドピック」を焙煎の前後2回行います。
トレー上に豆を並べ、欠点豆を一粒ずつ取り除くハンドピックは
労力も手間もかかると思うのですが
コーヒーの味が安定し、カフェ・バッハの美味しい規準が確立されています。
帰りに「スマトラ・マンデリン タノバタック100g890円」を求めます。
住所:東京都台東区日本堤1-23-9
営業時間:10:00~19:00(L.O.18:45)
定休日号:金曜・第2火曜
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