みなさん、こんばんは。
今日も寒い一日でした。ここ最近の冷え込みは、冬がすぐにでも、いやすでに到来していることを告げているかのようです。
さて、今日は本の紹介です。
以前、消費税増税論者の本を紹介しましたが、今回はその逆の反対論者の本です。
まず思ったのは、増税論者とは違う出版社だということ。さすがに相いれない論理だと、同じ出版社から出版するのは、違和感があるからなのか、それとも出版社のキャラクターなのか・・・
とにかく、この手の本は、数字を論理立てて説明するのですが、あまりにもその説明が多いので、その検証を途中で投げ出してしまうというのが、パターンになってしまっています。
それと、自分が論じている考え方が、世界の潮流というか、常識というか、そのような言い回しを使っていることです。
そうなると、どちらも常識で、どちらもが標準的な考え方となり、矛盾が生じてしまいます。
なので、私が理解した点は、増税論者はプライマリーバランス(国債を除いた国の収支)を均衡させることを主目的とし、反対論者は財政支出により景気を回復させ(デフレ脱却)、直接税により財政を賄えるようにするということです。
また、ここがわかればどちらかが正しいであろうと理解できるものは、財政支出によって景気が上向いても、同様に金利上昇が起こるのかどうか、ということです。
増税論者は「金利も上昇し、景気効果を打ち消す」と主張し、反対論者は「金利の上昇は、景気回復の伸びほどにはならない」と主張します。
なので、ここが理解できれば、日本の財政の方向性が、私たち国民にも理解できるのではないかと感じました。
ただ、それを理解するには、相当な勉強をしないといけない気がしますが・・・
それでは、今日はこの辺で。また、明日!