フェラーリ 812 コンペティツィオーネ
限定999台 (2021-)
コンペティツィオーネとは競技を意味する。
ですからインテリアこそスーパーファストを基本にしているが
エンジン、外観はレースを高く意識する仕様に変更されている。
エンジンはバルブ、ピストンにF1技術を取り入れ30㎰高めている。
外観は競技仕様のオンパレード。
フロントグリルは大型化され左右のホイールハウスに冷却の為、
インテークが増設された。
ボンネットの目立つブレードには、排熱を逃がすダクトを設置。
リアカウルには左右3対のボルテックスジェネレーターを設置。
空力性能向上のためにウィンドウを廃止し、
代わりにエアロデバイスを設けたアルミ製のカウルを装着。
フェラーリによるとリアウィンドウを完全に封鎖したプロダクションカー
はこれが初めて。
リアスポイラーは、強い跳ね上がりが付き左右いっぱいに拡大された特徴。
35%高いダウンフォースを実現している。
ディフューザーの為、リアの隅に追いやられた、縦長の四角いマフラー。
リアタイヤ後方の3本のスリット。
総重量はスーパーファストより38kg軽減。
コンペティツィオーネはフェラーリ本来のサーキット走行を考えた
一番得意な車作りです。
永く続いたフェラーリフロント純NA12気筒の歴史が終了してしまうのか?
とても気になる所である。
4,696×1,971×1,276㎜
1,487㎏、FR
6,496㏄V12DOHC NA
830PS、7速DCT
340km/h、0-100:2.85sec
275/35-20,315/35-20