みなさん、こんばんは。
今日はとてもさわやかな一日でした。気温も適度に上昇し、過ごしやすかったですね。
さて、今日は本の紹介です。
「デフレの正体」藻谷浩介
この本は、数々の経済に関する常識を、検証可能な実数データにより、覆していくという内容です。
なので、経済学を勉強された方は、とても驚くに違いありません。いかに、学者、政治家、経営者が事実を見ようとしていないのか、ということがわかります。
とは言うものの、すべてが著者の言うとおりではないかも知れません。ただ、著者は「客観的データを咀嚼した上で、反論いただければ」と書かれていますので、我こそは、と言う方は何度も読まれると良いかと思います。
ちなみに、この本の結論を短くまとめると、今の日本は、景気循環によるデフレではなくて、生産年齢人口の減少だと言うことです。
年別の出生数が、若いほど少ないので、給料を稼ぐ人が絶対的に減ると言うこと、また、その若年層は低賃金のため、消費に向かう絶対額が減少するので、経済へのインパクトが大きいということです。
また、高額所得者は加齢することによって、消費をしない傾向があり、また、将来の福祉の不安から、ますます消費を抑制すると言う、悪循環が生まれてしまっているということです。
データを検証しなくても、感覚的に納得できます。著者の素晴らしいところは、検証可能なデータを駆使し、論理的に解説をしているところです。個人的には、ここまでのことは説明されれば分かりますが、何もない状態から分析しろ、と言われても出来ませんね。
とにかく、経営者、特に上場企業の経営者に読んで欲しい本です。ついでに言うと、政治家にも読んで欲しいです。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!
今日はとてもさわやかな一日でした。気温も適度に上昇し、過ごしやすかったですね。
さて、今日は本の紹介です。
「デフレの正体」藻谷浩介
この本は、数々の経済に関する常識を、検証可能な実数データにより、覆していくという内容です。
なので、経済学を勉強された方は、とても驚くに違いありません。いかに、学者、政治家、経営者が事実を見ようとしていないのか、ということがわかります。
とは言うものの、すべてが著者の言うとおりではないかも知れません。ただ、著者は「客観的データを咀嚼した上で、反論いただければ」と書かれていますので、我こそは、と言う方は何度も読まれると良いかと思います。
ちなみに、この本の結論を短くまとめると、今の日本は、景気循環によるデフレではなくて、生産年齢人口の減少だと言うことです。
年別の出生数が、若いほど少ないので、給料を稼ぐ人が絶対的に減ると言うこと、また、その若年層は低賃金のため、消費に向かう絶対額が減少するので、経済へのインパクトが大きいということです。
また、高額所得者は加齢することによって、消費をしない傾向があり、また、将来の福祉の不安から、ますます消費を抑制すると言う、悪循環が生まれてしまっているということです。
データを検証しなくても、感覚的に納得できます。著者の素晴らしいところは、検証可能なデータを駆使し、論理的に解説をしているところです。個人的には、ここまでのことは説明されれば分かりますが、何もない状態から分析しろ、と言われても出来ませんね。
とにかく、経営者、特に上場企業の経営者に読んで欲しい本です。ついでに言うと、政治家にも読んで欲しいです。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!