兄の愛車に乗って群馬(天神峠、吹割の滝)・福島(鶴ヶ城)・茨城(五浦海岸、鵜ノ岬)へ
2泊3日の旅で、一人22,000円余りの旅費でも、盛りだくさんの楽しい旅行となりました。
【1日目】群馬県・谷川岳ロープウェイで天神峠山頂~吹割渓谷遊歩道散策へ
谷川岳ロープウェイは、約10分で谷川連峰を一望できるパノラマが広がります。
旅行はまだ始まったばかりです。怪我のないように雪道を慎重に歩きました。
吹割の滝(ふきわれのたき)は、高さ7メートル、幅30メートル。地元では「ふきわりのたき」とも呼ばれています。
ごうごうと岩肌を流れる様は、大迫力です。2000年のNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」のオープニングの映像で使われていました。
吹割渓谷遊歩道(約45分)を1周します。
吹割渓谷遊歩道に沿って歩きました。
浮島橋は、全長約120メートです。ここからの眺めもよいです。。
橋を渡ると詩のこみち、毎年「全国ふきわれ俳句大会」が開催されて、特選に選ばれるとこの場所に句碑が建立されます。
途中、何箇所かに熊よけの鳴り物が吊るしてありました。熊が出没するらしい。
【2日目】福島県・鶴ヶ城(会津城)へ
鶴が城は、戊辰戦争を戦った百虎隊の少年たちの姿を思い浮かびます。
只今、放映中のNHK大河ドラマの「八重の桜」の影響で、城の周りには、宣伝の「八重の桜」の旗がたくさん立っていました。
新島八重 の銅像がありました。放映の年(2013年)の今年に建てられました。
NHK大河ドラマの影響は、すごいですね。
平成23年に赤瓦へのふき替えが完了し幕末当時の姿を再現、現存する天主閣では国内唯一の赤瓦の天主閣となっています。
桜の木がたくさんありました。桜の花に包まれた頃に来てみたいと思いました。
麟閣(茶室)。落葉が綺麗でした。
豊臣秀吉の怒りに触れて切腹を命じられた後、茶道の弟子の筆頭格だった会津城主蒲生氏郷は、利休の子の少庵をかくまいました。その間氏郷は、秀吉に千家再興を願い出て、許しが得られたのちに少庵は京都に戻りやがて、現在の表千家、裏千家、武者小路の三千家に分かれました。
この少庵が、隣閣を建てたと云われています。
今日は、昨日の曇り空とは打って変わって、澄み切った秋空です。
海に向かって、快適なドライブが楽しめました。
五浦海岸(いづらかいがん)に建つ六角堂。岡倉天心 は、みずからの設計により邸宅と六角堂を建築しました。この六角堂で、思索にふけったそうです。
六角堂から眺めた海景色。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う津波の直撃を受け、土台のみを残して流されてしまいました。が、2012年4月に再建されました。
天心邸が復元されています。前庭は、ボストンから取り寄せた芝生が植えられたといわれています。
「鵜の岬」は、日本で唯一の海鵜の捕獲場所です。ここで捕獲された海鵜は、岐阜県の長良川など全国の鵜匠、鵜飼に送られます。
鵜ノ岬に建つ国民宿舎は、平成元年以来連続して日本一宿泊利用率の高い国民宿舎で、それを記念して見晴らし台に鐘が寄贈されていました。(鳴らしてみました!)
人気の高い宿でなかなか予約がとれないそうです。
食事も美味しく大浴場から海を一望できる。1度は、泊ってみたいものです。