オークの木の下で

成城7丁目の小さなお店「ティンラ成城」の日々を綴っております

成城という場所…。

2024年06月22日 20時54分00秒 | びんづめ

先週は毎日のようにカズに縁のある方や成城のお客さま、友…と懐かしい面々が訪れる嬉しい一週間だった。

いっぺんに会ってしまうのが惜しいな、と思ってしまうほどに。


私の初サルサはそんな方々がまとめ買いをして下さり、あっという間に売り切れた。

カズを知る皆に会えると嬉しくて…でもお別れするときが切なくて、お見送りをするとたまらなく悲しくなって泣いてしまう。私の帰るとこ、どこだったっけ?なんて思い、一人だけ取り残されたような気分になる。


カズはすごいなぁ、と思う。

こうして時間を作って来てくださる方々は皆、カズのことを大事に思っていてくれる。


特に成城のお客さまは何故わざわざ足を運んでくださるのかな?といつも考える。自分だったらなかなか出来ないだろうな、って思うから。


これからお店やさんをやってみたいというチャレンジャーがいたとしたら、成城に出店したら良いのに、と思う。お客さまのお人柄は素晴らしいし、周りに広めてくれるし、様々なチャンスが舞い込んで来るし、困った時は家族のように力になってくれる…こんな方々は日本中どこ探してもいないと思うから。


こんな状況になっても、笑っちゃう程に順調に大きな仕事が次々に舞い込んで来る。カズが健在だったら涙して喜んだだろうな、本当にビル建っただろうな、って思う。


それが今はただのプレッシャーになり、泣く泣く諦めるか…無理して今更身を粉にして働いて稼いで一体何になるの?と、考えれば考えるほどわからなくなって、変わり果てた生活にイライラして生きるのがホトホト嫌になる。


誰かに話せば、出来る範囲でやれることを…って言われるが、そんな事は百も承知。


そう簡単に割り切れないのは、人には心があり、カズと私がこれまで築いて来た道のりの上に今があって、これから先、どこまで上り詰められるのだろう、という所で赤の他人に命奪われただけでなく、全てを壊され、その張本人が何も償わず生き続け、納得の出来る補償なんてされないから。


心穏やかに過ぎる時間なんてあるわけない。


#ティンラ成城#鶴川#成城#大蔵町#タコライス#サルサソース#サルサ

コメント
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