てしかが自然学校

道東の弟子屈町(てしかがちょう)で、活動する日々のあれこれ

原野のもりの春

2015-04-28 10:15:33 | 原野のもりプロジェクト
いつになく雪の多い冬でしたが
ここ数日、暖かな日が続いているため、急激に雪解けが進んでいます。昨日はまさかの夏日でした(!)。

カラマツ林の中もすっかり雪がなくなったので
昨年作った散策路を散歩してきました(散策路作りの様子はコチラ


秋にササ刈りして、落ちているカラマツの大小たくさんの枝をどけましたが
度重なる暴風雪でリセットされています…。
雪の重みで道の上に被ってきている枝もあるので、お手入れが必須です。

それでも、ササ刈りの効果でしょうか。
足元をよく見てみると、あれこれ芽吹いていました。

定番のフキノトウですね。


手前の大きいのはオオウバユリ。
イラクサも顔を出していました。


お、エゾエンゴサクが咲いている!


わずかな距離の散策路ですが楽しいお散歩でした。

木育ひろばの日程も検討中ですので、またご案内します!

(はぎわら)

堅雪散歩

2015-04-08 22:20:01 | 日記
今朝の弟子屈の最低気温は-7℃ほど。
日中の陽射しや暖気で雪解けが進む季節ですが
こうして、夜間に冷え込むと、雪面が凍ってかたく締まり
スノーシューなどの道具を使わなくても、全く埋まらずに雪の上を歩くことができます。
堅雪(かたゆき)というやつですね。

「堅雪かんこ、凍み雪しんこ」の世界です。



まだまだ残る吹き溜まりの上に登れば、目線は軒下ほどの高さに。



カラマツ林の中、どこまでも行けそう。



あ、タランボ見つけた(芽吹きの頃にもう一度行こう…)



カラマツ林を抜けると畑であった。
美羅尾山を仰ぎ見ます。


陽が高くなると、雪面は緩んでズボズボ埋まりだします。
こうして歩き回れるのは、早春の冷え込んだ朝だけ。
一瞬の楽しみでした。

(はぎわら)

セラピーフェスタin川湯温泉

2015-04-01 10:19:59 | 日記
先週末(3/27金~3/29日)に開催された
セラピーフェスタin川湯温泉」に土日のみですが木育ブースを出してきました。

このフェス、道内各地から集まったセラピストさんたちが
それぞれに個性あふれるブースを出店する癒しの祭典です。

子連れの方も安心して施術を受けられるように
キッズコーナーも設けられていまして
その傍らで木製遊具などをおいていたわけです。

会場内、まるで夏のような熱気に包まれておりました。

雪で折れてしまったサクラの枝を拾ってきて
「木育ひろば」の看板を作ってみたり、

削り馬でサクラの枝を削ってみたり。

削った断面のシットリとした手触りや
ほのかに香るサクラの香りは、ある意味セラピーなのかもと思いました。

会場周辺のお散歩もしてきました。
雪深い川湯園地には倒れたアカエゾマツ。
そして、タオルもないのに足湯に入る(笑)。


風もなく暖かな日でした。
ご来場の方々も楽しんでいただけたのではないでしょうか。
実行委員会のみなさまお疲れ様でした!

(はぎわら)