てしかが自然学校

道東の弟子屈町(てしかがちょう)で、活動する日々のあれこれ

弟子屈町 春の名木ツアー2018.5.13(日)

2018-05-17 09:46:31 | 日記
昨年に引き続き
弟子屈町の名木ツアー(主催:弟子屈町、根釧西部森林管理署)の案内人を務めてまいりました。
町内には、14本の名木が指定されており、ただ大きいだけじゃなく
古くから人々に親しまれていた樹木で、手軽にアクセスしやすいというのが特徴です。
(弟子屈町ホームページ内 町の名木

春の名木ツアーは、サクラの開花に合せて開催したいのですが
告知の関係もあって事前に日程を決めなければならいので
なかなかタイミングが合わないものです…。
が、サクラが見れなくても、そこは手軽に自然が楽しめる弟子屈町内。
「大人の遠足」というノリで各所を巡ってきました!


今回、見てきた名木は3本。

①奥春別のエゾヤマザクラ

某ポテトチップス受験生応援企画「合格の木」で
パッケージに使われていたサクラです。
まだお花は咲いていませんでしたね…。

②屈斜路湖畔(ウォータースポーツ交流公園)のカツラ

見上げてばかりでなく、足元を見ると
小さなお花たち(ニリンソウ、エゾエンゴサク、カキドオシ)が見頃でした。

③屈斜路パークゴルフ場のポプラ

森林管理署の方に、樹高測定のやり方を教えていただきました!
(ポプラは写真左端に写っている木です)

午後からは和琴半島の散策路(約2.5㎞)でのんびり森歩きを楽しんできました。
春の花(ミズバショウ、ヒメイチゲ、エゾエンゴサク、エンレイソウ類)を愛でたり
地熱帯に生息するコオロギ、マダラスズ(写真)を探したり

そういえば、アオダイショウにも出くわしたっけなぁ。


個人的なイチオシは
雨が降ってきたのでバスから眺めるだけでしたが
弟子屈町市街地(郵便局向かい「てしかがの蔵」周辺)のニリンソウ群落。

名木と合わせ、これからも残っていってほしい、弟子屈の風景です。

次回は10月中旬、秋の名木ツアー。
紅葉とタイミングがあえばいいですね!

(はぎわら)