てしかが自然学校

道東の弟子屈町(てしかがちょう)で、活動する日々のあれこれ

弟子屈町森林体験教室「木で遊ぼう!こども木育デー」2014.10.12(日)

2014-10-12 23:04:35 | 日記
弟子屈町主催、森林体験教室の
プログラム運営を担当させていただきました。
町内の小学生と一緒に、木とふれあう一日です。

午前中は町内の穴場スポット「草原の森」の探検へ。
尾根へ登っていくと酪農地帯の草原の風景が
バッチリ見渡せて、なかなかの展望です。


探検では班に分かれてそれぞれ指令をクリアしてもらいます。
シラカバの皮を少しいただいたり
ササの葉を摘んだり
秋色の葉っぱやクルミを拾ってきたり
森から見える草原をバックに記念撮影をしたり…。
それぞれに樹木にふれる森の探検でした。




午後からは、林業多目的センターにて
木にまつわる色々なプログラムが楽しめる「木育ひろば」です。

○枝から作るカスタネット作り
輪切りにした枝を重ねて、自分好みにサンドペーパーをかけて
自分だけのカスタネットを作ります。
音がなりやすいように、あらかじめ加工されているので
カチカチと耳触りの良い音が響きます。




○もりあそび
センター裏のキャンプ場で
ゲームを交えながら散策をしてきました。
葉っぱを見ないで触り、感触をたよりに同じ木を探してみるなど
ちょっと視点を変えると、色んな気づきがあります。




○昔のノコギリで丸太カットにチャレンジ
古く錆びてしまったノコギリをお手入れし
再び切れるようにして、丸太カットにチャレンジです。
なかなか大変ですが、昔は森を切り拓くのに
なかなか苦労したのを体感できたでしょうか…。




○たき火屋さん
午前に摘んできたシラカバの皮を焚き付けに使い
同じく摘んできたササを炒ってササ茶を作ったり
定番のマシュマロ焼きや割ったクルミを炒って食べてみたりしました。
美味しい木のエネルギーです。




という様子で、お天気にも恵まれ
木をテーマにたくさん遊んだ一日となりました。
木に触れ、木で楽しみ、木の多様性を知るとともに
ここ弟子屈の酪農風景は先人が森を拓いて
暮らしを作ってきたということに思いを馳せてみました。
これからも、実は身近な木のこと、意識を向けてくれると嬉しいです。

また遊びましょう!

(はぎわら)

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