3D 動画撮影で最も注意すべきことは「カメラを振り回さない」「手ブレを抑える」そして
「パンはゆっくりと…」。手持ち撮影はNGになることが多いので、三脚または一脚が必須。
私は“サンワダイレクト iPhone・スマートフォン用三脚スタンド ハンディ雲台 デジカメ ビデオカメラ 対応
200-CAM020”を愛用しています。Amazon で 1,280円。
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前回…「手ブレ補正」は CyberLink PowerDirector 11 の「スタビライザー」を活用します。
Movie Studio Platinum 12 Suite の「手ブレ補正」に比べ画質劣化が少ないからです…と述べました。
その実例を示します。Movie Studio Platinum 12 Suite の「手ブレ補正」はトラブルが生じることが
多々あります。また、「サブ・クリップを作成」そして「メディア FX」の「手ブレ補正」を適用と
操作が複雑です。しかも、結果としては“画像がクロップされるために画質が劣化”するのです。
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その点 CyberLink PowerDirector 11 の「スタビライザー」は操作が簡単で、画質劣化が少ないのです。
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Movie Studio Platinum 12 Suite で「 5.1ch.サラウンドの Blu-ray 3D を作成するための 3D 動画編集は
CyberLink PowerDirector 11 の「出力/ 3D 」で“ H.264/AVC 1920 x 1080/24p(16 Mbps)
サイド バイ サイド(ハーフ)”を設定して出力したメディア・クリップ・ファイルを使えばトラブルが少なく
操作がラクチンです。しかも、画質の劣化は感じられません。画質は BS の 3D 放送に匹敵します。
JVC KENWOOD GS-TD1-B の「 MP4(MVC)クリップ」を“ H.264/AVC 1920 x 1080/24p(16 Mbps)
H.264 マルチビュー コーディング”に変換出力したメディア・クリップをタイムラインに載せると
パワーがないPCでは「応答なし…」という事態に陥ります。原因は不明です。
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Panasonic LUMIX 3D1-K の「サイド バイ サイド(ハーフ)クリップ」を「ビデオ エンハンスメント」で
鮮明化し、「スタビライザー」で「手ブレ補正」を適用…そして
“ H.264/AVC 1920 x 1080/24p(16 Mbps)/サイド バイ サイド(ハーフ)”を設定して変換出力した
メディア・クリップをタイムラインに載せると問題なく 3D 動画編集が行えました。
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***** ビデオ・クリップの音声とお気に入りの音楽を 5.1ch サラウンド化する *****
CyberLink PowerDirector 11 は「ステレオの音声を 5.1ch サラウンドに変換する」という
独自の機能を装備しています。この変換作業は実に簡単です。
Panasonic LUMIX 3D1-K または JVC KENWOOD GS-TD1-B で撮影した
3D 動画のステレオ音声も 5.1ch サラウンド化が行えます。
1. 3D 動画のクリップをインポートする。
2. タイムラインに載せる。必要に応じて「ビデオ エンハンスメント」と「スタビライザー」を適用。
3. 「出力」の設定を下図のようにする。保存先を決めて「名前を付ける」…そして「開始」。
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1. ステレオの音楽ファイル( .wav または .mp3)をインポートする。
2. タイムラインに載せる。
3. テキスト・トラックに曲名などを書いて載せます。作例の長さは「30秒間」。
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4. 「出力」の設定を下図のようにする。「 3D 」にしない…保存先を決めて「名前を付ける」…そして「開始」
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Movie Studio Platinum 12 Suite のタイムラインに載せます。
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***** 本日はここまで *****