ティフォシモデルカー美術館

1/43フェラーリモデルカーに特化した個人コレクター美術館です
千台以上所蔵の一部、300台程を常設展示しています

フェラーリ 296 GTS

2023-11-24 | 4シータ,6気筒&特殊モデル(各種レース)

フェラーリ 296 GTS (2022-)

ルーフには軽量なリトラクタブルハードトップを採用。

電動格納機構によりわずか14秒で開閉を実現。45km/h以下の車速であれば、走行中でも操作が可能。

2分割構造となっており、エンジンカバーの後方には、新型のV6エンジンを見ることができるウィンドウも設けられた。

給油口充電口は、左右リアフェンダーの上面に位置が変更された。

オープントップ時の快適性も重視しており、コックピット内の乱流を抑えて乗員周辺の空気の巻き返しを防ぎ高速走行中も車内は快適に

保たれるという。

エンジンサウンドを乗員に伝えるエキゾーストレゾネーターシステム(ホットチューブ)の設計も刷新。

ルーフを閉じた状態でも、296GTBと同じように強烈で豊かな音色を楽しむことができるという。

パワーユニットは296GTBと共通で、車両重量は1540kg(乾燥重量)と296GTBより70kg重くなっている。


フェラーリ 296 GTB

2023-06-26 | 4シータ,6気筒&特殊モデル(各種レース)

フェラーリ 296GTB

 (2021-)

フェラーリがV6の新しいカテゴリーシリーズを出すという新型車の噂はだいぶ

以前からありました。

フェラーリのV6と云うとディノ(1967)をティフォシは連想してしまう。しかし

実際は全然違っていた。デザインモチーフは250LM  (1963-1965)

(フェラーリ初のミッドシップ12気筒)だという。なるほど全体のイメージ、

サイドインテーク、トンネルバックからリアのラインは250LM、

フェラーリには驚かされる。

コンセプトはサーキットのラップタイムよりファントゥドライブを重視する

というフェラーリとしては珍しいマニフェストで製作され登場した。

エンジンは2,992㏄ツインターボとリアに1モーターハイブリッドシステムを

組んだ。

システム総出力は830PS!(812コンペティツィオーネ6.5Lと同じ830㎰)

250㎞/hからでも加速し続けあっという間に320km/hに到達するというから

驚異的で素晴らしい。リアウィングを持たない代わりにアクティブモバイル

スポイラーが隠されていて一定の加速があるとウイングが出てダウンフォース

最高100㎏増を来たすという。ラフェラーリと同じ機能です。

バンク角120°まで拡げハイブリッド化による車重増の対策、運動性能の向上を

獲得した。V6のシリンダーは等間隔爆発となり、それゆえフェラーリは

ピッコロV12と呼んでいる。エンジンフィールは滑らかでハイブリッドがリア

に付いているので電動感の余り無いハイブリットに仕立てられているようで

す。120°バンクにする事で排気マニフォールドはトレンドにあるように容易に

上方を通リ高い位置のマフラーから排出され、排気音はフェラーリらしい

エンジン音が復活しているそうです。電動のみで25㎞走行可能。

フェラーリのハイブリッド車はラフェラーリ、SF90ストラダーレ、

そして296の3台目である。

V8の流れがSF90に移行し、296はV6スポーツの新しいシリーズになっていく。

チャレンジも488からノンハイブリット296への移行がアナウンスされてい

る。デザイン的には、まだまだフェラーリは296に追加改良が行われる

伸びしろがある。今後が楽しみである。

4,565×1,958×1,187㎜

W.B2,600㎜,1660㎏,MR

2,992㏄65°V6DOHC

ターボ,830PS,8速,330㎞/h

2.9sec/0-100


フェラーリ ポルトフィーノ M

2023-04-17 | 4シータ,6気筒&特殊モデル(各種レース)

フェラーリ ポルトフィーノM

(2020-)

ポルトフィーノMは前車を改良進化(モディファイ)したモデル。

バンパーのサイドインテークがサイズアップしています。

パワートレーンは従来と同じエンジンを使っていますが20ps上がり、

ギヤは7速から8速になりました。

マネッティーノのドライブセレクトにレースモードが加わりました。

カリフォルニアからマイナーチェンジを繰り返す事5代目になり、

成熟した感のあるポルトフィーノM。

日常乗れて新しいユーザーの開拓という目標は達成成功したと思います。

オープンルーフ専用デザインからスタートした、

他のフェラーリと違う異色のカテゴリーゆえ難しい所も多かったと思います。

今後ハイブリッド化やフルモデルチェンジを期待、楽しみにしてしまいます。

他のMの付いたフェラーリはF512M(1994),456MGT(1998),575Mマラネロ(2002)

などがリリースされて来た歴史があります。

4594×1938×1318㎜

90°Ⅴ8気筒3855㏄

ターボ620ps。4シータ

8速DCT、8.8㎞/L

フロントM,1545㎏

245/35ZR20,285/35ZR20

 


フェラーリ 612 スカリエッティ セッサンタ

2021-12-07 | 4シータ,6気筒&特殊モデル(各種レース)

フェラーリ612 スカリエッティ セッサンタ

(2007) 限定60台

セッサンタ、フェラーリ60周年記念モデル(1947-2007)で、60台の特別な612です。

記念イベントを1月28日に開始しました。

スタート地点となったアブダビのイタリア大使館前で行われたセレモニーでセッサンタが

発表されました。

クラシックフェラーリに見られるショルダーラインの上下で2色に塗り分けられたツートンの

ボディカラーの外装、特別カラーの内装。

ルーフには透明度が好みに調節可能な新世代のエレクトロクロミックガラスのルーフが特徴です。