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★「車両総重量1.1倍以下ルール」★「車両重量1.1倍以下ルール」★
★社外キャリパー、ローターは車検に通る?★ブレーキ改造の車検★ 結論編!!
平成29年9月6日に★「車両総重量1.1倍以下ルール」★「車両重量1.1倍以下ルール」★ という言葉を造った当社としての平成29年10月6日現在の最終結論をお話しします。
前置きとして、いままでそのまま車検通っていた・流用ブレーキで気づかれないで通っていた・検査官の認識違いや車検場が忙しすぎて見過ごされて通っていた、ローカルルールでなど間違った判断などは無しとします。
実際に事務規定通りに現実的に出来るのかなどの推測は無しです。
なにか今後、指定部品制度のような新制度の導入や大幅な審査事務規定規定の改正がないことを前提とします
ブレーキにかかわらない部分の説明は省略します。
平成29年10月6日現在の独立行政法人自動車技術総合機構審査事務規定の規定通りの内容にそった判断のみでお話しします(主観や自論は入れません)。
また、ドラムからディスクブレーキの改造公認やインナードラム改造公認などの届け出が絡むような内容は難しい説明になるので今回は省いて説明します。
いわゆる旧車は別になります。今回は旧車を省いた説明になります!
10月に入ってから、既得権の考え方など細かい取り扱いなど間違いないように、独立行政法人自動車技術総合機構と細かいところの最終確認を取ったうえで説明しています。
今日はこの規定が難しすぎるとの問い合わせが多かったので。
★前編(一般ユーザーさん向けに、箇条書きに今後の検査がどうなるかの結果のみを書きます)
★後編(パーツメーカーさん・ショップさん プロ向けに詳しく書きます)
2回にわけますね
◆◆◆前編◆◆◆◆
◆◆◆ブレーキに変更ない車◆◆◆
★オーディオやロールバーなどの改造により車両総重量が1.1倍を超えてしまった車両の構造変更検査や諸元が変わる中古新規検査や予備検査を受験する場合★
(いわゆる車両総重量1.1倍以下ルール適用)
なんの担保書類など持たずに検査に行く
→検査は通りませんNG。
技術基準の適合性が判断できる担保がある場合
→検査通ります。
◆◆◆社外ブレーキに変更の車◆◆◆
(いわゆる車両総重量1.1倍以下ルール適用外になります)
(以下の想定はすべて型式指定車で類別区分番号がある乗用自動車でブレーキを社外大径ピストンキャリパー・大径ローターに改造済みという前提です)
(平成29年9月30日以前に改造したとか、以降に改造したとかの区別はありません)
(担保とは適合性を判断できるものを指します・技術基準とは制動装置の技術基準を指します)ブレーキ以外の車両重量1.1倍以下の方の判定は省略します。総がつかない方ね!
★諸元が変わっていない車で継続車検に行く場合★
なんの担保など持たずに車検に行く
→ 車検通りませんNG
技術基準の適合性が後退しないと判断できる担保がある場合
→ 車検通ります
技術基準の適合性が判断できる担保がある場合
→ 車検通ります
上記は、諸元の変わらない予備検査・中古新規検査も同じです。
★車検証の車両総重量が過去の構造変更検査などですでにノーマルより重くなってる車で継続車検に行く場合★
なんの担保など持たずに車検に行く
→ 車検通りませんNG
技術基準の適合性が後退しないと判断できる担保がある場合
→ 車検通りませんNG
技術基準の適合性が判断できる担保がある場合
→ 車検通ります
上記は、2次改造でさらに諸元の変わらない予備検査・中古新規検査も同じです。
★構造変更検査や諸元が変わる中古新規検査や予備検査を受験する場合で車両総重量が諸元より軽いか同じ場合★
なんの担保など持たずに車検に行く
→ 検査通りませんNG
技術基準の適合性が後退しないと判断できる担保がある場合
→ 検査通ります
技術基準の適合性が判断できる担保がある場合
→ 車検通ります
★構造変更検査や諸元が変わる中古新規検査や予備検査を受験する場合で車両総重量が諸元より重い場合★(車両総重量が5Kg単位なので車両総重量が5Kgでも超えた場合)
なんの担保など持たずにに検査行く
→ 検査通りませんNG
技術基準の適合性が後退しないと判断できる担保がある場合
→ 検査通りませんNG
技術基準の適合性が判断できる担保がある場合
→ 検査通ります
◆◆◆既得権の考え方(ブレーキに変更ない車が前提)◆◆◆
★平成29年9月30日以前にオーディオやロールバーなどの改造により車両総重量が1.1倍を超えてしまっている状態で車検証諸元が出来上がっている車両の継続車検★
(いわゆる車両総重量1.1倍以下ルール適用外になります、これが既得権です)
なんの担保など持たずに検査に行く
→検査は通ります。
★平成29年9月30日以前にオーディオやロールバーなどの改造により車両総重量が1.1倍を超えてしまっている状態で車検証諸元が出来上がっていて、今回車両総重量が増加する2次改造があるので構造変更検査などを受ける場合★
(いわゆる車両総重量1.1倍以下ルール適用になります、これが既得権消滅します)
なんの担保など持たずにに検査行く
→ 検査通りませんNG
技術基準の適合性が判断できる担保がある場合
→ 検査通ります
とりあえず、早く検査がOKかNGかを知りたいという問い合わせが多いので特に多いパターンを箇条書きにしました。
この検査の判定に関する考え方は、明日以降の後編でお伝えします
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