米国時間で22日夜(日本時間で本日午前)に第二回目のTV討論会がテネシー州ナッシュビルにあるベルモント大学で開催されました。
直前にバイデン父子のスキャンダルが暴露されたこともあり、その話題を中心とした論戦が注目を集めていました。
今回のモデレータはNBCニュースのホワイトハウス特派員クリステン・ウェルカーです。
今回は相手が話をしている時にはマイクが強制的に切られるルール変更があったこともありますが、彼女のメリハリの効いた捌き方は大変見事でした。
さて、今回の討論会の総括ですが、前回の破茶滅茶な批難合戦からトーンを抑えた正常なディベートになったと言うのが一番の印象です。
前評判のように、トランプ大統領が攻めたのはバイデン父子のウクライナ・中国スキャンダルで、他方のバイデン前副大統領はトランプ政権の新型コロナ対応の拙さでした。
左派系メディではバイデン、保守系メディアではトランプ優勢とのコメントを発表していますが、筆者の個人的な評価としては五分五分の引き分けと言ったところです。
筆者個人の事前の予想としては、トランプ大統領がバイデン家のスキャンダルをもっと積極的に攻撃するかと思っていたのですが、前述のルール変更の影響からか攻めきれない印象を強く持ちました。
投票日11/3まで約二週間を切った直前、元ニューヨーク市長で現在トランプ大統領の個人弁護士を務めるジュリアーニ氏の発表により俄かに注目を集めているバイデン父子のスキャンダル問題ですが、この一週間保守系のブライトニュースやFOXニュースなどが追随して様々な情報が暴露されましたが…
CNNやABC、NBCなどの大手メディアが本格的に報道していないことやFacebookやツイッターなどのソーシャルメディアが関連記事や投稿をブロックしていることもあり、このスキャンダル報道がロシアによる今回に大統領選挙への政治干渉の一部の陰謀論として捉えられていることもあり全米での世論全般の盛り上がりに欠けることが大きいかと思います。
それ以上にジュリアーニ氏による該当のメールなどの解析が未だ途上にあるため、決定的な証拠が集めきれていないのが精彩に欠ける原因だと分析しています。(状況証拠は充分だとは思いますが…)
同氏のインタビューでの発言では投票日前までに次々と「新事実」を発表しいく予定とのことですので、新たな展開を期待したいと思います。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます