タイニーハウス東京

東京でタイニーハウス暮らしを実現する。超小型木製トレーラーハウスの自作にチャレンジ

屋根のポップアップ機構 その7 ぼちぼち進んでいます

2017-08-18 19:44:24 | キャンピングトレーラー自作
前回は軒側の蝶番を作ったところまで報告しました。
昨日と今日は漸く晴れ間も出てきたので先日用意した軒側の蝶番を取り付けることにします。




当て木をして軒側を浮かせて作業に取り掛かります。先ず取り付け位置を決めて…本体側に蝶番を取り付けます。この際、屋根側の垂木の位置を見極めて位置取りします。




本体側に付けたら、次に当て木を外し屋根の垂木の部分に蝶番の片方を取り付けます。





一番奥のロフトに掛かる箇所はロフト床と干渉するので固定用のハンドル付きボルトを付けないことにしました。



こんな具合に仕上がりました。




さて、この次は屋根の棟側の支持蝶番を作ります。何時ものように手書きのざっとした設計図を描いて準備をします。設計が決まれば材料の買い出しです。久し振りにホームセンターに買い出しに行きました。





天幕材を本体側に取り付ける抑え金具用のアルミフラットバーも序でに調達しておきます。
早速、屋根棟側の支持蝶番の作成に取り掛かります。結構蒸し暑いので、熱中症にならないよう補水と休憩を入れながら進めます。







最後に固定用のハンドル付きボルトと受け口用に鬼目ナットを埋め込みます。






漸く完成です。




重量を測ったら3.1kgありました。外した下屋根の重量が31kgでしたが、追加したモジュールは以下の通りです。

棟側支持蝶番 3.1kg
軒側蝶番 1.5kgx3個
天幕材 1.9kg
抑え金具 2.2kgx2式
合計 12.4kg

従って、約18kgの減量になります。総重量的には、これで小型冷蔵庫(約16kgの予定)を搭載することが可能となります。但し、問題は前後のバランスでヒッチロードを70kg前後(最大90kg)にする必要あり、これは後日フロントに取り付けてある電装ボックスを取り外しソーラーパネルを屋根に積み換えることで解決の予定です。

さて、場合わせのため、棟側支持蝶番を実際に取り付けてみました。未だ、オイルスプリングを取り付けていないので、屋根を跳ね上げる際の力は相当必要で、早く取付け位置を決める必要があります。今日は取り敢えず当て木をして取り付け作業を進めます。






設計上は一辺144センチの正三角形の屋根として準備してきましたが、この場合結構な高さとなり、屋根を跳ね上げる際に風が強いと大変危険です。何度か危ない一歩手前のヒヤリとした経験があるので、危険回避のため棟側に煽り防止用のロープを3箇所準備しています。
また、屋根を跳ね上げる際に、正三角形だと支える手元が結構な高さとなり踏ん張りが効きません。

今回たまたま当て木の長さが約半分の70センチで取り付け作業をしましたが、屋根勾配が約30度で頭が屋根に付かず程よい高さであることが判明しました。ロフトも十分使える高さも確保出来るので、安全を考えスペック変更することにしました。

棟側支持蝶番の改修は明日実施する予定です。

一応機能的な問題はなさそうです。完成予想図ではありますが、外観をご覧ください。






天幕材も現状では長過ぎるので改修必要ですが何とか頑張って完成させたいと思います。明日の晴れ間を狙って作業を進めたいと思います。




関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

屋根のポップアップ機構 その6 いよいよ取り付け

2017-08-15 17:29:05 | キャンピングトレーラー自作
仕事もありますが、梅雨明け後から雨がちな天気が続き中々屋根の取り付け作業が開始できません。先週半ばから晴れ間を見つけては、少しづつ作業を進めています。

最初に屋根を取り外す作業に取り掛かります。先ず、上下二枚の屋根を連結している金具を取り外します。更に、下屋根の蝶番を外しておきます。この日は時間がないので、取り敢えず屋根を降ろすための準備作業です。








上屋根の下面を覗いてみると、雨のしみで汚れていて結構雨漏りしているのが分かりました。屋根のコーキングが痛んでいるようです。屋根の改造の前に、修理が必要であることが分かりました。




予想外の一手間がかかってしまいますが仕方がありません。

翌々日に時間を確保できたので、家内に手伝ってもらい屋根を下ろしてみました。但し、この日は夕方から雨の予報であったため、取り急ぎコーキングの補修と再度取り付ける際の蝶番の付け替えのみを実施しました。




屋根を一旦下ろしてみると雨の漏れ具合と雨漏りの箇所がはっきりします。両端を中心にコーキングが甘いようです。




コーキングの補修の前に、蝶番の付け替えです。従来は上屋根側面の外側に固定していましたが、下屋根を外すことで屋根の位置が4センチほど下がるため、車体側の取り付け位置が変わるため蝶番を内側に付け替える必要が出て来たのです。






予想以上に時間がかかってしまい、しかも途中で小雨がパラつきだしたため、作業中の写真を撮る暇がありませんでした。既に日没も過ぎてしまい、暗くて見えにくくなっていますが、無事コーキング補修作業は終了です。





この日は、下屋根はそのままに残し、再度上屋根をあげてタイダウンベルトで仮押さえをして作業を終了しました。

先週末に改めて屋根のコーキング補修後の状態を確認しました。角の隙間が気になったので、四隅にもコーキングを打っておきました。




念のため屋根の内張を剥がして、内側にもコーキング補修をしようと確認してみましたが、内側は状態が良く、ほんの一部コーキングを足したのみで済みました。




また、前日夜の雨でも新たに雨漏りの跡は無かったので、コーキング補修の効果はあったようです。確認ができたので、汚れ隠しもあり屋根の下張にカーペットを貼りました。






地ヘラとローラーを使って両面テープで貼り付けて行きます。この日は夕方から池袋で仕事があったので、時間が余りありませんでした。先日用意しておいた抑え金具とビスを使い天幕材を取り付けます。






上屋根の重量は36kgあり、家内に手伝って貰っても、屋根を載せるのは簡単ではありません。作業中にせっかく貼った天幕材が傷付かないようテープで仮止めして、屋根を載せてみます。今回初めて下屋根を取り外しました。





屋根の取り付け位置が下がったのが分かりますか?





下の写真が作業前のものです。屋根の下に本体側の白い縁取りが見えていますが、今回の改修で、この分が見えなくなりました。約4センチほど屋根の位置が下がりました。



尚、元々の設計では、二枚屋根で上屋根の取り付け位置も高かったので問題はありませんでしたが、このことで別の問題が発生しました。屋根の外枠と本体側の白い縁取りの間のゆとりが余り無かったため、通常の蝶番では開ける際に干渉してしまい屋根を跳ね上げることが難しくなりました。

と言うことで、一旦屋根全体を上方に押し上げてから跳ねあげられるような蝶番の構造を考えることにしました。三枚目が最終案です。





雨も降り続いているので早速製造に取り掛かります。








屋根と本体を3箇所で固定します。重い屋根を支えるので強度も必要なため一個で1.5kgあります。




テーブル面を本体の壁の上部と考えてみて下さい。関節が三つあり、少し持ち上がった状態で、一番上の蝶番のついた少し長い木部が屋根を支え跳ね上げる形となります。この木部が長いのは455mm間隔で入れてある屋根の垂木2箇所で固定するためです。

今日の東京は昼過ぎから大雨が降っており作業は出来ませんが、明日以降時間を見つけて屋根の改造作業を完了させたいと思います。今週はずっと雨模様なので難しいかも知れません。乞うご期待!


関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

学校橋河原で車中泊キャンプ

2017-08-07 15:46:23 | 旅行、キャンプ、スポーツ他
車体の再塗装の翌日、先週木曜から一泊2日の車中泊キャンプに行って来ました。今回は長男が付き合ってくれました。場所は埼玉県嵐山町の学校橋河原です。当日朝まで増水していたため、現場は少し水が残っていましたが、何とか車中泊することが出来ました。

先ずは、移動時に取り付けているタイダウンベルトを外して、ステップとグレイタンクを取り付け、車体を拡張、そして換気扇のカバーを開けて…今回はタープも付けられるように改造してあり…準備完了です。






キャンピングトレーラーのセットアップが完了したら、当日は寄居町まで足を延ばしてかわせみ河原の側にある川の博物館に行って来ました。










過去2回ほどかわせみ河原にオートキャンプに来たことがあるので、川博の存在は知っていましたが、中に入って見るのは今回が初めてでした。予想外に展示も充実しており、何より係員の方がとても親切に案内して頂きとても感激しました。

当初の天気予報では木曜から金曜にかけてお天気の筈でしたが、夕方から小雨がちの予報に変わったため、先にお風呂に行くことになりました。近くにある人気の平成楼です。




一風呂浴びて、いよいよ夕食ですが、雨を警戒して今回は焚き火を諦め、白ガスとガスでの調理をしました。当初考えていたBBQは中止して、料理は簡単なものにしました。刺身、サラダ、カレー…等々です。






食事を簡単に済ませて、焼酎を一杯…。

木曜の夜は比較的涼しく気持ちよく眠ることが出来ました。また、備え付けのマットレスも程よい固さと厚さで熟睡出来ました。



上の写真は、息子が川で捕まえた小魚です。一応釣り道具は持って行ったのですが、残念ながら大きな魚は取れませんでした。次回は海つりを兼ねて車中泊にトライしたいと思います。


関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s



車体の再塗装 作業

2017-08-07 14:14:07 | キャンピングトレーラー自作
前回のアップから1ヶ月ほど経ってしまいました。直後から仕事が超多忙となったことと超酷暑のため作業ができずアップも滞っておりましたが、漸くの報告になります。

先週の少し涼しくなった際に思い切って作業を断行しました。

最初に取り外せる部品を外します。そして、不要な部分にペンキが付かないように、マスキングテープデ養生をして行きます。










塗装範囲は結構広いのでローラーで作業しますが、細かなところは最初に刷毛を使って仕上げて行きます。










そぼ降る雨の晴れ間の中断しながらの作業でしたが、取り敢えず完了しました。






先頭部分は敢えて塗り直していません。屋根の改修によりソーラーパネルを電装ボックスの上から屋根に載せ替える計画で、その際に電装ボックスを薄いものに置き換える予定で、再塗装はその時に実施を考えています。

次は、いよいよ屋根の改造作業に取り組みます。台風5号の影響で暫く晴れ間が確保できないので、少し先になるかも知れません。


関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s