バスカヴィル家の猫

          気が向いたとき日記

Nouvel An 2018 ⑧ ノルマンディーアメリカ軍墓地

2018年01月16日 | フランス
この時期
とても日が短いので
4時半位だと大分薄暗くなって来る

で 急ぎオマハビーチ沿いを
少し東へ移動

ノルマンディー最後の訪問先

Colleville-sur-Mer American Cemetery
ノルマンディー米軍英霊墓地
場所:https://goo.gl/maps/6X7i3JD4V4P2

ノルマンディー海岸線から
カン周辺には
連合国関連の軍用墓地が多い

その代表格とも言うべき墓地がここ



フランス最大の米軍犠牲者の墓地で
ノルマンディー上陸作戦の犠牲者他
9387人が眠っている

怖いくらい整然としてる墓地









こちらの壁には
遺体の判別が出来なかった
1557名の兵士の名前が彫ってある



ノルマンディー上陸作戦概要



Reflecting Pool

さすがに真冬だから
咲いてなかったけれど
本来なら水面に睡蓮が浮かんでる

綺麗な睡蓮を見たい人は
暖かい季節に来た方が
いいでしょう



奥に見えるブロンズ像は
(あんまり見えてないけどw)
Spirit of American Youth Rising from the Waves

このブロンズ像の後ろに
オリーブの木が植えてあるはずなんだけど・・・
台座しか無かった

半円形の建造物は自由への門

こちらは礼拝堂







礼拝堂らしからぬ天井画



あまりお天気も良くない
真冬の夕暮れ時にも関わらず
結構人が居てビックリ

日本人なんか居る訳もなく
やっぱり米国人率が高いかな

それでも10年位前に比べると
米国からの訪問者は
かなり減っているようで
ツアーなんかも縮小傾向だとか・・・

当時従軍していた
存命の方も90歳オーバーだから
仕方ないと言えば仕方ない

ちなみにこちらの米軍墓地は
「米国領」扱い

フランスの為に
多大な犠牲を払った米国に対する
フランスの謝意で
恒久的に使用が認められている

こちらで勤務されているスタッフは
米国の公務員で
米国で公務員ストライキがあると
ここもストライキでお休みになるそう(笑)

そして毎年6月6日は
当然 盛大なセレモニーが行われる

米国大統領も頻繁に訪れ
そのスピーチが残されているけど
今年はトランプさんも来るのかな

そうそう
「プライベートライアン」に出ていた
トム・ハンクスも毎年一度訪れてるらしい
彼の好感度の高さは
このあたりから来るのか

で この墓地から西へ20km位の所には
ドイツ軍のアルマン墓地もあったりする
フランス国内に
ドイツ軍墓地は計7個所(6だったかな)
ドイツの公益法人によって
大切に管理されている

ガイドのO氏が一度見に行ったら
見事にドイツ人しか
いなかったらしいけど・・・

それにしても
今回は文字が多い(笑)

もっと書くことがあるけど
長くなるから止めておくわ

⑨に続く


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