癒し系!?税理士の爆笑??商売繁盛記

税金に限らず、経営、会計、コミュニケーションなどを、面白おかしく、また、わかりやすく解説する、気軽なブログです。

消費税に関しては、もっと議論を重ねるべきでは

2012-06-29 17:52:26 | ビジネス

みなさん、こんばんは。

今日は梅雨の中休みということで晴れましたが、梅雨明けが早いという兆候だったりするのでしょうか・・・

さて、今日は日経産業新聞のセミナーを受講してきました。

日経産業新聞資産フォーラム2012 ビジネスの新潮流「総合資産コンサルティング」

会計士・税理士が専門家の見地から、総合資産コンサルティングについて、講義とディスカッションをしたのですが、間に挟んだ竹中平蔵氏の講演が面白かったです。

要約すると、資産の運用所得が、GDP比で日本は0.7%、アメリカは22%と差があり、まだまだ運用されていない資産がたくさんあるとのこと。

日本の金融資産1,400兆円が10%で回れば、今回の消費税増税分(13兆円)をまかなうことが可能。

2007年6月の株価が17,000円、現在が8,500円をうろうろ・・・。アメリカはほぼもどり、ヨーロッパなども8割程度に回復していて、日本だけが異常な状態にある。

これは、モラトリアム法(金融円滑化法)による不良債権の塩漬けと、雇用調整給付金の支給により、実質失業率が11%くらいなど、数々の問題を棚上げにしているから、異常な状態にあるとのこと。

予算も2007年82兆円、2012年95兆円。増額分13兆円は、GDPが変わらないのに、おかしい!消費税増税の前にこの増額分を減らす努力をすべき。

などなど、そのほかにも面白おかしく話してました。さすがに、講演慣れしているのか、喋り方も飽きさせないし、笑いも挟みつつ、すばらしいパフォーマンスでした。

ただ、上記に示した数字の根拠とか、細かい点では多々突っ込みどころ満載なので、すべてに同意できるわけではありませんが、物の見方として、勉強になったと思います。

それでは、今日はこの辺で。また、明日!

 

コメント
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