熊野前駅から「都電(さくらトラム)」に乗って15分、王子駅前で下車します。
目の前は東京都北区の「JR王子駅」
頭上には、新幹線・京浜東北線・高崎線・東北本線・宇都宮線が走っています。
ガード下をくぐると、「アスカルゴ(飛鳥山モノレール)」が無料で
飛鳥山山頂(25.4m)まで2分で登ります。
壁には、統制員の方へ、子供たちから感謝の花束が貼ってます。
春は、江戸の頃から桜で満開の飛鳥山、今は紅葉で満開です。
※徳川吉宗が享保の改革の一環として整備・造成を行った公園として知られています。
当時は、江戸近辺の桜の名所は寛永寺程度しかなく
花見の時期は風紀が乱れたため、安心して花見ができる場所を飛鳥山ときめ
吉宗自ら飛鳥山に宴席を設け庶民にアピールしました。
1270本の桜が植えられ、現在もソメイヨシノを中心に約650本の桜が植えられています。
行きたいのは「渋谷×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」
前もってチケットを予約し、入場券に交換します。
平日だというのに多くの人が来ています。
「飛鳥山博物館」玄関も「晴天を衝け ブルー」
等身大パネルと記念撮影
手持ちのスマホで、「なりきり1万円札の肖像」に
飛鳥山園内のマップ
「渋沢翁」が人生の拠点とした王子飛鳥山、「青淵文庫(せいえんぶんこ)」
1931年91歳で亡くなるまでここを住みかとしました。
多くの賓客を迎えた「晩香盧」、唯一の像が見守ります。
近くには製紙工場・王子製紙を立ち上げ、近くには造幣印刷局もあります。
『変わることを恐れなかった その人生』
新しきことを貪欲に吸収し、現状をふまえこれからのために改革した人。
渋沢栄一の出世の秘密は‥‥
上司に対して、たびたび自らの意見を披瀝(ひれき)していることです。
「何もすることがない」とか「いい仕事を与えられない」と不平を漏らすのではなく
自ら動いて仕事をつくっています。
おみやげ館の前でカプチーノ、「青淵文庫」を眺めながら至福のひと時
公園には子供たちの歓声が聞こえ、中ほどには大イチョウ
ここから新幹線「はやぶさ」と京浜東北線がよ~く見えます。
低山でも楽しめる紅葉気分、まだまだ見頃です。
空を見上げると「晴天を衝け」
「音無川親水公園」石神井川の旧流路に昔の音無川渓谷をコンパクトに再現しています。
この公園近くには、「狐の行列」で有名な王子稲荷神社があります。
関東の稲荷神社の総元締めで、「白狐」が鍵を持ち管理しています。
大晦日の夜に、関東一円の稲荷神社の狐が集団で参拝したとの言い伝えがあり
例年地元の人達による仮装行列があります。年末の王子の風物詩となっています。
こちらにその時のブログを掲載
王子神社(王子権現)に寄ってみます。
1番の見どころはパワースポットの「大イチョウ」
樹齢600年を越え、東京大空襲の戦禍を唯一逃れたと言われ霊力が高い大木です。
イチョウの周辺は癒しの力が強く、気持ちを穏やかにします。
境内に「髪置(かみおき)」の文字が、貼ってあります。
七五三のお祝い、3歳の祝いを髪置祝いとか、カミタテ祝いなどとよびます。
子供の頭髪の変化を3歳の祝いの名称としているのは
国内でも関東地方、九州の一部などに聞かれます。
赤子から子供になる意味で、女児の場合に多く
新しい着物を整えて、氏神参りをしたといいます。
しかし実際にはこの名称は多くの地で忘れられている貴重な風習です。
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