みなさん、こんばんは。
今日は梅雨の中休みということで晴れましたが、梅雨明けが早いという兆候だったりするのでしょうか・・・
さて、今日は日経産業新聞のセミナーを受講してきました。
日経産業新聞資産フォーラム2012 ビジネスの新潮流「総合資産コンサルティング」
会計士・税理士が専門家の見地から、総合資産コンサルティングについて、講義とディスカッションをしたのですが、間に挟んだ竹中平蔵氏の講演が面白かったです。
要約すると、資産の運用所得が、GDP比で日本は0.7%、アメリカは22%と差があり、まだまだ運用されていない資産がたくさんあるとのこと。
日本の金融資産1,400兆円が10%で回れば、今回の消費税増税分(13兆円)をまかなうことが可能。
2007年6月の株価が17,000円、現在が8,500円をうろうろ・・・。アメリカはほぼもどり、ヨーロッパなども8割程度に回復していて、日本だけが異常な状態にある。
これは、モラトリアム法(金融円滑化法)による不良債権の塩漬けと、雇用調整給付金の支給により、実質失業率が11%くらいなど、数々の問題を棚上げにしているから、異常な状態にあるとのこと。
予算も2007年82兆円、2012年95兆円。増額分13兆円は、GDPが変わらないのに、おかしい!消費税増税の前にこの増額分を減らす努力をすべき。
などなど、そのほかにも面白おかしく話してました。さすがに、講演慣れしているのか、喋り方も飽きさせないし、笑いも挟みつつ、すばらしいパフォーマンスでした。
ただ、上記に示した数字の根拠とか、細かい点では多々突っ込みどころ満載なので、すべてに同意できるわけではありませんが、物の見方として、勉強になったと思います。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!