オークの木の下で

成城7丁目の小さなお店「ティンラ成城」の日々を綴っております

成人の日‥。

2025年01月13日 11時30分00秒 | その他
カズの命日に際し、お心遣い頂きました皆さまありがとうございました。

また、我が家の長男、本日無事成人の仲間入り。

様々な困難があったここまでの間、成長過程で特に成城のお客さまには身内の様に心配して下さった方々がいてくださいましたのでここにご報告させていただきます。

今ではパパの代わりに大黒柱、私にとっては心の拠り所、頑張れる最後の源、そんな大切な存在です。

ありがとうございます。
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命日‥。

2025年01月10日 13時26分00秒 | その他



命日。

他人様にとっては当に過ぎ去ったことでしょうに朝イチで友からお花やLINEが届く。いつもずっと想いを寄せ続けてくれる心と行動力に本当に感謝するばかり‥この様な友の存在は本当に生涯かけて大事にしなければと改めて思う。

11時10分。その時間に現場に立つ。事故当時、木が植えてあった場所はただのガードレールになっている。最初からガードレールがもしあったなら?もしかしたらカズの命は助かったかもしれない。

毎日毎日そんな事ばかり考えている。

今年もこんな場所に車が飛んで来るはずもなく、何事もなく日常が繰り返される。殺人犯が懺悔の気持ちを持ってこの場所に現れたりするのかな〜?なんて去年も思い、周りを見渡してみる。‥非道な殺人犯一族にそのような人間の心があるわけないか。

いつも一緒だったカズと私、もう2年も離れ離れなんだな‥。そしてこんなに心身共に蝕まれる2年もない‥どころかこれが一生の生き地獄。実質私の人生も2年前に終わったのだった。

数日前、カズが殺された瞬間を映像で見た。皆さんだったら見ますか?見ませんか?

事故直後の私だったら見れなかったと思う。でもカズが生きていた最期の瞬間、私はカズの人生を良い時も悪い時も一番長く近くで見て共有してきた‥だから見なきゃいけないと思った、見なきゃ前に進めないと思った。

実は1年前にもこの映像を見るチャンスがあったのだが、直前で義母が泣き出してしまい、その時は見送りになったのだった。

カズが最期に見た景色は彼にとって特に所縁のある場所だった。

身勝手な使い方をすると大変な凶器になる車。こんなに簡単に人って死ぬんだな、と想像していた以上に冷静に‥繰り返し3回、長男と2人、そっと手を繋いで見た。

手を繋いだ瞬間、何故か数年前の長男の大手術を前に手術室の前でカズと手を繋ぎ長男を送り出した時のことを思い出した。

繋いだ手をカズが更に強くギュッと握る‥それは言葉に出さない「大丈夫だよ」の意味。

その力強さや温もりは生涯忘れない。

何かを乗り越える時、何でもない時もいつも繋いでいた温かい手。今日は違う手だった‥そしてこれからもずっと‥握る手さえないかもしれない。

殺人犯の母親は公の場でとんでもない虚言癖のあるどうしようもない人間で、この親にしてこの子あり‥という典型的な質の悪い輩だった。こんなクズ親に誠意を望んだところである訳ないと一瞬で悟った。この2年の無対応が全てでその理由、妙に納得した。こういう人間が世に送り出してはいけない人間を産み出すのだな、と思い、事の解決までこんな存在価値のないクズ人間と関わらなければならない不幸。他人の人生何だと思っているんだよ‥と益々許せない気持ちは膨れ上がるばかりで、今は話せない詳細は全てが終わった時にまた改めてお話したいと思う。

この件のせいで嵐の様な多忙な年末年始から今日に至るまでずっと心落ち着くはずもなく、眠れず、気分は優れず体調は悪い。それでもお正月ですら働かなければならないという現状。

そんな中、元旦に弟来訪。

私は常々そう思っているが、

「カズくんほどの男がいるわけがない」とポツリとこぼし、自分以外の人間のその言葉にまた深い喪失感に襲われる。

一生、明けましておめでとうとは言わない。お節を囲む元旦と一月が一番嫌いだから、忌まわしい元旦とカズのいないお正月がおめでたいはずがない。

映像を見た日、不毛な一日に泡を吹きそうなくらい疲れ果て、関係者に送って頂いて灯の付かない自宅に独り帰った時、久しぶりに遺影を眺めながら声をあげて泣いた。

呆れるばかりのこの世の中の腐った仕組みにただ憤るばかりで、だからと言って何もどうにもならない。長男は国家権力と一通り話をし、静かに一言、諦めるしかない‥話にならない、時間の無駄と言った。

その一言が全てを総括するような低レベルな国の組織の対応というヤツだ。まぁ、日々マスメディアの報道しない自由や偏向報道一つとっても気持ち悪く、権力の側にいる者勝ちというものだ。

こんな事の繰り返しでその度に事故当日に引き戻され、どうやって前向きに進めと言うのだろうか?

どうにもならないこの世の闇、全てが終わったら何もかも理不尽なこと、ありえない様々な組織の失態、言葉の数々、全て暴露してやろうと思う。

殺人犯とその親のただ呆れる言葉に心掻き乱され、今日も加害者は性懲りも無く被害者に加害し続ける。

色々な方々からアドバイスや慰めの言葉を頂くが、結局のところ何かを選び決め、立ち向かって闘うのは私一人で、誰に相談することもなく心が騒がない瞬間なんてない。

言葉をかけてくれる方が色々考え発してくれていることは重々承知していて感謝ではあるのだが、何か良いことあるわよ‥。なんて言われてもじゃあ、カズの死を凌駕するような乗り越えられるような良いことって何ですか?と、すんなり入って来ない事だってある。

守ってくれる人が居なくなり、常に武装しながらの毎日は癒されることのない疲労感と日々自分自身が壊れて行くのを身を持って感じる。元々良くない性格がよりキリキリイライラし、自分自身でもコントロール出来ず、何もする気にならない無力感に襲われる。

あの日から数え切れない嫌なものを見せられ聞かされ続け、色々な感覚がおかしくなっているようにも思う。いつになったら自分の悲鳴で起きることなく眠れる日が来るのだろう?一体どれ程の精神力を持ち合わせていたらこの高い壁は乗り越えられるのだろう?と考える。

死ねるものならとっとと死にたい。何故一緒に死ねなかったかな?いつも一緒だったのに。私から離れない彼だったのに。一緒だったら私が死ねて彼が助かったかもしれず、その方がよっぽど幸せだった。

殺人犯、命には命でしか償えない、死んで下さい。

#命日#鶴川#交通事故#2023

年1月10日#検事

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今年の初釜は‥。

2025年01月05日 09時53分00秒 | その他
2025年始動‥。
年越しそばは人生で初めて独りで食べた。
今年は色々あって三元日から働く。






今年の初釜はショコラカノンから。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
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サンタクロースがやってきた‥。

2024年12月28日 22時56分00秒 | その他
なんか疲れた〜。
ただ店を切り盛りするだけでプレッシャーで眠れない毎日なのに‥

カズは何でも出来るスーパーマンだったが、それでも私という馬車馬の様に働くパートナーがあったからこその部分も大きかったと思う。

一人で仕事、家庭そして現在は事故関連の事‥を両立するのはただ厳しく、優先順位を付けるとどうしても家の中の事が後回しになり、何もかもがストレスとなる。

やっと色々な事が整いつつあり、町田での新しい生活がスタートし、何ならカズは早く親の役目を果たし、一日も早く二人きりの生活を‥新婚生活のやり直しを心待ちにしていたのだった。それなのに楽しみにしていた近未来は何も実現せずにある日彼はこの世からいなくなった。

殺人犯のせいで自分の意に反して泣く泣く成城の店を畳むことになった。
成城の店は地元のお客さまだけでなく、あちこちの差し入れに使ってくださる企業のお得意さまもたくさん抱えていた。オフィシャルになっていることでは、去年の今頃はMステの差し入れに使ってもらったな、とMステ観ながら思い出したり‥。そんな方々に何も報告せずに退店して来たが、皆さんどうされているかな?
寂しいな、悲しいな‥と思うことが度々ある。

そんな中、忘れないでいて下さる方々もいらっしゃって、ある日の思いがけない嬉しい来店。こんな遠くまで‥感謝感激‥ビックリの言葉では言い表せないくらい。
こちらが何かお礼しなきゃいけないくらいなのに素敵なお花まで‥本当にありがとうございます。

12月、1月はカズ不在の時間が特に苦しく思う。

そんな中、クリスマス。
私にサンタクロースがやって来た。

25日の日付けが変わった頃、
「メリークリスマス」
開けて見て!
‥と長男クン。

写真の可愛いお椀。
我が家はおかずの種類が多くて小鉢が必要だからだって。

‥そして何とそのうちの一つは大学の友達のKが買ってくれたとのこと‥泊まりに来てくれた時のハンバーグ、また食べたいと言ってくれて‥男子って言うことが可愛いね、本当にありがとね。

とっても嬉しかった。
カズに似て優しい長男くん、カズの代わりを一生懸命しなきゃと考えていることが痛いほど伝わったし、大学生になって仲良しの友達がいてくれることも‥。

立ち直れないくらいのストレスも様々な形で思いを寄せて下さる皆さま、家族の支えがあって毎日何とか立っている、感謝‥。

年内営業はこの地で開ける意味はあるのかないのかわからないが、大晦日まで‥あと2日、乗り切れます様に!
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贈り物の数々…。

2024年12月20日 00時16分00秒 | その他

毎日の様に何かしらのお手紙やお品物が届き…何ならご来店くださったり。


そのほとんどが成城のお客さま。


こんなに大事に思ってもらえるカズってすごい、そして愛に溢れている成城の皆さんってもっとすごい!


言葉では言い尽くせぬ感謝の気持ちでいっぱい…いつもありがとうございます。


毎日息吸ってるだけでも辛いけれど、一日の間でも気分の沈み具合が激しいことがある。


例えばこんな時期になってもお節の注文の問い合わせが入ったりして、どこまでも気分が落ちる。


変わり果てた生活、本当に嫌だなぁと思う。


全ての悪夢の始まり、元旦。


私にとってはどこのお宅の食卓より一番のカズが用意する数々のお正月料理は愛情いっぱいで、とことん仕事を頑張った後に迎える温かな気持ちになる元旦は束の間の安らぎで本当に楽しみだった。


もうそんなお正月は二度と来ない。


元旦だけじゃない。

何よりも大切にしていた楽しかった食事の時間がただの苦痛な時間となり、夕飯を食べない事も多くなった。


大晦日まで仕事の為(っていうか、移転後初の今年、お店開ける意味あるのかな?)手作りのお節は用意出来ず、だからと言ってこの街、ご近所で手に入るお節なんて皆無…。成城だったら、一度食べてみたいな、と思うお店たくさんあったのに。


仕方ないのでネットで選んでみた。あんなにキラキラしている食べ物なのにちっとも美味しそうに見えない。そして、元旦まて二週間もあるのに、30日に届く予定のお節の発送完了しました、みたいなハガキが届く。


カズのお節を愛して下さっていた皆さんが仰っていた言葉の数々が大量生産のお節を実際に見る前に初めてわかったような気がした。


何も元に戻らない、人の人生ぶち壊しておいて何の責任も取らなけりゃ謝罪もせず、普通の生活送ってその辺歩いてる殺人犯ってたいした身分だな、何様なんだ?


何でこの世に生み出されてしまったんだろうな、存在しなきゃ良かったのに。生み出した人間にだって責任あるだろうに、何の罪悪感もないんだな、すごい神経してんだな。ほんと、政治は腐り切っているし、この世の中の仕組みって一体何?


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