平成27年4月 甲府武田神社から雁坂トンネルを通って秩父羊山公園芝桜へ
早朝5時40分に北千住待ち合わせして甲府武田神社へとむかいました。
8時30分には、武田神社に到着。渋滞もなく快適なドライブ日和です。
武田神社は、大正8年(1919)につつじが埼館跡(武田氏館跡)に創建され、甲斐の名将・武田信玄がまつられています。
信玄の父・信虎が、つつじが埼館をつくり、信虎・信玄・勝頼の3代が63年間にわたって住んでいました。
現在では、この館跡は国の史跡に指定されています。
木の上にアオサギがたくさんいました。
信玄の詠歌といわれいる「人は城、人は石垣、人は堀、情けは見方、仇は敵なり」との歌でわかるとおり、
信玄には城も石垣もいらず、小さな館で十分であったと云うことでしょう。
信玄の軍旗、「風林火山」
「速き事 風の如し、静かなる事 林の如し、侵略する事 火の如し、動かざる事 山の如し」
「恵林寺三門」
快川国師が織田勢に焼き討ちに合い「安禅不必須山水 滅却心頭火自涼」「安禅必ずしも山水をもちいず、心頭滅却すれば、火も自ずから涼し」と詠んだ三門。
武田家が織田信長の為に滅亡させられた折、快川(かいせん)禅師は武田家に殉じます。信長は、快川が住していた恵林寺を急襲して焼き討ちをかけます。快川以下一山の僧と三門に追い込み、三門の周りに薪を積んで四方から火を放ちます。火はたちまち燃え広がり、猛火の中一同悠然と死んでいきます。火に包まれながら、禅師が最後に弟子たちに教えた言葉がこの語です。
お庭がとても綺麗でした。
10時30分「広瀬ダム」に到着。
広瀬ダムは、冨士川水系笛吹川を源とする、
洪水防御、特定かんがい、上水道、発電などの役割を持つ多目的ダムです。
広瀬ダムの特徴は、石を積み上げただけのダム本体の姿です。
これはロックフィルダムという特殊なダムで、大地震などにも耐える強度を持つ
石だけでできたダムです。
湖畔は、景観もよく道路も整備されていて、標高が高いこともあり、とても気持ちのよいところです。
道の駅「みとみ」
雁坂トンネルの開通により、山梨県の北の玄関口にある道の駅。
西沢渓谷の入り口にあり、登山者の拠点となっています。
エリアマップで、ドライブコースを確認中!
「滝沢ダム」
滝沢ダムは、埼玉県秩父市荒川水系中津川に建設された多目的ダムです。
ダム内部を自由に見学できるようになっています。
「ループ橋」滝沢ダムから見たループ橋。
道の駅「あらかわ」
道の駅としては、小規模です。建物の横に秩父鉄道の線路があり、SLが、走るのが見えます。
私たちは、道の駅「あらかわ」の前にあった手打ちそば「あづまや園」で、お蕎麦を食べました。
美味しかったです。
羊山公園・芝桜
平日の月曜日で空いていると思っていましたが、とても混んでいました。
ぎっしりと芝桜が生えていると見事です。
今日は、夏日です。暑い!
少し高台にベンチがありました。木の陰から芝桜を見ました。
背景に武甲山が見えます。
武甲山は、石灰岩採掘で年々形が崩されています。
山肌を見ると痛々しい気がしてきます。
帰りは、日帰り温泉・秩父温泉 「満願の湯」・奥長瀞渓谷に映る天然温泉で
汗をながして体も軽くなりました。高いアルカリ水でお肌つるつるで~す。
帰りも渋滞なく予定通り帰路につき、いつものところで打上げです。
甲府から雁坂トンネルを抜けて秩父へのドライブコースは、またよいところでした。