the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

『おはなしのくすり箱』

2010-05-08 05:18:06 | 子育て
いくら注意しても、怒っても、子どもが言うことをきかない
・・・よくありました。
怒るほうも疲れるというか、消耗しますよね・・・

我が家はこの本に出会って、すごく変わりました!

ドイツで絶賛された子育ての秘訣の本
『おはなしのくすり箱』
原題:Kindern helfen mit Märchen
コルネリア・ニッチュ著
平野卿子訳

シュタイナー教育の本を読むと、
子どもの発達段階と伴う理解力などが分かるのですが、
小さい頃は論理的に、筋道だてて言ったから分かる
というものではありません。

小さい頃はメルヘンの世界に住んでいて、
メルヘンを通してモラルなどを学んでいく、
だから童話やお話はとっても大切なんだそうです。

この本では、
・ぐずぐずする子どもにきかせるお話
・子どもが友達と助け合うのをいやがる時にきかせるお話
・子どもがうそをついた時にきかせるお話
・子どもが片付けをいやがる時にきかせるお話
などなど、子育てで困る場面ごとにお話が書かれています。

日常の暮らしを、
メルヘンを通して、
お話をきく子どもが
「自分だったらどうするか」
考えられるようになっています。

元々ドイツで書かれたものなので、
日本人の感覚とはちょっと違うかな~
ということも少しありましたが、
読むうちに、だんだんと、こうやって伝えたらいいのね~
というのが分かってきて、
その状況にあったお話を、自分でつくってきかせるようになりました。

子どもが言うことをきかない時って、
どうしてもイライラするし、
こちらまで感情的になって、子どもはさらにエスカレートして・・・
なんて事態になってしまいがち。

お話をきかせることで
お互いに気持ちを落ち着かせることができます。

子どもも、お話をきくうちに、
「あれ?この主人公って私だ」って気が付いてニヤニヤしてくるんです。
客観的に見ることって、大人でも難しいけれど、
それが物語を通して、子どもにもできるんですね~

我が家では、
娘を "ストロベリー姫" というキャラクターに置き換えてお話をつくってました。


子どもはお話をきくのが大好き!
だんだんと、こういう「しつけ」としてのお話だけでなく、
よくお話をつくってきかせるようになって、
電車とかの移動で退屈すると
「お話して~」と言ってきて、
時間をもてあまして困るということもなくなりました。

ずっとテレビのない生活だったこともあると思うけど、
この語りきかせや、読み聞かせのおかげで、
とても想像力豊かに、そして集中力がついたような気がしています。

おススメの本ですよ~(^^)


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