いったい人類は何をやっているのか―。いただいた賀状から悲嘆や義憤が伝わってきました。ガザやウクライナでの戦争=殺りくは年越しも続いています。
イスラエル軍は2日、避難先に指定していた地域を空爆。テントの避難民をはじめ少なくとも68人が死亡し、子どもも含まれているといいます。国連の機関は「新しい年が始まるなか、ガザには人道地域すら存在しないことが改めて思い知らされる」と非難しました。
早く世界が平和になってほしい。初詣の神社にあった絵馬には同じような願い事が多く書かれていました。まがまがしき雲覆う新年。今月20日には、米国第一主義を掲げるトランプ氏がふたたび大統領に就任します。
希望はどこにあるのか。そんな思いで志位議長の新春インタビューを読みました。軍事対軍事の危険な悪循環の先には決して平和は訪れない。一方で、とうとうたる平和の本流が着実に前進していると。
具体的にあげた姿は三つ。対話と包摂で平和をつくる地域協力の流れが発展をみせている。核兵器禁止条約の発効が大きな希望となっている。ジェンダー平等など人権問題での前進がつくられ、奴隷制と植民地支配に対する歴史的清算の流れが発展している―。
2025年の党旗びらき。田村委員長は今年を、国民の苦難軽減という立党の精神に立って、あらゆる分野で切実な要求実現の運動に、国民とともにとりくむ年にしようと呼びかけました。社会進歩を妨げる動きを、国民とともに打ち破っていこうと。
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