てしかが自然学校

道東の弟子屈町(てしかがちょう)で、活動する日々のあれこれ

【イベント案内】原野のもりの木育ひろば2016.10.30(日)

2016-10-18 22:45:01 | イベント案内
馬による森のお手入れの第2弾。
9月にはカラマツ林内に「林間放牧」し、ササなどをきれいに食べてもらいました。
今度は、台風や暴風雪で倒れてしまった木を馬に搬出してもらう「馬搬(ホースロギング)」を実施します。
今回も9月に引き続き「大沼流山牧場 Paard Musée」さんにお越しいただきます。
10月29日(土)、30日(日)の2日間にわたって実施しますが
次のとおり開催しますので、ご確認のうえお越しください。

□10月29日(土)馬搬作業デー
 →この日は、ひたすら馬搬の作業を行っていますが、見学OKです。
  申込み不要。参加費無料。入退場自由(10:00~15:00)。
  ※安全確保のため、作業現場に近づけない時もありますので、あらかじめご了承ください。

□10月30日(日)原野のもりの木育ひろば
 →いつもの「木育ひろば」ですが、馬搬の作業とふれあえる場も作ります。
  下記詳細をご確認ください。要申込みです。


(イメージです。 提供:大沼流山牧場 Paard Musée)




『原野のもりの木育ひろば』
<日時>
平成28年10月30日(日)

<会場>
原野のもり(旧からまつふぁーむ)
弟子屈町弟子屈原野453-1(地図はコチラ

<活動時間>
午前の部10:00~12:00
午後の部13:00~15:00

<参加費(保険代、活動備品使用料、原材料費等として)>
大人:半日500円、一日1,000円
子ども(小学生以下):半日300円、一日600円
※3歳未満は無料。
※小学生以下のお子様は保護者同伴でご参加ください。

<服装>
長袖・長ズボン(ケガ、虫刺され防止のため必ずご用意ください。暑い場合は脱ぎ着しやすい服をお勧めします)
長靴(ケガ防止、ダニ対策に有効です)
防寒着
帽子
軍手(たき火の際、化学繊維のものは熱で溶けてしまう恐れがありますので綿製品をおすすめします)
カッパ(雨天時は室内もご利用できます)。

<持ち物>
お弁当(必要な方)
飲み物
タオル・手ぬぐい(汗ふき、手ふきなど。首に巻いておくとダニなど虫よけにもなります)
虫除け(天気の良い日はまだ蚊が飛んでいますのでご注意を)


<活動内容>
次のプログラムが同時進行されています。
どれに参加しても、どれも参加してもOKです。
※天候等で内容を一部変更して実施する場合があります。

ロギングホースとのふれあい体験
カラマツの風倒木、枯損木撤去のために
ベルジャンホースという品種の大きな馬がやってきます。
安全な範囲で作業のお手伝いをさせてもらえる予定です。
馬の力強さを見てみましょう!

たき火ひろば
安全にできる場所で、正しい火遊びを。
普段いじることのできない火のお世話ができる、たき火ひろばです。
何やら美味しいオヤツも出てくるかも!

森のプレーパーク
「プレーパーク」とは、子ども達が想像力で工夫して遊びを作り出すことにできる遊び場です。
森のこみちもお散歩をしたり、大きなハンモックで寝そべってみたり
子どもに限らず、大人も心地の良い場所を見つけてみてください。

原野グリーンジム
身体を動かしたい方は、ひたすらに薪割りをおすすめします。
幼児でも太い薪が割れる手動薪割り機も用意しています。
森のお手入れで出てきた、倒木を燃料に変えましょう。

セラピーカフェ
外の活動に疲れた方は、原野のもりに隣接しているログハウス内で気軽にお休みください。
今年みんなで仕上げをした「カラマツ積み木」など、木製遊具がいくつかおいてあります。
また、町内のセラピストさんがハンドマッサージを提供してくれます。
物足りない方には有料のマッサージもご利用できます。
(首肩まわり背中・腰など15分500円 ※通常の半額程度です!)
また、寒くなる季節を前に、自然の香りを使った保湿クリーム作りワークショップも開催します。


<お問合せ・申込み先>
保険加入のため名簿を作成しています。
また当日の受付を簡潔に済ませられるよう、ご参加いただける場合はあらかじめ次の内容をお知らせください。

①参加される方全員のお名前・性別・年齢
②携帯電話の番号
③住所
④参加の内容(一日/午前のみ/午後のみ)

申込み先は、てしかが自然学校(担当:萩原)まで
メールにてご連絡ください。
teshikaga.ns★gmail.com(★を@に変えてお使いください)
※前日までにご連絡ください。

林間放牧の結果

2016-10-17 16:11:59 | 原野のもりプロジェクト
9月に原野のもりで実施していた馬の「林間放牧」。
カラマツ林内のササなどを馬に食べてもらって、森のお手入れをしようというものです。

9月3日に行われた木育ひろばにて
参加者のみなさんとふれ合ったどさんこ馬の親子とポニー1頭が林内に放牧されました。
イベントの様子はコチラ



林間放牧の効果はいかほどに…と思いながら定点写真を撮っていましたので
その結果をどうぞ!

■2日後・・・最初は網目状にササが無くなっていき…



■3日後・・・ササの無い範囲がどんどん広がっていきます。



■6日後・・・どんどん広がっていきます!



■10日後・・・ササの茎が残るのみとなりました。



別地点からのビフォーアフターもどうぞ。

ビフォー


アフター

なんということでしょう!

いやぁ、正直なところ、こんなにきれいに整備ができると思ってなかったです。
今まで、刈払機で化石燃料を消費しながら汗水かいてがんばったあの労力はなんだったのだろうかと(笑)。

がんばってくれた馬たちは、今回協力して下さった「大沼流山牧場 Paard Musée」にすでに帰っています。
今度は、暴風雪や台風で倒れてしまったカラマツの搬出(馬搬)の作業。
今月末に実施予定ですので、近日ご案内いたします!

(はぎわら)

ネイパル北見「あったかファミリーキャンプ」16.10.15(土)

2016-10-15 22:40:16 | 日記
ネイパル北見の主催事業「あったかファミリーキャンプ」にお邪魔してきました。

色づき始めた葉っぱを集めて
みんなで見せ合いっこのゲームをしたり
葉っぱでスタンプするトートバッグを作ったり。
たき火でのんびり過ごしたりと
穏やかな天気の中、木で遊ぶ午後のひと時でした。


サロマ湖に沈む夕日を臨みながら、マシュマロを焼くの図。

ネイパル北見Facebookページに
写真がたくさん掲載されていますので、こちらもご覧ください!
写真その1(葉っぱ集め・トートバッグ作り)
写真その2(たき火タイム)

(はぎわら)

森林体験教室 こども木育デー2016.10.2(日)

2016-10-03 16:40:18 | 日記
弟子屈町主催の森林体験教室「こども木育デー」が今年も開催されました。
一昨年昨年


天候の心配がほぼいらない快晴の中
「木」をテーマにした活動のスタートです。


バスに乗って、町内の山奥へ林道を歩くこと15分ほど


今年も国有林を管理されている森林官の方々が待ち構えていました。
「僕たちの仕事、森林管理の手伝いをしてほしい!」と
自作の紙芝居をで森を守る大切さを教えてもらい
森林管理に必要不可欠な林道の整備をお手伝いしました。


林道沿いに茂ってしまった小さなハンノキをひたすらに切り倒します。
ひとり1本ノコギリを持って、ノコギリ使い放題タイム!
あっという間に林道はスッキリと整備されたのです。

「みんながんばってくれた、ありがとう!」と
これまた自作の感謝状をいただきました。

いろいろ用意してくださってありがとうございます!

あと、オマケとして、伐ったハンノキで小屋を作りました。
ハンノキは地面に挿したところから根付くのだとか。
今度やってみよう!



午後からは、林業多目的センターに移動して
木育体験屋台で木と遊ぶ時間。

○葉っぱスタンプのタペストリー作り
林道で伐ったハンノキを利用して、壁掛けの飾りを作りました。
木の葉に絵の具をつけて布にスタンプし
ハンノキは削って整えます(写真は夢中になってしまった大人です笑)。




○ぶんぶんゴマ作り、コースター作り
こちらもハンノキを再利用しました。
自ら輪切りにしたハンノキにドリルで穴をあけて糸を通します。

ブンブンとうなりをあげて回していましたよ。
コースターも自らノコギリで輪切りにします。

普段使う機会の少ないノコギリをたっぷり使ってもらいました。


○カスタネット作り
ここ数年登場しておなじみの
しばちゃん工房の、原木カスタネット。
昨年なんと「ウッドデザイン賞2015(ハートフルデザイン部門・木製品分野)」を受賞しています!
リピーターの参加者も、飽きることなく作ってくれていましたね。




○たき火ひろば
玄関前では、小さなたき火をお世話していました。

マシュマロを焼いたり、ササ茶を味わったりと
なぜか同行する大人たちが引き寄せられていたのは気のせいでしょうか(笑)。

…という感じで、若干時間がなくて物足りなかった様子でしたが
木育デーは無事に終了しました。
この日に限らず、機会を見つけて、身近な木製品に目を向けたり木で遊んだり
そういえば森のお手入れをしたなぁと思い出したりしてくれたら嬉しいところです。


ちなみに同センターでは、この日からの約1週間、「木育週間」と称して施設を開放しています。
弟子屈町産の木材を使った木の砂場や積み木などの木製遊具で遊ぶことができますよ!
(詳しくは弟子屈町ホームページ内、広報てしかが10月号20-21ページをご覧ください)

(はぎわら)