大軍拡止める5議席 国政へ
来夏参院選の日本共産党比例代表予定候補(第1次)5人中、最も県の数が多い中国・四国と九州・沖縄を活動地域とする白川よう子さん。発表から約1カ月で福岡、愛媛を除く15県を回り、西日本で山積する課題や運動の現場に足を運びました。
辺野古工事に抗議
予定候補者として初の九州訪問は12日の佐賀県。佐賀空港(佐賀市)に隣接し陸上自衛隊オスプレイ配備の駐屯地工事が進む現場で、配備に反対する住民に話を聞きました。
19日は米海軍オスプレイや最新鋭のステルス戦闘機が配備された米軍岩国基地(山口県岩国市)で、爆音をとどろかせ次々と戦闘機が離陸する模様を調査。22、23両日は沖縄で少女暴行事件に抗議する県民大会や辺野古新基地建設の抗議活動に参加しました。
日本被団協のノーベル平和賞受賞で、核兵器のない世界への機運が高まっています。白川さんは13日に長崎、18日に広島と二つの被爆地を訪れ、原爆被害者と懇談。西日本の大軍拡を止め、核も基地もない日本へ転換する党の議席を増やす決意を表明しました。
ジェンダー平等へ
出身である民医連を13日に熊本、18日に広島で訪問し、医療・介護を守る要求で一致。24日は党議員団と島根原発(松江市)を調査し、県庁所在地の原発の危険性を共有しました。
18日、広島市での民商業者女性との懇談では、家族従業者給与を経費と認めないジェンダー差別の所得税法56条見直しを求める意見書について、香川県議時代の経験を報告。「ご一緒に運動を」と呼びかけました。
各地の集会で「政治を変えて選択的夫婦別姓の実現を」「必ず国会に送り出したい」などの願いや決意が寄せられました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます