みなさん、こんばんは。
今日は台風が過ぎ去り、久しぶりの快晴。気温も適温で、なんだかようやく秋を感じることができそうです。一方、台風で被害にあわれた被災者の方に、お見舞い申し上げます。
さて今日は、本の紹介です。
『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか』著:ロバート・キーガン、リサ・ラスコー・レイヒー 英治出版
『なぜ人と組織は変われないのか』を書いた著者の第2弾。
タイトルの字面の意味だと、弱さを見せあい、フォローしあうという感じを受けますが、実際は自分でもそうですが、他人からも弱さと言うか、改善点を見出し、忌憚のない意見を述べ、その人が成長することによって、組織も成長することを目指すマネジメント手法を解説した本です。
とにかく、この文化、日本にはない文化ですが、アメリカでも拒否反応は相当のようです。そんな中でも、人も組織も成長するために、この課題に取り組んでいる会社の事例は、称賛に値します。
道半ば、という解説はあるものの、そのことがどれだけ凄いことか、感心しきりでした。当然、聖域はないので、経営者も含めすべてが対象というのも、この手法のハードルの高さを如実に物語っていると思います。
だからこそ、素晴らしい組織として、マネジメントが遂行し続けられのだと思いました。
文中には、この手法を導入権限のない人達用のエクササイズもあるので、経営者や管理職はもちろん、そうでない方も参考になる本だと思います。
それでは、今日は、この辺で。また、明日!